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2008年02月27日

検察を支配する悪魔




この間、最高裁での判決が確定した田中森一弁護士と、田原総一朗氏の対談形式の本です。


読み終えて、最後の田中弁護士の項が、印象に残りました。

真実を見通す能力、社会の実態を体感していない検察官が増えていることに、私も同じく危機感を抱きます。

今、無罪を争っている事件がありますので、ひとごととは思えません。

その事件も、検察官に、事実を見通す力(これは、特別に難しい能力ではありません。社会の中で注意深く、生活していれば備わる能力です。)があれば、そもそも起訴されなかったのではなかったのかなと思っています。

一旦、起訴されてしまえば、有罪率90%以上。
見立て間違われた方にとっては、相当過酷な戦いですが、被告人が頑張る以上、私も弁護人として最大限の努力をするつもりです。


机にしがみついて、勉強しかしたことのない、あるいは、生活に苦労したことのない頭でっかちの「悪魔」がこれ以上、増えないことを祈るばかりです。

  

Posted by たばやん at 10:19Comments(1)本の紹介

2008年02月25日

「杜の蔵」さん、酒蔵見学

先週の土曜日に、70会という団体のイベントで、株式会社「杜の蔵」さんの酒蔵を見学させてもらいに行きました。

杜の蔵さんのHPは、こちら

日本酒の製造過程をみるのは、全くの初めてで、驚きの連続でしたね。

ほとんど人力、手作業ですので、大変な仕事です。


日本酒の試飲もさせてもらいましたが、飲み方で全然味が違います。

温度はもちろん、飲む時の器によっても、口当たりが異なり、味が違うのです。
奥深いですね。


日本酒は、敬遠されがちですが、本当の「日本酒」=米と米麹と水だけで作ったお酒は、飲みやすくていい感じです。

私も、日本酒は、飲むとゾクゾクっとする感じがして、あまり好きではなかったのですが、試飲させてもらった本当の日本酒は、どれもそんな感じはありませんでした。

添加物や化合物が、ゾクゾクっとさせるのかも知れません。
だとすると、我ながら、身体反応としては、なかなかいい線いってますね(笑)。


どこでも売っている訳ではないようですが、見つけたらぜひ手にとってもらいたいと思います。

私は、「特別純米 荒走り(あらばしり)」がおすすめです!  

Posted by たばやん at 19:18Comments(0)経営

2008年02月22日

九州地域バイオクラスター推進協議会

という極めて長い会の事業の一環として、「インキュベーションマネージャーと弁護士・弁理士とのネットワーク構築事業」というこれまた長い名前の事業が行われています。


20日、ベンチャーに関わる弁護士の端くれとして、参加してきました。

久留米のハイネスホテルで行われたのですが、久留米のインキュベーションマネージャーさん、10数名に参加して頂き、弁護士2名、弁理士1名から、事例報告という形で、30分程度それぞれプレゼンをさせてもらいました。


私は、マーケティングとからめて、今、話題の偽装・虚偽表示問題のリスクマネジメントについて、簡単な話をさせてもらったところです。


その後、質疑応答の時間があったのですが、興味深かったのが、外国企業の日本進出の方法についての質問です。


常日頃、日本企業が、ベトナムや中国、フィリピン等に進出する話ばかりが目に付きますが、バイオ系では、日本に韓国・中国企業が進出することを計画する場合も少なくないのです。

よく考えれば、当たり前のことですが、私の意識から、スポッと抜け落ちていましたので、非常に有益な質問を頂きました。


日本企業が、海外に進出するときに、優遇措置はどのくらいあるか、どのような支援が受けられるかを気にしますよね。

一番、便利な国に進出しようとするはずです。

翻って、日本自身はどうでしょうか?
外国企業に優遇措置を与えることがあるでしょうか?


日本こそ、外国企業を誘致しないといけない段階に、もう入っているはずです。
今の現状では、あえて日本に進出する外国企業なんて、ほとんどいないでしょう。

そこで!、東区のアイランドシティを、フィリピンのPEZAのように経済特区にしてしまいませんか?


