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2008年04月28日

寝る子は育つ。

土曜日の夕方から、極度の疲労感に突然襲われまして、夜7時から翌朝9時くらいまで、14時間、途中起きることなく爆睡しておりました。

妻曰く、死んだかとおもったそうです(笑)。

疲れとったんやろね~などと話ながら、お昼を食べて、午後からは、仕事をしようと事務所に来たものの、なんだか力が入らず、はかどりません。

しかたなく、家に帰って、3時から6時半まで、お昼寝。


サザエさんを見ながら、起き抜けに晩ご飯を頂き、お風呂に入って、10時には、また眠ることに。

さすがに、今日の朝は早く起きるだろうと思って、寝たものの、やはり途中起きることなく朝7時まで、9時間爆睡です。


計算すると合計、26時間眠ってますね・・・。


ご飯は食べないでも大丈夫だけど、眠らないとダメ。なタイプなのですが、さすがに、ここまで眠ったのは記憶にありません。




寝だめが出来たなら、いいのですが。

あいにく、今日もよく眠れそうです(笑)


皆さんも、睡眠は充分に取って下さいね。

  

Posted by たばやん at 20:05Comments(0)一般

2008年04月25日

公判前整理手続、はじまる。

昨日は、公判前整理手続という刑事事件の手続きの第1回目がありました。


以前もご紹介したと思いますが、公判前整理手続とは、裁判員制度開始を見据えて、公判の迅速化、効率化を図る事前の手続きです。

前回の事件は、終了してますので、私のキャリアとしては2回目の公判前整理手続事件ということになります。


当番から国選事件で立て続けに、公判前整理手続になる事件にあたることもあまりないと思うのですが、これも何かの縁と思って、頑張っています。


この制度は、まだまだ始まったばかりですので、裁判所も検察庁も弁護士も、みんな探り探りでやっています。
定着するまでは、試行錯誤が続くでしょう。

もっとも、裁判所や検察庁は、組織ですので、まとまって着々と準備できていますが、我々弁護士は、基本的には個人対応、弁護士会として全体的な取り組みがおいそれと出来るわけではありません。


したがって、私のようにもう2回も回ってきた弁護士もいれば、まだ1回もあたらず、下手をすると裁判員制度がはじまってから、初めて公判前整理手続にあたるという弁護士もでてくるでしょう。

手続に関わる三者の中で、弁護士だけが取り残されるということもありうるのではないでしょうか。


そうなると、被告人はたまったものではありません。


重要な問題で、早急に対処しないといけないと思いますが、これといった決め手となる具体策も特に思いつかないので、困ります。


とりあえずは、個人個人で、研鑽を積んでもらうということになると思いますし、経験した弁護士は、問題点を広く指摘していくという問題意識を共有する姿勢が大事になると思います。


本当は、市民の皆さんにも問題点を共有してもらって、裁判員制度についての意見を持つ参考にしてもらいたいところですが、具体的な事件については、ご存じのとおり、ブログに書く訳にもいかず、なかなか難しいです。



今度の事件は、けっこうシビアなので、公判前整理手続の問題点が結構みえてくると思います。
ですので、今度も、しっかりやりたいですし、可能な範囲で、皆さんにも手続上の問題提起ができればと思っています。  

Posted by たばやん at 20:53Comments(0)法律

2008年04月25日

知的財産法実務講座

昨日は、東京から戻って一日バタバタしてましたので、ブログ更新できませんでした。


東京に行って思ったのですが、モバイル環境を整えないと、帰ってからが大変ですね。
電車の中でパソコンを打っている人を多くみかけましたが、そこまで急がなくとも、空いた時間に一つでも処理できるのは魅力です。

何度か挑戦して、放棄してます(ほこりまみれのZERO-3がかわいそう・・・(笑))ので、ちょっと真剣に検討してみたいと思います。


さて、今回、東京に行った目的は、立命館大学で行われた知的財産法実務講座に参加するためです。

東京駅のサピアタワーにある立命館大学の立派な施設で半年にわたって、月1回最新の実務が学べるというものです。


参加者は、北は北海道から南は、大分まで、弁護士、弁理士、企業担当者等、実戦的な問題意識を持った参加者が集まりました。

その受講生の期待に充分応じられる第一線の先生方が講師となって、一緒になって議論をしながら、実務を学ぶというのが特色です。


ですので、とにかく勉強になりました。

まだまだ福岡では、特許をはじめ知財紛争の経験者が少ないので、最新の知識や知見を余すことなく仕入れて、元をとりたいと思ってます(笑)。
  

Posted by たばやん at 08:15Comments(0)法律

2008年04月23日

朝食に並びます?

