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2006年10月31日

公正取引委員会とは?

2日連続のソフトバンクねたで申し訳ありません。

ソフトバンクが公取に呼ばれたようです。
例の予想外割の広告の仕方が景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)にひっかかるのではないか?ということのようです。

広告のどの辺が問題かは次の機会にするとして、今日は、「公取」とはいかなる人達かを述べてみたいと思います。

公正取引委員会は、内閣府の外局に位置付けられる、独立行政委員会のひとつです。
行政委員会とは、本来内閣を頂点とする行政システムの中で、取り扱う内容から中立性が特に求められる業務を担う官庁です。行政庁ではあるのですが、中立公正を旨とし、内閣から一定の距離を置くようになっています。
組織的には、そういう立場の官庁ですが、実際に働いている人は国家公務員で、普通の官庁と変わりません。
もっとも、検察官が出向することも多く、独占禁止法違反等で呼ばれると、検察官から事情聴取されることもありえます。(立場的には、「検察官」ではなくなっています)

公正取引委員会は、主に独占禁止法の運用に関与しますが、景品表示法や下請法関連も扱います。
最近は、景品表示法違反で行政指導や排除命令を受けることが多くなっているような気がします。
広告を出す時は、消費者に誤解を与えないように注意しましょう。  

Posted by たばやん at 17:47Comments(0)法律

2006年10月30日

ソフトバンク騒動!?

MNPの導入でもあまり変わりがないと思われていた携帯電話シェアですが、ソフトバンクの予想外割引で、予想以上の変動がおきそうです。

しかし、マーケティングのセオリーでいくと、ソフトバンクの今回の戦略はセオリー通りであり、何ら予想外といえるものではないように思います。シェア第3位のとる戦略としては、当然の方法でしょう。

マーケティングで大切なのは、まずは、自社の販売する商品の価値を「顧客」がどう捉えているか、ニーズをしっかり把握することです。
携帯電話には現在、様々な機能が付加されていますが、本来の機能である「通話」もっと言えば、「連絡がとれる」ことが満たされればよいという顧客も一定数存在します。彼らにとって、お財布ケータイも、音楽ケータイも割高な商品にしかすぎません。
ソフトバンクは、今回それら最低限のこと(通話・連絡)ができて、安ければよい派の顧客にターゲットを絞って、予想外割をぶつけてきたのだと思います。
1人1台以上の普及率になってくると、会社用、プライベート用という区分けが生じてきます。会社でも各営業マンに携帯を支給しているところが多くなるでしょう。
会社としては、会社の携帯で仕事中に遊ばれるのは困りますし、営業マンも自分の携帯番号を会社に知られるよりは一台余計に持つ方がましだということで、機能・価格としては最低限のサービスの需要が確実に存在します。
そこにターゲットを絞って、シェアを一定数確保するのは、マーケティングとしては正解だと思います。

もちろん、ソフトバンクは、メインの戦場である多機能派の顧客対策も今後打ち出してくるはずです(ここが市場弱者といっても、大企業であるソフトバンクのもたらすコンフリクトです。本当の市場弱者、中小企業だとターゲットを拡げると致命傷になります。ランチェスター戦略の鉄則ですね)。

今後のソフトバンクの広告戦略は見応えのあるものになりそうです。
どの時期に、今のCM等が変更されてくるのでしょうか。(それはシェア獲得から、トップ獲得への戦略の変更の表明になりえます)
早いタイミングで行われるようであれば、一番割をくうのは、ドコモではなく、auになる可能性もありますね。
  

Posted by たばやん at 13:09Comments(0)経営

2006年10月28日

経営者のキャディ

最初なので、なぜ私がQBSに通い、ベンチャーの支援をしたいと考えているのか、たとえ話をしたいと思います。(ゴルフをまったく知らない人にはたとえにならないかも知れません。すいません)

ゴルフにいくと、普通キャディさんが付きます。最近はセルフで回るところも増えていますが、歴史的にゴルフにキャディさんはつきものです。
技術的に卓越しているプロゴルファーでも、タイガーや宮里藍でも必ずキャディさんをつけます。
プロなら必要なさそうなものですが、横峯さくらは、最近でも大事な試合ではお父さんがキャディをしています。
最終的に次の一打をどう打つのか、決めるのも実際に打つのもプレイヤーです。結果の責任は全てプレイヤーにあります。キャディはアドバイスしかできません。
しかし、そのキャディのアドバイスのおかげで勝ったという選手の話はたくさん聞きます。自分の判断を確かなものにする、そのためにアドバイスをもらうことはとても意味のあることのようです。

企業の経営にも同じことがいえるのではないでしょうか。
経営の現場では、コース図すらないことがままあります。
この先に池があるのか、バンカーがあるのか、ピンまでどのくらいなのか、経営者が判断すべきことは山のようにあります。そのときにアドバイスを受け、いわば自分の判断のゆらぎの有無を確かめる作業をすることは、成功の確率を確実にあげることになるでしょう。
本来は、経営陣の中に、キャディ的な人がいる、あるいは経営陣相互でその役割を果たせることが一番いい状態です。
しかし、現状では、リスクをとり起業しようという人が、同志をみつけることは大変です。ベンチャーを興そうという方で、専門的な知識を有した人を経営陣に迎え入れることができる人がどれくらいいるでしょうか。

経験値が増えて、同じコースを何回も回れば、キャディさんがいなくても、いいスコアをだすことは易しくなります。しかし、はじめて回るコースでは、一人でやるのは大変です。
それでなくとも、日本は、再チャレンジが難しい社会です。
1回目から、ほぼベストスコアで上がることが期待されてしまいます。
キャディなしでトライするのはもったいないと思います。

経営者にこそ、キャディが、しかもプロキャディが必要だとの思いはそういうところからきています。

長くなりました。具体的にどういうキャディがいいのか、理想のキャディ像については、またの機会にしましょう。
  

Posted by たばやん at 09:09Comments(12)経営

2006年10月27日

気が付けば

今日のQBS(九大ビジネススクールです)の授業後に、「はじめたね」とブログ師匠(?!)である九大知財本部の坂本さん(ブログはこちら http://akarisaka.yoka-yoka.jp/)に声を掛けられ、慌てて事務所に帰ってきて、今書いています(汗)

体裁等ぼちぼち整えようと思っていたのですが、はやくもコメントも頂いてますので、毎日更新!の気持ちで頑張ります。とりあえず、リンク先を「こちら」として、ポチッとな。で行けるようにしたいと思います。(どうすればいいんかな・・・)  

Posted by たばやん at 22:12Comments(2)一般

2006年10月25日

ブログスタート!!

本日から、ブログをはじめることにしました。
いろいろな情報を発信することで、自分や周りの何かが変わっていけば面白いなと思っています。

インターネットの可能性を実感できたらいいですね。
  

Posted by たばやん at 16:22Comments(4)一般