2008年03月04日
「さぬき」うどん、だめ??
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うどんといえば、「さぬき」うどん。
これは、誰に何と言われようと譲れません。
その「さぬき」の名称が、台湾において、商標登録されてしまっているようです。
詳細な法的検討はしてませんが、
そもそも、「さぬき」は日本の旧来の地名であり、商標として商品識別力を付与させるべきものではないはずです。
日本に限らず、台湾の企業であっても、独占させるべき名称ではないでしょう。
香川県が抗議するのはもちろんのこと、政府としても、正式に抗議やクレームをつけてしかるべきではないでしょうか。
この問題は、先陣を切った一企業だけにリスクを負わせるべきものではありません。
無効審判訴訟の経費を、香川県が持つくらいの意気込みでいてもらわないと、「さぬき」うどんの未来はないと思いますが、どうでしょうか。
もしかしたら、「はかた」人形や、「はかた」織も、危ないかも?
うどんといえば、「さぬき」うどん。
これは、誰に何と言われようと譲れません。
その「さぬき」の名称が、台湾において、商標登録されてしまっているようです。
詳細な法的検討はしてませんが、
そもそも、「さぬき」は日本の旧来の地名であり、商標として商品識別力を付与させるべきものではないはずです。
日本に限らず、台湾の企業であっても、独占させるべき名称ではないでしょう。
香川県が抗議するのはもちろんのこと、政府としても、正式に抗議やクレームをつけてしかるべきではないでしょうか。
この問題は、先陣を切った一企業だけにリスクを負わせるべきものではありません。
無効審判訴訟の経費を、香川県が持つくらいの意気込みでいてもらわないと、「さぬき」うどんの未来はないと思いますが、どうでしょうか。
もしかしたら、「はかた」人形や、「はかた」織も、危ないかも?
2008年03月04日
カリスマと独善
優れた経営者の条件のひとつに「カリスマ性」をあげる論者がいます。
先の見えない状態で、明確に将来の画を描き、それを現実化するためには、人を惹き付けてやまない「カリスマ性」が必要ということです。
カネなし、ヒトなしの中小企業やベンチャーであれば、必然的に経営者に負う部分が大きいですから、成功した会社では、逆に経営者のそのような魅力が前面にでてくるのかも知れません。
ところが、ある程度、経営が軌道の乗ると、今まで会社を引っ張ってきた「カリスマ性」があだとなり、「独善」にすり変わることも、これまたよくあります。
経営者が、会社の成長のステージが変わったことに気付かず、自らの手から権限と裁量を手放さず、自身の判断を過信してしまうのです。
そうなると、今までの成功の蓄積がウソのように、会社の業績は傾いていきます。
すべてが悪い方向に回り出すのです。
どうしようもなくなった頃、経営者は2つのタイプに別れます。
一つは、潔く諦めるタイプ。
もう一つ、ほとんどのタイプは、最後まで、のたうちまわりながら、頑張るタイプです。
たいてい、会社がどうしようもなくなった頃、弁護士に相談に来るのですが、私は、個人的には、後者ののたうちまわるタイプの経営者が嫌いではありません(笑)。
彼らも、私達の話には、耳を傾けてくれます。
でも、どうしても、なぜもっと早く聞く耳をつくってくれなかったのか。と思います。
彼らは、復活を諦めていません。
いかんせん、心と行動が一致していません。
経営者は孤独といいます。
しかし、孤独にしているのは案外自分自身かも知れません。
自分に、小言をいってくれるヒトを、知らず知らずに遠ざけているはずです。
最近、人生の大先輩の何名かに、立て続けに、相談中、「まともに叱られたのは久しぶりだ」(笑)と言われました。
私は、おべんちゃらを全く言わずに、言いたいこと(言わないといけないこと)だけ言うので、びっくりされたようです(笑)。
経営者の皆さん、自分に小言をいってくれる人ほど、近くに置いておいて下さいね。
耳の痛い話こそ、聞いて下さい。
先の見えない状態で、明確に将来の画を描き、それを現実化するためには、人を惹き付けてやまない「カリスマ性」が必要ということです。
カネなし、ヒトなしの中小企業やベンチャーであれば、必然的に経営者に負う部分が大きいですから、成功した会社では、逆に経営者のそのような魅力が前面にでてくるのかも知れません。
ところが、ある程度、経営が軌道の乗ると、今まで会社を引っ張ってきた「カリスマ性」があだとなり、「独善」にすり変わることも、これまたよくあります。
経営者が、会社の成長のステージが変わったことに気付かず、自らの手から権限と裁量を手放さず、自身の判断を過信してしまうのです。
そうなると、今までの成功の蓄積がウソのように、会社の業績は傾いていきます。
すべてが悪い方向に回り出すのです。
どうしようもなくなった頃、経営者は2つのタイプに別れます。
一つは、潔く諦めるタイプ。
もう一つ、ほとんどのタイプは、最後まで、のたうちまわりながら、頑張るタイプです。
たいてい、会社がどうしようもなくなった頃、弁護士に相談に来るのですが、私は、個人的には、後者ののたうちまわるタイプの経営者が嫌いではありません(笑)。
彼らも、私達の話には、耳を傾けてくれます。
でも、どうしても、なぜもっと早く聞く耳をつくってくれなかったのか。と思います。
彼らは、復活を諦めていません。
いかんせん、心と行動が一致していません。
経営者は孤独といいます。
しかし、孤独にしているのは案外自分自身かも知れません。
自分に、小言をいってくれるヒトを、知らず知らずに遠ざけているはずです。
最近、人生の大先輩の何名かに、立て続けに、相談中、「まともに叱られたのは久しぶりだ」(笑)と言われました。
私は、おべんちゃらを全く言わずに、言いたいこと(言わないといけないこと)だけ言うので、びっくりされたようです(笑)。
経営者の皆さん、自分に小言をいってくれる人ほど、近くに置いておいて下さいね。
耳の痛い話こそ、聞いて下さい。