今日は、東京で知財研修がありますので、昨日夜から現地に来ています。

品川のプリンスホテルに泊まったのですが、8時ころ、朝食会場のメインダイニングに向かうと長蛇の列・・・。

朝から皆さん、お疲れ様です(笑)。

東京のホテルは、すごいなあと思いながら、仕方なく、ヤフーカフェで、朝食をとり、そのままメールチェックと、このブログを書いています。


朝から人が多く、ぱっと、観察したところ、中国、韓国からきたと思われる観光客が多いように思いました。

今度は、東京ではなく、福岡にも来てください!


しかし、並んでまで、食べたいものなんですかね。
朝食会場は、大小あわせて7つか8つくらいあって、ご丁寧に電光掲示板で、混雑状況を教えてくれます。

それでも、なぜ並ぶのか。
私には、よく理解できません。


ちなみに、今回のチケット、サミット福岡さんにお願いしています(笑)。
いつも、ありがとうございます。  

Posted by たばやん at 08:58Comments(0)一般

2008年04月21日

ソフトの「完成」とは?

ソフトウェアを買って、しばらくしてからバージョンアップ情報を聞くと、かなり損した気がしますよね。

そのため、バージョンアップする際には、前のユーザーに対する優待を各種メーカーは行っています。

一方で、例えば、自動車なんかは、マイナーチェンジやフルモデルチェンジの情報を、各社いろいろ戦略を練って、出したり隠したりしています。

モデルチェンジ前の時期が、一番お買い得という話をよく聞きますよね。
もっとも、一度買ってしまったら、例えモデルチェンジを知らずに買っていたとしても、新モデルに優待するという話は、聞いたことがありません。

これは、それぞれ単価の違いということもあると思いますが、商品の性質にもよると思います。

自動車の場合、商品としては既に「完成」しています。
旧モデルの車であっても、車としての機能は万全な訳です。

一方、ソフトウェアの場合は、機能そのもの自体がまだ十分ではないというレベルで商品として流通していることがあります。とりあえずバージョン1で出してみて、リアクションを聞いて、改良するということも少なくありません。

商品としての適切な品質の確認を、顧客にさせている面も少なからずある訳で、そういう商品の性質上、「完成」というステージがいつまでたっても来ない、またはよく分からないということになりがちです。


それでも、ソフトウェアを商品と捉えた場合は、そんなに問題はないのですが、ソフトウェアの作成を「仕事」を捉えると、そこが大問題になってしまいます。

すなわち、ソフトウェアの作成を請け負った場合の話です。


顧客のイメージする機能をPC上のソフトウェアで実現しようということで、ソフトウェアの開発を請け負うとします。
これは、民法では請負契約となり、報酬を受ける基準は、仕事の「完成」です。

しかし、現実に何もないところから話をしているのですから、当然「完成」の状態なんて目に見えません。

売買なら、現実にある、「その車」を買うかどうか。という話ですから、あまり問題はないのですが、こういうのを作って。という依頼は、「こういうの」が顧客の頭の中にしかないので、後になって、自分が頼んだのは「こういうの」(現実に出来たソフト)ではなくて、「こういうの」(顧客の頭の中にあるイメージ)だと言い出すことがよくあります。



その結果、修正に次ぐ修正を求められ、話がこじれて、裁判所へ。ということも少なくありません。


代理人となる我々が、頭を悩ませる紛争類型の一つですね。


同じ請負でも、建物の場合は、図面があったり、模型を作ったりしますから、まだ顧客の頭の中を見ることができます。

ソフトの場合は、図面を引いたり、模型を作るのと同じように、画面を作ってみることがほとんど実際のプログラミング作業を行うのに等しいことも多いですし、他のソフトとの連携等もあって、なかなか顧客の頭の中を確認することは難しいようです。


そのため、往々にして、顧客の要求に応じて、度重なる変更に対応していくしかないということになりがちです。

その結果、請負側は変更を想定して、高めの金額を見積りますが、最近はソフト開発も簡単になり、競合他社が多くなると、原価ぎりぎりの金額で請けるということも少なくないようです。

そうすると、現場のSEに、そのつけが回ってきて・・・、という話になるのです。


私からすると、受注時の打ち合わせのあいまいさに、問題は尽きると思います。

発注者も受注者も、受注前に詳細な打ち合わせを嫌う風潮が強いようですが、結局、受注者はそこで自分で自分の首を絞めることになるのですから、しっかり、打ち合わせを行うべきです。


何を作って、どういう作業以上は追加の費用が発生するのか、相当程度明確に言語化しておかないといけません。
もっとも、それを契約書に明記しておく必要があるとまでは言いません。(可能であれば、入れ込んでおいてほしいことは言うまでもありません。)


