スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2010年12月21日

「もしドラ」、経営を知らない弁護士は必読です!

先週の日曜日は、クライアントと一緒に相手方と交渉するために、岡山まで出張してきました。




もう少しスケジュールに余裕があれば、少し早い里帰りができたのですが、瀬戸内海を渡るには、ちょっと時間が足りませんでした・・・。




残念ながら、帰省はまたの機会になりそうです。




そんな新幹線の往復のお供に選んだのが、今年を代表する一冊、「もしドラ」(「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」)です。



出たばっかりの時に買ってあったのですがなかなか読む機会がなく、積ん読状態だったのを引っ張りだしてきました。





内容は、皆さんもすでに読まれていてよくご存じかもしれませんが、高校野球部のマネージャーが野球部という組織を見事にマネジメントしていき、甲子園出場に導くことができるのか!?という話です。


非常に面白かったですね。





ドラッカーのマネジメントは当然、既に読んでいるのですが、思わず博多駅に着いた足で、新訳版の4分冊を改めて買ってしまいました(笑)。




お正月は時間があれば、改めてじっくりと読み返したいと思います。





ちょくちょくマネジメントから引用してくれているのですが、「専門家」の記載部分は、ぜひ弁護士に読んでもらいたいですね。


増員問題で、わーわー言っている弁護士がたくさんおられるようですがドラッカーの話をよく聞けば、自分達がどうしていけばいいのか、はっきり分かるはずです。




だから私は、増員問題については全く反対するところがありません。


反対するしないというよりかは、あまり関心がないといった方が正しいかも知れません。


なぜなら、元々の人数が多かろうが少なかろうが、我々は常に顧客から選ばれるべき立場だからであり、それは他の職種・業界と全く変わらないからです。客を選べる商売なんて、そうそうある訳じゃないですよね。そして、選択肢が増えること自体は、正しい方向だろうと思います。ですから今の現状は、あるべき姿になっただけ。という感覚が強いのです。




もちろん競争により取捨選択されていく過程で、ひどい弁護士にあたってしまった方の損失をどう社会的に受け止めていくのかという重大な問題には関心がありますが。





そんな中で、自分が選ばれるためにはどういう考え方が必要なのか、ドラッカーは明確に回答を示してくれています。




弁護士としてこれからどうやってい食べていこうか、と思い悩んでいる方はまずは「もしドラ」から入って、徐々にドラッカーの教えを実践していくというのがいいかも知れませんね。  

Posted by たばやん at 19:16Comments(3)本の紹介

2010年11月22日

君がオヤジになる前に




ホリエモンの新しい本です。

20代前半から30代中盤までの架空の人物に対して、ホリエモンがアドバイスを送るなら・・・、という体裁をとっています。


最後は、自分自身へのアドバイスになっており、大変興味深く読みました。


ステージを上がっていくスピードが合わずに、友人や知人を切っていったホリエモン。
今は、そのことは間違っていないと思いながらも、そうではない方法をとっている人物と会うことで、何らかの葛藤が生じているようです。



私自身は、ホリエモンのような超スピードでステージが変わっていった経験がないので、全く同じ感覚ではないのですが、確かにホリエモンの今までのやり方について、同意できるところが少なくありません。


私も、実は、中・高時代の友人とは今、あまり付き合いがなくなっています。


それは、物理的に九州と高松とに離れてしまったこともありますが、当時、それぞれの考え方やスピード感が合わなくなってきたからかな。と今になっては、そう思うこともあります。


まあ、ひょんなきっかけがあれば、彼らとはまた、当時のような関係に戻れるのでしょうが。


一方で、たしかにずっと同じメンバーで活動しているグループは、会社でもたまにおられます。


高校の仲間で起業して、今に至るという会社がありますよね。
仲間割れしてしまう会社の方が多そうですが(笑)。



そして、そのグループはやっぱり全員が優れている訳ではなくて、傍目からは、誰か一人のスーパーマン(たいてい社長さん)がみんなの分も稼いでいるように見えたりします。


ホリエモンには、そのリーダーの心境が理解できないようです。


ただ、傍目からはたいした仕事をしていないように見えるメンバーでも、その中心人物、リーダーからすれば、かけがえのない能力を持っているのでしょう。


それが、たぶん「チーム」として存在する意味でしょうから。


そして、一人のスーパーマンが独力で事業をするよりかは、スーパーマンに率いられた最強チームによる事業の方が、発展する規模もスピードも速いことは間違いありません。


ホリエモンが、そんな仲間を見つけて、チームとしての能力を発揮する意味を見つけたとしたら・・・、非常に楽しそうなことが起こるように気がします。

個人的には、非常に期待したいですね。

  

