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2006年11月16日

大相撲九州場所4日目

に昨日、行ってきました。
生まれて初めて相撲を生で見ましたが、感想はう~ん・・・・

日本相撲協会は財団法人で、そもそも顧客志向じゃないと言われればそれまでですが、あまりにも「お客さん」無視じゃないですかね?

一観客として思ったのは、
① 席のサイズ小さくない?
 最近の日本人は大型化しています。枡席のあのサイズに大人4人では、一時間以上見てられません。また靴を脱がないといけないのも面倒です。
② 正面固定っておかしくない?
 向正面といわれる場所に座ったのですが、取り組み中、行司の背中しかみえないことがしばしば。
行司の立ち位置、たまには変ってほしかったです。
③ 取組表、大型ビジョンを複数設置してもよいのでは?
 自分が見た席は結構前だったので、肉眼でもよく見えましたが、それでも大型ビジョンがあった方が分かりやすいですよね。取組表も後ろを振り返って見上げるというとてもきつい体勢をとらざるを得なかったです。

とまあ、挙げればキリがないし、色々な興行の中で大相撲だけができていないことではないのですが、改善の余地ありですね。4日目とはいえ、年に一度の催しで、あんなにガラガラなのはさみしい限りです。

おそらく、協会内部でも改善の声はでているはずですが、それを妨げるのが、「伝統」という声でしょう。
大相撲に限らず、企業あるいは組織というものは、継続することが大事です。継続の中から伝統や由緒が生まれる。したがって、伝統を守ることは悪いことではありません。
しかし、一方で組織は常に変化しなければなりません。状況に応じて、構成員に応じて変化できなければ継続することはできないのです。
私は、経営とは、「継続と変化の矛盾をいかに調整して、組織を前進しつづけられるか」に尽きると思っています。(ドラッカーの受け売りですが・・・)
どの企業も、組織もそれを求めて試行錯誤しているはずです。
換言すれば、伝統と革新を両立できなければ、いずれその組織体は消滅せざるを得なくなります。
そんなこんなで、大相撲も、伝統を守りつつ、変革する勇気を持ってほしいと思った大相撲観戦記でした。  

Posted by たばやん at 17:50Comments(2)一般