区域内の輸出入であれば、関税なし。税金激安。日本人の雇用が条件。などでどうでしょう。


難しいとはおもいますが、それくらいやらないと、もうだめですよ。

  

Posted by たばやん at 08:30Comments(1)ベンチャー

2008年02月21日

3時間24分10秒




先日の東京マラソンに、大学時代の友人が参加したそうです。
そのときのタイムが、3時間24分10秒・・・

なお、友人は、川ちゃんではありません(笑)。


恐るべきタイムですね。
30すぎのおっさんが、のほほんと過ごしていて出せるタイムではありません。

元々、彼は高校時代、陸上部でしたので、その素質はあったとしても、仕事がある中でそう簡単に鍛えることはできないはずです。

感心すると同時に、「くやしいです!」(ザブングル風に)


いかんですね、非常にいかんです。


負けないように、QBSが終わったので(多分・・。卒業できれば・・・。)、しばらく休んでいた、サッカーを始めることにします(笑)


それにしても、すごいタイムだ・・・  

Posted by たばやん at 17:33Comments(0)一般

2008年02月20日

事実が問題なのではない。

ニュースはこちら


「弁護士のくず」問題ですが、作者側は、「本に書かれている実在の事件の経過は著作権の保護対象ではない」と主張しているようです。

が、これは、問題のすりかえ、論理のすりかえだろうと思います。

事実そのものが、著作権の保護対象である著作物でないのは、当たり前です。

同じ事実(出来事)をみても、人それぞれ感じ方が違い、表現の仕方が違うからこそ、それら独自の表現を保護しようとしている訳です。


「その事件の当事者でないのに、実在の事件を書いてはいけない」と申立人が主張しているのであれえば、この反論は成立しますが、申立人はそんなことは言っていません。


私がみた事実の経過を私なりの表現で書き起こしたもの(著作物)を利用して、あたかも自分の表現であるかのように書いたのか否かが、今回の問題の焦点であるはずです。


参考にしたが、盗作ではない。というのも苦しい言い訳になりそうです。

何をもって「盗作」といえるかはなかなか難しいところがありますが、真実、参考にしたのであれば、やはり参考文献として示さないと、やっぱりまずいでしょうね。


この問題、今後がどうなるか、気になります。  

Posted by たばやん at 22:45Comments(0)法律

2008年02月20日

仮処分、判断間に合わず・・・

ニュースは、こちら


漫画の内容が、著作権侵害か否かを巡って、仮処分を申立てているようです。
記事によると、連載中止等となっており、詳細な申立の趣旨は不明ですが、おそらく出版の差止めも含まれているのではないでしょうか。

仮に、当該漫画「弁護士のくず」が、著作権侵害を行っているとして、当該雑誌そのものの出版を差止めるというのは、なかなか難しい問題です。

そもそも仮処分が、実際に行われてしまっては、多大な損害が生じるおそれがある場合に、その権利の存在等を裁判において、判断するまでは、仮に(今の状態に)留めておきましょうという性格のものです。


ですので、今の状態というものが、出版されてしまった状態になってしまったら、仮に留めておく意味というのが、申立人からみれば、なくなってしまいます。


一方、仮に今の状態が出版前だとして、出版しない状態を仮に留めておくとすれば、その権利の存在等(今回であれば、著作権侵害)がないと裁判で判断されれば、仮に留めておくことが間違いだったことになる訳で、この場合、相手方の出版社から見れば、莫大な損害が生じることになります。


そのため、通常は、仮に留めおくことが間違っていた場合の損害の担保として、申立人に担保を積ませるのですが、今回の場合の担保はとんでもない金額になるはずです。

担保の金額を定めるのも、現在出されている疎明資料等から、判断する訳ですが、その判断すら難しいというのが、裁判官の正直な心境なのかも知れません。


しかし、仮処分の判断をすべき時点までに、判断しないというのは、司法としての機能を果たしているといえるのでしょうか。

これだけ社会のスピードがあがっている中、根本的には変わっていない今の手続の見直しが必要と思いますが、どうでしょうか?
  

Posted by たばやん at 10:08Comments(0)法律

2008年02月19日

平等ってなんですか?

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道路特定財源については、地方自治体と国(政府)の綱引きに、消費者(大都市)と生産者(地方)の綱引きがクロスして、議論が整理しづらくなっていますね。

ガソリンが安くなると、消費者にとっては、助かる訳ですが、その財源で道路を作ってもらって、地元の商品を大都市に届けようと考えていた地方の財政は困る訳です。

生産者は消費者でもあり、国会議員は地元の票取りのために地方側に立つこともありで、一方の側のみからの論理ではうまくいかないのが問題をさらに難しくしています。

問題の根本は、国会議員を地元選出にしていることが大きいと思いますが、もうひとつ大きな問題は、「平等」の考え方の捉え方です。

東国原知事が、ニュースの中で、「まず地方に平等に道路(等、インフラ)を国の責任でつくってほしい。その後に、各自治体がヨーイドンで競争すればいい」という旨の主張をされていました。

至極、まっとうな意見です。この国が、マレーシアやタイ、ベトナム(あるいはまだ中国も入るかも知れません)のような、これからの国であれば・・・。

しかし、この国は、既に多額の国債を抱え、人口は減少し、活力が失われつつあるのが、現状です。

このような状態で、すべての都道府県に平等にインフラを整備してどうするのでしょうか?
道路特定財源によろうが、よらまいが、資金は足りません。


各自治体は、どこと競争するのですか?
宮崎は、福岡と競争したいのですか?
福岡は、東京、大阪と競争するのですか?
宮崎のゴールはどこですか?