Posted by たばやん at 18:30Comments(0)本の紹介

2010年10月27日

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法




久々に本の紹介です。

先週、長期出張がありまして、時間がとれましたので、ようやく読むことができました。
まだまだ積みっぱなしの本がそれこそ、山積みなんですが、どうしたもんでしょうか・・・(笑)


内容は、カツマーと青山リカの論戦を「マクラ」にもってきて、筆者なりの現代の生き抜き方を示すというような言い方がいいんでしょうね。


筆者の本は、マネーロンダリングの頃から好きで読んでいますが、今まで一番、応援感が出ているような気がします。



お金の話じゃないからでしょうか、それとも、筆者において、それだけ多くの人が迷ったり、戸惑ったりしている印象があるのかも知れません。


色々、興味深いエピソードがあったり、詳しく調べられているものもあったりと、参考になるところが多かったですので、ちょっと寝かして、もう一度、読み直したいと思っています。


その時間があるのかが、大問題なんですが。  

Posted by たばやん at 16:05Comments(0)本の紹介

2010年01月15日

パラドックス13




久しぶりに本の紹介です。

この年末年始は、本を読んでやるぞ!と意気込んでいたのですが、とある事情からそれもままならず、休み用に買い込んだ本がそのままになっています。

いわゆる「積ん読」ってやつですね。


こりゃいかんということで、まず手始めに、物理的に大きいハードカバーのこの本を読んでやりました。


最近、東野圭吾にハマッてまして、内容もよく見ないまま買いましたが、面白かったです。

理屈的にそんなことがあるのかどうかは分かりませんが、地球に何らかの影響がでる「13秒」の間に何かがあった人達に起こった出来事が綴られています。

最後にひっくり返すパターンではないので、結末は予想できるのですが、この本の主題はもう少し別のところにあります。


結構、深い話でした。


映画にできそうな本ですね。

よかったら読んでみて下さい。  

Posted by たばやん at 07:16Comments(0)本の紹介

2009年10月16日

さまよう刃




映画化になったそうなので、たまたま妻が持っていた文庫を借りて、読んでみました。
内容をほとんど知らないまま読み始めたのですが、少年法に関わるものでした。

読後の感想は、「心中複雑」ですね。

仕事柄、よく考える、考えさせられる問題がメインになっていますので、いつもの東野ワールドに入り込むことがあまりできませんでした。


作品を作品として、楽しめなかったのは初めてかも知れません。


結末の是非も含めて、この作品に対して、弁護士としては、どういう回答を持っておくべきなのか、未だにちょっと分からない感じですね。

難しいです。


とりあえず、映画もみてみようかと思っています。

それで回答が持てるかどうかは、自信が全くありませんが。  

Posted by たばやん at 13:05Comments(0)本の紹介

2009年09月24日

大人からの進化術



連休は、いかがお過ごしだったでしょうか。

私は、半分休み半分仕事。みたいな感じでした。

高速の渋滞は、やっぱりひどかったですね。
渋滞や行列が大嫌いな私には、理解できないTV中継の画面でした(笑)。



さて、そんな休み明けにぴったりな(?)本のご紹介です。


今回は、すごく身近なQBS関係者の声を集めた本です。

QBSを目指そうとしている方、ビジネススクールに興味のある方は、ぜひ一度読んでみて下さい。


以前、このブログでも私がラジオ出演した時のことを書きましたが、基本的にその時のラジオ番組の1コーナーである「BBIQモーニングビジネススクール」の内容をまとめた本となっています。

ですので、私は出ていません。
残念!

