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2007年04月03日

新年度

最近、アクセス数が減ったなあと思っていたら、今日はびっくりするくらい沢山のアクセスを頂いているようです・・・。

理由は、よく分かりませんが、なにはともあれ、いつも見て頂いている皆様、ありがとうございます。
今年度もよろしくお願い申し上げます。

さて、4月を迎え、弁護士会も新会長になりました。
その就任の記事はこちら

弁護士会は、強制加入団体で、弁護士として活動するためには、どこかの弁護士会に登録されていなければなりません。


ですので、その会が嫌だから辞めるということは簡単にできない団体ですので、同好会のようにはいきません。

問題によっては、会内の見解がまっぷたつに分かれることもしばしばです。
したがって、その舵取りはまさに至難の技です。

どんなことを決めるのでも、「はい、そうですか」では終わりませんもんね(笑)。


議論の場にはこないくせに、決まったら、「そんな話は(俺は)聞いていない」という大変わがままな(笑)方々の集まりなので、本当に大変な役職だと思います。


しかし、民主主義を守る立場の弁護士の集まりですから、そこはよい知恵を出し合って、議論を重ねることで、特に福岡は今まで数多くの成果を上げてきています。

本年度も、市民の方々から福岡県弁護士会らしい活動だといってもらえるような活動が継続できるといいですね。

私も微力ながら、頑張りたいと思います。  

Posted by たばやん at 18:16Comments(0)一般

2007年04月03日

弁護士=裁判!?

最近、複数の方から「弁護士に頼むとすぐ裁判っていうんでしょう?」という内容の話を伺って、びっくりしたのですが、世間一般のイメージは弁護士=すぐ裁判というのが定着しているのでしょうか?


たしかに弁護士に相談した時点で、(弁護士からみると)裁判するしか手がない場合も実際少なくないので、その結論を聞いた方は、「弁護士はすぐ裁判しか言わない」となるのかも知れません。


しかし、相手方との任意の交渉が決裂していたり、話合いに応じてくれなかったら、話合いの場を設けるためには、まず裁判所(裁判や調停という意味を含ませています)という方法を使うしかありません。


また、そもそも話合いにならない問題は、裁判所で司法の判断を求めないといけないということもあるでしょう。


我々弁護士にとっては、裁判所で「話合い」をすることも、電話で直接「話合い」をすることも数多くある解決に向けた方法論のうちのひとつにしかすぎません。


色々な弁護士がいるので、一概には言えませんが、私は弁護士のミッション(使命)は、依頼者にとって、「現実的かつ迅速な解決が可能な選択肢についての判断」を提供することだと考えています。



したがって、依頼者が裁判という選択肢を選択し、その結果、その裁判事件の委任を受けるということは、私のミッションを果たした結果にしかすぎないのです。


依頼者が今困っている問題について、解決のためにどのくらいの数の方法があって、それぞれどの程度のリスクと費用がかかるのか、それらの判断を提供するのが、私の仕事です。


ですから、私が一番ベター(普通、時間・費用・リスク等を全て総合的に考慮します)だと思う方法を依頼者が選択しなくても、それは仕方がないことで、私の判断を押し付けることは許されないと思っています。

場合によっては、裁判しかないと思って相談に来た依頼者に、示談を勧めることもありますし、その逆も当然あります。
色々な判断要素(時間、費用、リスク、感情、評価・評判等)がある中で、どれに重点、プライオリティを置くかは、依頼者自身で決めてもらわないといけないことです。場合によっては、人生を賭けるような内容になることもあるのですから。


相談頂いた時点で、せっかく別の(いい)方法があったのにもう使えないですね。残念ですね。ということもよくあります。


そうすると、自分で冷静に判断できる方は弁護士は必要ないかもしれません。
自分の代わりに、代理人として、行動してもらえれば十分でしょう。


自分で判断するには材料がない、冷静な判断はできないと思えたり、これで全ての方法といえるか自信のない人は、ぜひ弁護士を利用してください。


できれば、自分で「裁判しかない状況にしてしまう前に」です。


当然ですが、行動する前の方が、行動した後よりも選択肢は多いですし、増やすのも簡単です。


自分だけで急いで決めなければならないことよりも、しっかりとした「判断」を示してくれる弁護士に、相談してから、どうするか決めても遅くないという問題の方が多いのではないでしょうか。


裁判をしましょうと言われたら、その「判断」の理由を聞いてみて下さい。
ちゃんとした弁護士は、きちんと説明してくれるはずです。  

Posted by たばやん at 12:14Comments(0)法律

2007年04月03日

考えないヒント




放送作家の小山 薫堂さんの本です。
小山氏は、もはや放送作家の域を超えていて、色々なことをされています。

以前から、男性ファッション雑誌にもよく記事を書かれていたのを読んでいましたので、本書も買ってみました。


小山氏は、色々なサービスや商品、あるいは人そのものについて、いつも、自分ならこう売るのに、こう接するのに、こう話すのに~と「常に自分ならこうする」と考えてしまうそうです。


私もほとんど同じ習性(?)だったので、びっくりしました。

この考え(というか、無意識で考えてしまうので、考えるという言葉でよいのどうか・・・)は、人によっては、全くもってないようで、話しをするとすごく感心されることがありますね。


気付かんとかいな?と思っていましたが、気付かないようです(笑)。
でも、自分なら、こうすると思っていても、実際自分の番になれば、全然できなかったりするんですよね。


なかなか面白い本でした。  

Posted by たばやん at 00:10Comments(0)本の紹介