2007年05月23日
九大ロースクール生との交流会
が昨日ありました。
正確には、ロースクール生同士の交流会に、弁護士知財ネットの弁護士がお邪魔したような形でした。
ロースクール生同士の交流は、学年が違うと通常の授業等では会う機会もなかなかないようで、新司法試験についての情報交換が真剣になされていました。
今年の新司法試験は、最近終わったらしいですね。自分が終わってしまうと、受験の情報は全く集めないですから、最近の制度がどうなっているのか、ほとんど分かっていませんでした。
私も知らないのですから、一般の人はもっと知らないのでしょうね。
新司法試験では、論文試験で与えられるページ数が、従来の4ページから倍の8ページになっているそうです。
8ページを書くとなると、相当な理解と、文章能力が問われます。
4ページくらいなら、本当に分かってなくても、暗記したことをつなげれば埋められる(悪くいえば、採点者をだませることもある)のですが、8ページも書いていれば、理解していなければそれが文章からばれてしまいます。
そういう意味で、新司法試験の合格者は、従来の試験合格者以上の能力を持った人が合格してくる確率が高いのではないでしょうか。
競争相手としては、不足なしと言えそうですね。
とはいえ、受験中は得も言われぬプレッシャーが常時付いてきますが、ロースクールになってもそれは全く変わってないようで、改めて大変だなあと思いました。
弁護士になってからも色々大変ですが、受験生でいるよりは、気持ち的に間違いなく「楽」です。
なので、昨日お会いした学生の皆さん全員が、合格されるといいなあと思ってます。
ガンバレ~!
正確には、ロースクール生同士の交流会に、弁護士知財ネットの弁護士がお邪魔したような形でした。
ロースクール生同士の交流は、学年が違うと通常の授業等では会う機会もなかなかないようで、新司法試験についての情報交換が真剣になされていました。
今年の新司法試験は、最近終わったらしいですね。自分が終わってしまうと、受験の情報は全く集めないですから、最近の制度がどうなっているのか、ほとんど分かっていませんでした。
私も知らないのですから、一般の人はもっと知らないのでしょうね。
新司法試験では、論文試験で与えられるページ数が、従来の4ページから倍の8ページになっているそうです。
8ページを書くとなると、相当な理解と、文章能力が問われます。
4ページくらいなら、本当に分かってなくても、暗記したことをつなげれば埋められる(悪くいえば、採点者をだませることもある)のですが、8ページも書いていれば、理解していなければそれが文章からばれてしまいます。
そういう意味で、新司法試験の合格者は、従来の試験合格者以上の能力を持った人が合格してくる確率が高いのではないでしょうか。
競争相手としては、不足なしと言えそうですね。
とはいえ、受験中は得も言われぬプレッシャーが常時付いてきますが、ロースクールになってもそれは全く変わってないようで、改めて大変だなあと思いました。
弁護士になってからも色々大変ですが、受験生でいるよりは、気持ち的に間違いなく「楽」です。
なので、昨日お会いした学生の皆さん全員が、合格されるといいなあと思ってます。
ガンバレ~!
2007年05月23日
フランチャイズ契約のリスク
脱サラして、コンビニを始める方が少なくありません。
最近は、脱サラブームも一段落したようですが、自分で事業を始める時に、コンビニに限らず、弁当屋さんや、その他フランチャイズ型の商売に加盟してみるかという選択肢を考えている方は少なくないようです。
フランチャイズには、事業を始めるにあたって、複雑なことを全く考えないですむかのような魅力があります。
既に成功しているビジネスモデルを買って、自分も同じようにすれば確実に成功するような気がしますよね。
しかし、既存の店舗が成功しているからといって、今度も必ず成功するかどうかなんて分かりません。
冷静に考えてみれば、必ず成功するのが分かっているのなら、フランチャイズの本部(フランチャイザーといいます)が自分でやりますよね。
毎月のランニングフィーをちょっともらうよりも、そこでの粗利を丸ごと得た方が、得するのは当たり前ですから。
そうすると、基本的には、加盟した人(フランチャイジーといいます)は、本部が自己資金ではやらない(やりたくない)少しリスクのある事業をやるのだという認識を持っていなければなりません。
その認識の上に立って、本当に事業として回るのかの吟味をしっかりしなければならないのです。
その業種に関して経験値を持っている人ならいいですが、普通のサラリーマンをしてきて全く畑の違う人が、そのリスクの見極めを充分にできるでしょうか。
もちろんフランチャイザーがそれらのリスク分析をしてくれたり、情報を提供してくれたりすることもあります。
しかし、それらを鵜呑みにするような人が、その先も経営者として生き延びていけるとは、私には思えません。
自分で考え、自分で判断できる(しなければならない)のが、経営者として必要最低限の能力で、そこをまるまる第三者に預けることは、非常にリスクの高い行為です。
一方、フランチャイズ契約には、フランチャイジーが、ここでは、絶対これが当ると思っても、フランチャイザーの意向に沿わなければ出来ないかったり、値付けも好き勝手には出来ないという様々な制限もあります。
結果、こんなはずではなかったという思いから、フランチャイジーがフランチャイザーを訴える訴訟は以前から、相当数あっています。
最近、あのセ○ンイレ○ンの店舗さえ、閉鎖しているところを見受けます。
今後、フランチャイズ訴訟がますます増加していくかも知れませんね。
最近は、脱サラブームも一段落したようですが、自分で事業を始める時に、コンビニに限らず、弁当屋さんや、その他フランチャイズ型の商売に加盟してみるかという選択肢を考えている方は少なくないようです。
フランチャイズには、事業を始めるにあたって、複雑なことを全く考えないですむかのような魅力があります。
既に成功しているビジネスモデルを買って、自分も同じようにすれば確実に成功するような気がしますよね。
しかし、既存の店舗が成功しているからといって、今度も必ず成功するかどうかなんて分かりません。
冷静に考えてみれば、必ず成功するのが分かっているのなら、フランチャイズの本部(フランチャイザーといいます)が自分でやりますよね。
毎月のランニングフィーをちょっともらうよりも、そこでの粗利を丸ごと得た方が、得するのは当たり前ですから。
そうすると、基本的には、加盟した人(フランチャイジーといいます)は、本部が自己資金ではやらない(やりたくない)少しリスクのある事業をやるのだという認識を持っていなければなりません。
その認識の上に立って、本当に事業として回るのかの吟味をしっかりしなければならないのです。
その業種に関して経験値を持っている人ならいいですが、普通のサラリーマンをしてきて全く畑の違う人が、そのリスクの見極めを充分にできるでしょうか。
もちろんフランチャイザーがそれらのリスク分析をしてくれたり、情報を提供してくれたりすることもあります。
しかし、それらを鵜呑みにするような人が、その先も経営者として生き延びていけるとは、私には思えません。
自分で考え、自分で判断できる(しなければならない)のが、経営者として必要最低限の能力で、そこをまるまる第三者に預けることは、非常にリスクの高い行為です。
一方、フランチャイズ契約には、フランチャイジーが、ここでは、絶対これが当ると思っても、フランチャイザーの意向に沿わなければ出来ないかったり、値付けも好き勝手には出来ないという様々な制限もあります。
結果、こんなはずではなかったという思いから、フランチャイジーがフランチャイザーを訴える訴訟は以前から、相当数あっています。
最近、あのセ○ンイレ○ンの店舗さえ、閉鎖しているところを見受けます。
今後、フランチャイズ訴訟がますます増加していくかも知れませんね。