第2巻が出る頃までには、ちゃんとBBIQの方にも呼んでもらえるようになっておきたいですね(笑)。


  

Posted by たばやん at 17:44Comments(0)本の紹介

2009年08月18日

貧乏はお金持ち



久しぶりに本の紹介です。


だいぶ前に買っていたのですが、お盆休みにようやく読めました。

筆者の最初の頃の本、「マネーロンダリング」は、すごく良くできた小説で、こういうのを書いていくのかなと思っていましたが、最近は、こういうノウハウ的な解説本が多いので、ちょっと残念です。


とはいえ、中身は、知らない人が読めば、目から鱗の話ではあります。

B/S、P/L、C/Sについても、きちんと理解している人ですので、読んでいても整合性が取れており、文脈が分からなくなるということがありません。

実は、会計関係の話を書いている人でも、本当に腑に落ちる理解をしていない人、知識として頭の中で留まっている人が書く文章は、途中で文脈や、意味が分からなくなることがままあります。


したがって、過去、会計の本を読んだけど、さっぱり分からんかった・・・。という人は、読んだ本がまずかった可能性が高いので、再チャレンジしてください(笑)。


前に紹介した会計天国や、この本を読めば、なんとなくでも本質的なところが分かるようになるはずです。

その後、分からなかった教科書みたいな本を読み返せば、すんなり読み解くことができるかも知れませんよ。


ぜひお試し下さい。


さて、内容としては、映画館のくだりが面白かったですね。

企業に勤めるということを分かりやすく喩えてあって、最近では一番の比喩ではないでしょうか。



サラリーマンではあるけれど、なんとなくこのままでは心配な方。



この本を読んで、書いてあることを実践してみるのも一つの選択肢だと思います。

ただ、この本は当然の前提ですが、あえて触れていないことが1つあります。

それは、サラリーマンだろうと、芸能人であろうと、弁護士であろうと、うどん屋さんであろうと、自分自身に商品価値がなければ、誰も買ってくれないということです。


自分自身にどのような商品価値があるのか。それを確認しないまま、サラリーマン法人になると、大変なことになるかも知れませんね。


一番いいのは、会社の経営者がこの仕組みのメリットを理解して、従業員にこの方法で働いても構わないという選択肢を与えてあげることでしょう。


しかし、本でも指摘があるとおり、ほとんどの人がこの方法を取らないのでしょう。

それをメンタリティというのかな・・・。

起業家精神とつながる所だと思いますが、日本人には、「独立(インディペンデンス)」という精神は、あまり好まれない精神構造なんでしょうか。


好きとか嫌いとか言っている場合じゃない時代が、すでに来ているんですけどね。
  

Posted by たばやん at 18:50Comments(0)本の紹介

2009年06月23日

会計天国

先週末は、金曜の夜から東京方面へ出張していまして、その飛行機の中で読んだ本をご紹介します。

「会計天国」という本です。





会計に関する本は、とかく数字が羅列されがちで、具体的なイメージが湧きにくいものですが、この本は、会計のキモをしっかりとつかんでいる方が書いていると思われます。ですので、内容がすごく分かりやすいです。

物語風ですので、ガネーシャの本(夢を叶えるゾウ)が好きな人には、すぐに入り込めるでしょう。

内容は、とってもためになります。

起業を考えている人や、起業したばかりの人、経営層にいる人は必読の本ですね。
実は、サラリーマンにこそ、読んでもらいたい章もあります。

企業に関係している人は、すべて対象になる本でしょうね。


私も、すでにクライアントの2,3名にお勧めして、実際に読んでもらっています。

私が口頭で説明しようとすると、おそらく10数時間かかる内容が、1~2時間で概略をつかめてもらっているはずですから、かなりの時間の節約になっているはずです。

この本を読んですぐに、たまたま会計の考え方を必要とするクライアントが続いたこともなんだか不思議な気もしますが。

場合によっては、数冊買いだめして、打ち合わせ等で必要なときには配ろうかという勢いです(笑)。


それくらい、会計のキモを、解きほぐしてくれている名著だと思います。


B/S、P/Lの意味が実はよく分かっていない、なんとなく必要性が分からないという方、お勧めですよ!
  