この問題も、現状を見据えて、ゴールを定め、そのために何をすべきか、という根本的な議論が欠けたまま、都道府県という小さな単位で、本当はいない競争相手をいると信じて、そして、本当の競争相手との戦いを避けるためのコップの中の嵐でしか、ありません。


この問題における「平等」ってなんですか?


宮崎は宮崎らしく
福岡は福岡らしく
東京は、東京らしく
結果、日本が日本らしくなるために、それぞれが必要なことができる。ということではないでしょうか。

みんな、ミニ東京、ミニ福岡を目指す必要はないし、みんなが、1時間以内に空港に着ける必要はないはずです。


宮崎らしさ、とは何か?
その議論からはじめないで、もう計画たててるから、お金いりますよ、財源としてあてにしてますよ。と言われても、はいそうですね。とは言い難いのですが・・・。  

Posted by たばやん at 14:16Comments(1)一般

2008年02月18日

次世代戦争、終結?

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今年のお正月に、DVDレコーダーが壊れていたので、思い切って、ブルーレイを買いました。
HDの方が安かったのですが、なんとなくベータのにおいがしたので、やめたのですが、正解だったかもしれません。

まあ、一番大きな決めては、ソニーのブルーレイを買うと、もれなくスパイダーマン3等のブルーレイソフト1本がもらえたからですが(笑)。


ブルーレイで、映画を見ると、DVDではもう映画は見れませんね。画質が圧倒的です。

しかし、思いのほか、両者の決着が早く着きそうです。

やはり、ソフトの力が大きいようですね。
ソフトを出す方も、両方に対応するのはコストがかかるだけですから、やむを得ない選択です。

とはいえ、VHSからDVDが取って代わって、そんなに時間がたっていませんが、ブルーレイはもっと短いかもしれません。

顧客からすれば、みたい「モノ」がきれいな映像で見られれば、DVDだろうがブルーレイだろうが何でもいいわけで、この先、ネットにつなげば、ハイビジョン画質で見られるようになれば、再生装置そのものが不要になるでしょうね。

マイケルポーターが、代替サービスの脅威を競争要因のひとつにあげていますが、この業界は、まさにそれがあてはまっているといえ、この業界での企業の舵取りは、とても難しいと思います。


東芝には、他の土俵、次の土俵で、巻き返しを図ってもらいたいですね。  

Posted by たばやん at 22:14Comments(0)経営

2008年02月15日

取調全過程録画に反対、88%

ニュースは、こちら


捜査や裁判で、真相が解明できるのか?、解明すべきなのか?
検事に、真相解明能力があるのか?、能力を求めるべきなのか?

裁判は、誰のために行うのか?

という深い深い問いに対する答えを探すことなく、目先の議論に終始すると、おかしな議論になり、おかしな制度が作られていきます。

裁判員制度、しかり。取調過程録画、しかり。


今、完全否認事件を担当しています。

全ての検事に、真相解明能力が十分に備わっているとは思いません。
全ての警察署で、見込み捜査が行われていないと言うことはできません。

ちなみに、人違いでなくとも、無実の人を有罪と裁いたら、それは、「冤(えん)罪」でしょう。

ちなみに、本来漢字があてられるべき言葉を、新聞では、ひらがなにするのはなぜですか?


どの問題でも本筋に戻った、根本に立ち戻った議論ができないのはなぜでしょうか?

アメリカの大統領予備戦のニュースをみてると、あの国は、問題が多々ありますが、議論があるだけこの国よりも、まだまだ、ましだなあと思います。


ただ、人のせいにするのは簡単です。


みんな、そろそろちゃんと選挙に行かないといけませんよね。  

Posted by たばやん at 17:53Comments(0)法律

2008年02月13日

ベンチャー魂

昨日は、福岡ベンチャーマーケット100回記念大会ということで、堀場製作所の堀場雅夫最高顧問の講演を拝聴してきました。

坂本さんのブログによると、その後の交流会はすごい人だったようで、参加できずに残念でした。


「ベンチャー魂」は、堀場氏の講演テーマでした。
わずか1時間の講演時間でしたが、随所にベンチャー魂が感じられる、楽しいお話しでした。

特に、勉強になった点をひとつ。

技術系ベンチャーが、開発した製品をなんとか大企業に売り込もうとします。
大企業に採用してもらえれば、莫大な売上が期待できますから。

しかし、なかなか大企業はベンチャー企業の製品を採用してくれないという悩みが大きいのが現実です。特に日本の大企業は、「ベンチャー企業」であることが先に立ち、製品そのものを見てもらうところまでたどり着くのに一苦労です。

