2008年01月25日
反転
大分前に読んだ本ですが、最近、うちのボスが読んでいたのを見て、ご紹介しておきます。
特捜検事から、弁護士になった方の自叙伝(?)です。
とても興味深く、読みました。
地元に「ヘリ」で凱旋するくだりは、圧巻ですね。
検察の力を見せつけられる気がします。
もっとも、今はそんなこともできないのでしょうが。
一方、「特捜最前線」というTV番組をみたり、ロッキード事件を見聞きして、東京地検特捜部検事にあこがれを持っていた人間としては、「やっぱり、そうなのか」と思うところもあったりして、複雑な思いも生じました。(なお、特捜最前線は、検事の話ではありません。普通の「刑事」ドラマです。子供なので、違いは分かりませんでした(笑))
司法試験に合格すると、裁判官、検事、弁護士に(建前上)なれる訳ですが、どの職種が一番いいのでしょうか?
一般的なイメージだと、案外裁判官かも知れませんね。
間違いなく言えるのは、どの職種も大変だということです。
もっとも、それは、法曹に限ったことではないですけどね。(案外、この当たり前の認識がない人が多いのが、この業界の悪いところですね。)