Posted by たばやん at 20:11Comments(2)本の紹介

2009年05月27日

手ごわい頭脳




久し振りに本の紹介です。

著者は、アメリカの弁護士で、現在、同志社大学のロースクールの教授をされている方だそうです。

裁判員制度に関してのコメントが新聞でよく載っていますね。
陪審員との相違等の観点でのコメントをよくみます。


内容については、非常に分かりやすい文章で、皆さんが思っている「弁護士」業務のイメージを、氷解させてくれるのではないでしょうか。

著者の捉えている弁護士の仕事のイメージは、私もとても共感できました。

もっとも、古典的な日本の弁護士のイメージから脱却できない人は、かなり違和感があるかもしれません。


法律とは、何だろうか?と思っている方も、一度読んでみると、深いヒントが多数含まれているかも知れません。


すぐ読めて、内容的にも面白い本でした。
機会があれば、読んでみて下さい。  

Posted by たばやん at 12:05Comments(5)本の紹介

2008年04月09日

笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで




最近、新書ブームなのか、新書がどんどん出ていますね。

一つのテーマをさらっと読めるところが受けているのでしょうか。
本自体の売上は下がっているようですから、読者の傾向が変わりつつあるのかも知れません。


さて、今日は、その新書で最近買った本です。

コント赤信号の結成秘話や、ラサール石井さんが、「ラサール石井」となった経緯など、本人でなければ分からない話は単純に面白いです。


しかし、一番興味深いのは、他の芸人の分析ですね。
プロが同業者をどう評価するのか、その時の視点はどういうものなのか、というのはジャンルを問わず、参考になります。

今回も、へえ~と思いながら、読み終えることができました。

他人を評価するというのは、評価するこちら側になんらかの基準がないとできません。
したがって、評価した結果、その人の持つ、その基準が正しいのか、適切であるかも同時に評価されてしまいます。

つまり評論というのは、相手を評価しながら自分の評価もしてもらうということになりますね。

某ヨーロッパの料理評価本に絡んで、だいぶ自分の評価も下げてしまった有名評論家がいますが、まさにその典型といえるでしょう。

そういう意味で、相手をよく知るには、自分の評価を聞いてみるというのは効果的な手法だといえます。

社員に、社長としての自分の評価を聞いてみる。
部下に、上司としての自分の評価を聞いてみる。
同僚に、同僚としての自分の評価を聞いてみる。


ちょっと、ドキドキしますね(笑)。

いつか、勇気を持って、お試し下さい。  

Posted by たばやん at 13:48Comments(0)本の紹介

2008年04月08日

裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録




以前から、裁判傍聴に関する本が人気になってますが、この本もそういう分野に入れられるのかも知れません。

もっとも、読後の感想としては、今までの本とはちょっと違うかなという感じがしました。

単に裁判所で見た、聞いたことを書くだけでなく、筆者の視点が形成されていく過程までもが書かれているような気がして、私としては大変興味深く読めたのです。


特に、冤罪が生まれる土壌となるような危険性、危うさを感覚的に理解されたようなところは、まさに見続けることによって、理解出来るという点で、非常に参考になりました。


裁判員制度になったときに、筆者のように冤罪が生まれる土壌があるという感覚的な理解を市民の皆さんにはぜひしておいてもらいたいところですが、毎日のように裁判を傍聴しておいてくれとは言えませんもんね。

そういう意味では、皆さんに読んでおいてもらいたい、追体験をしておいてもらいたい本です。  

Posted by たばやん at 00:16Comments(0)本の紹介

2008年04月04日

非属の才能




行列に並ぶのが大嫌いな私に、ぴったりの本でした。

「人と同じ」に安心するか、嫌悪するか、これは性格というレベルなのか、本能というレベルなのかよく分かりませんが、間違いなく、どちらか二つに分かれますよね。

最近の子供達は、人と同じに安心する方が多いようです。
もっとも、それはあまりいいことではなく、「人と同じ」を強制することにもつながりかねません。

「人と同じ」だと、考えなくていいから楽は、楽なんですよね。

「みんな」持ってるから、買って~と、私もよく、おもちゃを買ってもらおうとするときだけ、「人と同じ」派になることがありました(笑)。
たいてい、親から「みんな」って誰?、名前いうてみい。と言われると黙り込むのですが。