堀場製作所も、その壁に大変苦労されたそうです。


そのような経験から、大企業になった堀場製作所でも、ベンチャー企業の製品を採用しようと、堀場氏が検討を指示したところ、ベンチャー魂のある堀場製作所でも、採用は困難との答えが。

堀場氏も、それが大変ショックだったそうです。
しかし、不採用の理由は、極めて現実的。

仮に大企業が採用するとなったら、全世界的な供給可能性の担保が必要となります。そのための製造設備、品質検査、その他もろもろの対応を考えると、ベンチャー企業には多額の投資が必要となります。
それができない状況で、おいそれと製品として採用することはできない。できるはずがないということです。

この理屈は、私もショックでした。
しかし、極めて合理的な判断です。

官庁の製品調達にベンチャー企業の製品を多く取り入れてほしいという要望が以前からあがっていますが、なかなか採用されないのも同様の理由でしょう。

経済がグローバル化すると、新製品の採用にも思わぬリスクがでてきますから、大企業は相当身動きがとれない状況になっているようです。

そうすると、ベンチャー企業は、とにかく大企業に使ってもらおうという発想は少し、変えていかないといけませんね。

その製品だけで、「商品」として成立するものを開発して、市場を変えてしまうか、製品が「部品」であるならば、売り込み先は、最終顧客である大企業ではなく、そこに既に納入している実績のある中規模の企業とすべきかも知れません。

ベンチャー企業は、しばらく、本当のお客さんを見誤ってきたのかも知れませんね。



  

Posted by たばやん at 11:12Comments(0)ベンチャー

2008年02月12日

じんましん

1週間ほど、更新をさぼってしまいました。
すいません。

ことの発端は、先週4日月曜日。朝から、鼻水が止まらず、かなり調子が悪い感じがしたのですが、なんとか事務所にいきました。

9時からの打ち合わせの前に、メール処理をしていると、左手と両足首付近に、じんましんのようなものが出てきました。

「じんましん」なんか出てきたことがなかったので、驚いたのですが、昼の時間をぬって、病院に行き、薬をもらうと、大分治りました。
が、結局風邪のようで、その日夕方からと翌午前中まで、休んでしまいました。

それから、1週間、なんだかんだで体調がすぐれないのですが、体力不足ですね~。


なにか、本格的に運動しないといけません。  

Posted by たばやん at 10:45Comments(0)一般

2008年02月05日

風邪を

ひいてしまいました・・・。

しばらく、更新をお休み致します。


皆様もくれぐれもお気を付け下さい。
年々たちが悪くなっているように思います。
  

Posted by たばやん at 12:47Comments(1)一般

2008年02月01日

なんかおかしい

全く理解できません。「不謹慎」って、一体なんですか?

ニュースはこちら

くりーむしちゅーがやってた白岳「しろ」のCM。
何パターンかありましたが、どれもいい感じのCMでした。

問題になっているこのCMも見たことがあります。
しかし、その内容が、県知事選に何か影響を与えるとは到底思えません。不謹慎なシーンがあったとも思えません。

たしかに、有田か上田のどちらかが、本当に熊本知事選や大阪府知事選に出馬していたら問題があるかも知れません。
選挙運動の前フリだったのか、ということになるでしょう。

しかし、本当の熊本県知事選には、何等の関係もない以上、放映に何の支障があるのでしょうか?
選挙戦は神聖なもので、茶化すなと言いたいのでしょうが、選挙戦を茶化すのも大事な言論活動、表現活動です。

冷凍ギョーザの問題発覚を聞いて、念のため、同工場からの商品を自主回収するのとは、問題の次元が違います。

パロディや、皮肉な表現が自由にできなくなるのは、相当危険な傾向です。
最近、表現の自由が、なんだかよく分からない理由で、無言の圧力を受け、自主的という名目のもと、どんどん制限されていっているように思います。

誰かを傷つける表現がよくないのは当たり前。
しかし、批判や批評、パロディが堂々とできない社会に、明るい未来はないでしょう。


なんだかなあ。という気がしています。


  

Posted by たばやん at 19:55Comments(1)法律