スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2007年10月02日

借金は返すな!?

最近、借金を返さないでもよいとか、借金をチャラにする方法等、センセーショナルな題名の本が流行ったり、そのように銘打った講演会が少なくないようです。

私自身は、そのような講演会に行ったことはありませんが、その講演の趣旨が、借金が返せなくなっても、自殺とかする必要はなく、法的な整理で、再起が可能だというものであれば、何も文句をいうつもりもありません。

しかし、先日、某県の商工会主催の講演会では、(返せなくなっても構わないの)だから、遠慮無く借金しなさいというような趣旨の話をしているコンサル等がいたそうです。

その講演会を聞いた人から借入の相談を受けた方から、相談を受けた(ややこしいですね・・)のですが、まったくもって、おかしな話です。


そもそもお金は借りたら、返さないといけません。
約束事は果たさないと、社会が維持できませんよね。

返せないなら、お金を借りてはいけないのです。

昨今の、過払い金ブームで、その辺の借り手の責任がうやむやになりつつありますが、そもそもは、それが大原則です。

返せそうにないかどうかを見極めるのは、これは貸し手の責任となりますが、借り手がそれ(返すつもりがあること)を偽ってはいけません。
返済意思を偽るのは、立派な詐欺です。

返すつもりがないとは言わないけれど、万が一、返せなくなってもいいから、お金を借りようという発想には、経営者の意思決定としての覚悟が全く感じられません。

よく、活きたお金、死んだお金といいますが、何のためにお金を借りるのか、よく考えてから借入をして下さい。


安易な借入は、必ず自分自身の信用不安となって、返ってくることが多いです。
経営者ならば、よく考えて、行動しなければ、なりません。

無責任な話には、くれぐれも気をつけてほしいものです。
  

Posted by たばやん at 00:22Comments(0)経営