しかし、基本的には私は、小さい頃から「人と同じ」は、ありえない派でした。

その辺は、今も、あまり変わっていません(笑)。
血液型のせいかも知れません。B型です。関係ないような気もしますけど。


とにかく、この本、読んで、間違ってなかったと安心しました。(ここは、「人と同じ」で安心してたりします(笑))。

日頃、自分の考え方はおかしいのか?と思っている方、お勧めの本です。  

Posted by たばやん at 09:45Comments(3)本の紹介

2008年03月26日

さおだけシリーズ第3弾




久しぶりに本の紹介を。

大分前に読んでいたのですが、紹介がおくれました。

いわずとしれた「さおだけ」ブームの第2弾ですね。
(訂正です。第3弾でしたね。すいません)

あいかわらずネーミングが上手いです。
色々研究しているのが、よく分かります。本当は研究しているのが、よく分かる、伝わると効果半減のような気もするのですが・・・。


内容は、平易な文章で、やはり読みやすい。
端的にいうと、会計とビジネスは、一緒くたにしたらいけないよ。ということだろうと思います。
それはそのとおりなので、その辺の意識がなかった方は、ぜひ読んでもらえるといいですね。

ただ、私からすると、まだ足りない。
法律とビジネスと会計は、三位一体で、三者三様です。

ここを経営者はよく掴んでおいてもらいたいのです。
ビジネスを上手くやろうと思ったら、法律と会計の体系的・学問的な理解よりも、それらの本質的意味を捉えておくことが極めて重要です。
知識は、専門家に聞けばいいのです。

意味は、自分で腑に落としていかないと使いこなせません。

法律と、会計のもつ意味を理解しましょう。
そのヒントが、この本には、詰まっています。  

Posted by たばやん at 18:59Comments(0)本の紹介

2008年02月27日

検察を支配する悪魔




この間、最高裁での判決が確定した田中森一弁護士と、田原総一朗氏の対談形式の本です。


読み終えて、最後の田中弁護士の項が、印象に残りました。

真実を見通す能力、社会の実態を体感していない検察官が増えていることに、私も同じく危機感を抱きます。

今、無罪を争っている事件がありますので、ひとごととは思えません。

その事件も、検察官に、事実を見通す力(これは、特別に難しい能力ではありません。社会の中で注意深く、生活していれば備わる能力です。)があれば、そもそも起訴されなかったのではなかったのかなと思っています。

一旦、起訴されてしまえば、有罪率90%以上。
見立て間違われた方にとっては、相当過酷な戦いですが、被告人が頑張る以上、私も弁護人として最大限の努力をするつもりです。


机にしがみついて、勉強しかしたことのない、あるいは、生活に苦労したことのない頭でっかちの「悪魔」がこれ以上、増えないことを祈るばかりです。

  

Posted by たばやん at 10:19Comments(1)本の紹介

2008年01月31日

夢をかなえるゾウ




昨日、新聞広告にTVドラマ化とうたってましたので、思い出したように紹介しておきます(笑)。

この本は、いわゆる自己啓発とか、意識改革の類に入る本だと思いますが、とにかくおもしろいです。私的には、絶賛します。

めったに、他の人に、この本読めとは言わないのですが、試験勉強中の妻には、強制的に読ませました(笑)。


人生のエッセンスが、べたな笑いとともに、ぎっしり詰まっています。


ぜひ、一度読んでみて下さい。

我が家にも、ガネーシャ来てくれないかな~
  

Posted by たばやん at 17:26Comments(1)本の紹介

2008年01月25日

反転





大分前に読んだ本ですが、最近、うちのボスが読んでいたのを見て、ご紹介しておきます。

特捜検事から、弁護士になった方の自叙伝(?)です。

とても興味深く、読みました。

地元に「ヘリ」で凱旋するくだりは、圧巻ですね。
検察の力を見せつけられる気がします。
もっとも、今はそんなこともできないのでしょうが。

一方、「特捜最前線」というTV番組をみたり、ロッキード事件を見聞きして、東京地検特捜部検事にあこがれを持っていた人間としては、「やっぱり、そうなのか」と思うところもあったりして、複雑な思いも生じました。(なお、特捜最前線は、検事の話ではありません。普通の「刑事」ドラマです。子供なので、違いは分かりませんでした(笑))


司法試験に合格すると、裁判官、検事、弁護士に(建前上)なれる訳ですが、どの職種が一番いいのでしょうか?

