福岡ベンチャー弁護士の『和魂洋才』

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

ワンクリック詐欺がまた増えつつあるそうです。
ニュースはこちら

ネット上の詐欺も、オレオレ詐欺のような現実の詐欺も、あの手この手で新しい手法が開発されていますので、知らないとすぐに騙されてしまうこともあるようです。

１，２年前には弁護士もオレオレ詐欺に引っ掛かったという新聞記事をみた記憶がありますので、誰しも油断できない世の中になりました。


「あるある」の件もそうですが、TVや新聞、警察、役所等（弁護士も？）の権威を安直に信じてしまうところが日本人の悪い癖なのかもしれません。

近未来通信も新聞広告で多数の出資者を集めたと言います。

何でも疑って生活するのは少し悲しいですが、単に疑うのではなく、そういうことがありうるのか、よく確認する癖をつけたいものですね。

少しの手間が、自分の被害を防いでくれるでしょう。  

私が入った会社は、かつて「日本株式会社」との異名をとる巨大企業で、入社式も、そのためだけにわざわざ全国から東京に一旦集めて、また全国に配属させるというどう考えても無駄な活動をやっていました。

１０００人近い新入社員が、一斉に全国各地に飛んでいく様は面白かったですが（笑）。

入社式が終わって、関東近郊配属の人は、バスで移動するので、会場にバスが十数台も待機していたのが思い出されます。


まだ同じようなことをやっているのでしょうか・・・
もう１０年も前の話になります。我ながらびっくりですね。


弁護士は、普通最初から一人でも開業できるので、新入社員という感覚はあまりないかもしれません。
よく分からない命令（引っ越しを手伝えとか、今だと花見の場所をとってこいとかですかね）を受けることもないので、サラリーマンとしての皮膚感覚を持ってない先生方の方が多いでしょう。


もっとも、東京の大きな弁護士事務所等になると、完全にサラリーマン的な組織体制をとっているところもあり、私達の世代は、部下としての役割をどう果たして良いのか、人間関係等に悩むことも多いようです。


私のわずかな社会人経験からすると、上司が部下をみてくれるものという思い込みを持つと上手く行きませんね。


基本的に上司には、部下から報告しないと何も伝わりません。

上司の判断の材料を提供するのが、部下の大事な仕事です。


よく上司が何も分かってないと愚痴をこぼす人がいますが、上司に何も分からせていない部下が悪いという場合がほとんどではないでしょうか。


言っても分からないのではなくて、分かるように言ってないのです。
私の当時の上司は、「お前の言っていることは分からない」とはっきり言ってくれたので、すごく助かりました。


新入社員で入ったり、転勤、転属で新しい部署に異動された方、色々気苦労が多いと思いますが、自分から動いていれば、相手が合わせてくれたりします。
何でも声を出して、自分からやってみれば助けてくれる人が必ずいます。

頑張って下さいね！