一般的なイメージだと、案外裁判官かも知れませんね。

間違いなく言えるのは、どの職種も大変だということです。

もっとも、それは、法曹に限ったことではないですけどね。(案外、この当たり前の認識がない人が多いのが、この業界の悪いところですね。)



  

Posted by たばやん at 12:04Comments(0)本の紹介

2008年01月17日

スタバではグランデを買え!

プロジェクト演習の論文作成中は、ほとんど趣味ベースの本を読む暇がありませんでしたが、ようやく買いだめしておいた本を読むことが出来るようになりました。

その中でも話題になっていたこの本



は、取引コストについて、わかりやすく説明しています。

多くの「経済」本を読んできましたが、この筆者の「取引コスト」の説明は、一番ではないでしょうか。
筆者自身が、本質をしっかり理解されていることが伝わってきます。

たとえが、上手いですもんね。

本当に分かっているかどうか、確認する方法は、例えば?と例を挙げて説明してもらうことです。
教科書に書いてあることを鵜呑みにしただけでは、独創的で分かりやすい例を挙げることはできません。

これは、専門家に対するテストとして、おしなべて有効な手法です。

弁護士に相談にいって、本当に大丈夫かいな?と思ったら、例えば?と聞いてみてください。

たとえが分かりにくかったら、セカンドオピニオンを検討した方がいいかもしれません(笑)


一度、読んでみてください。
おすすめです。  

Posted by たばやん at 21:32Comments(0)本の紹介

2007年12月06日

ニッポンを繁盛させる方法



現在、論文の作成真っ最中で、論文に関係ない本をゆっくり読む暇は本当はないのですが、移動のこま切れ時間で読めちゃいました。

この本、すばらしい。の一言です。

島田紳助、この人の着眼点は、すばらしいですね。
前の本でも感心しましたが、今回も、ププッと笑わせながらも、核心や本質をズバリ指摘してます。

それにくらべて、東国原知事は、現役ということもあって、やや歯切れが悪いですね(笑)。

気分転換に読んでも、気持ちのよくなる本です。

お勧めします。  

Posted by たばやん at 09:24Comments(1)本の紹介

2007年10月23日

予知夢




探偵ガリレオ、面白いですね。

久々に最初から最後まで見るドラマになりそうです。
もっとも、同時間はQBSの授業が終わった直後ですので、全て録画ですが(笑)。

もうひとつの原作、予知夢の方も早速読んでみました。

探偵ガリレオよりも、面白い作品が多かったように思います。
おすすめです。


だいたい一つの短編を書くのに、どれくらいの時間が掛かるものなんでしょうね?
それを考えると、文庫本って、本当に安いですよね。

日本人は、知的財産やサービスにあまりお金を払わないと言われていますが、本が安すぎたりするのが意外に原因だったりするのでしょうか。

本が安いことは、国民としては幸せなことですが、作家や出版社に正当な対価が支払われていないのであれば、考え直さないといけないのかもしれません。

ところで、弁護士の相談料は、安いのでしょうか、高いのでしょうか・・・

相談者に直接、聞くわけにもいかず、一度、知らない顔して法律相談に行って、その費用対効果を実感してみたいものですね(笑)。  

Posted by たばやん at 22:41Comments(1)本の紹介

2007年10月17日

探偵ガリレオ




新しい月9、福山雅治のドラマ、ガリレオの原作です。

ドラマの第1話が面白かったので、早速、買ってみました。
昨日、久留米に行く用事があったのですが、その行き帰りの電車で読んでしまった程、面白かったです。

推理小説やサスペンスを読むたびに思うのですが、作家さんってホント、すごいですよね~。
どういう訓練をすると、頭の中で物語が出来上がるようになるのでしょうね。

すごいなあ~。  

Posted by たばやん at 19:56Comments(1)本の紹介