契約書は契約書で、定形のものでも構いませんが、契約時の取り決めでは、どういう状態で「完成」としていたのかが分かる文章は必ず残しておきたいものです。


また、打ち合わせは、毎回メモをして、打ち合わせ終了時には、その打ち合わせで決まったこと、ペンディングしたこと、宿題等の確認を必ず行いましょう。

日常業務での一手間が、後々の大きな手間とコストを削減してくれるはずです。


それらの記録を残しておくと、その契約で完成させるべき目的物は、この程度のもの。という立証が容易になりやすいのです。


これは、ソフトに限らず、目的物が目に見えない請負契約に携わる営業マンは、必須の行動ですし、本来は、会社としては、どんな営業マンにでも、残させるべきものです。


例えば、営業日報等もその辺の観点から書くべきことも、考えておいてもらいたいのですが、よく目にするのは、営業マンの業務時間中の行動管理(さぼってないか見る)しか、視野にないものが多いですね(笑)。
  

Posted by たばやん at 20:22Comments(0)法律

2008年04月18日

100人寄れば、文殊の知恵

100人のプレゼンって、聞いたことあります?

大阪で、100人のプレゼン企画があるようです。

以下、抜粋です。

関西ネットワークシステム(KNS) 第21回定例会
「きっとここから何かがはじまる。~“さよならMebic” 異分野大プレゼンテーション大会」
共催:Mebic扇町 (扇町クリエイティブクラスターフォーラム)
******************************************************************************************************
関西ネットワークシステム(KNS)では、
「産学官民連携はコミュニケーションからはじまる」
をテーマに、年4回開催する定例会をはじめ、研究会活動、ミニ井戸端会議等々、
様々な形で産学官民メンバーの交流を深めています。

今回の第21回定例会では、Mebic扇町のご協力を頂き、KNSメンバー、
Mebic入所企業、周辺企業等の様々なジャンルの方総勢100組の話題
提供者を募り、4会場に分かれて各人10分以内でプレゼンテーション
を行っていただいた後、参加者全員で交流を深めたいと思います。

■日 時:2008年4月26日(土)13:20~20:30(受付開始13:00)
■場 所:扇町インキュベーションプラザ 2階
      大阪市北区南扇町6-28 水道局庁舎2階
      http://www.mebic.com/access/
■内 容:13:00 受付開始
     13:20-18:20 100人の報告者による異分野大プレゼンテーション大会
             4会場に分かれて行います。
     18:30-20:30 交流パーティ(立食スタイルでの交流会)
■費 用:参加費    500円(運営協力金)
      交流会費 2,000円
■定 員:100名(報告者を除く) 
■参加申込:参加ご希望の方は、下記サイトより申込フォームに必要事項ご記入の上
      お申し込み下さい。定員になり次第、締め切らせていただきます。
      http://www.kns.gr.jp/entry.html
     当日みなさまとお会いできますこと、楽しみにしています。
■主 催:関西ネットワークシステムインキュベート研究会 (Mebic運営協力団体)
      関西ネットワークシステム(KNS)
■共 催:扇町インキュベーションプラザ(Mebic扇町)
      デジタルクリエイターズ

HPはこちら

HPでは、100人分のプレゼンテーマが載っています。

まさに、産学官の話やね~というものから、高校生による高校の自治(!)についてのプレゼンまで、まさに百花繚乱です。


面白いですね。
多様性の中から、創造・イノベーションが誕生すると信じている私などは、まさに産学官のイベントとしてふさわしいものと思ってしまいます。


当日は、別件がすでに入っており、大阪まで行けないのが残念ですが、次の機会があれば、ぜひ参加してみたいですね。
福岡でも、同じような企画がないかなあ。

ないなら、お前がやれ。って言われそうですね(笑)。

準備する裏方さんは、相当大変だと思います。

成功を祈念しております。



  

Posted by たばやん at 13:53Comments(0)ベンチャー

2008年04月17日

今日雨なのも、自分の責任

昨日から、QBS3年目(笑)の授業がはじまりました。

単位は足りなかったものの、前期は1年生のときに張り切って取っている科目が多いので、逆に今年受けられる講義があまりありません。

前期では、3つか4つの科目を履修する予定です。

どれか、一つでも単位が取れれば、夏に卒業できます(恥)。

なので、講義自体は、こないだの土曜日からはじまってましたが、私のスタートは昨日から。


昨日の講義は、今年度から新しくできた「資産運用とリスク管理」という授業です。
今年度から新しくできた授業は、けっこうあって、3年目の授業料を払っても惜しくない、お得感があります(笑)。


昨日の授業は、金融商品市場の内情やファンドマネージャーの実際の行動等を学ぶことを通じて、リスク管理を考察するものになるようです。


担当の先生は、自己紹介をはっきりされませんでしたが(笑)、ディーラーの経験もあるそうで、話は面白かったです。


先生の話の中で、感心したのが、タイトルの言葉です。


金融市場の中に身を置いて、仕事をしていると、「自己責任」が身にしみる、というか、何でも自己責任であると思っておかないと、やってられない世界なのでしょうね。


最近の何でも人のせいにする風潮に、だいぶご立腹なようでした(笑)。


たしかに、雨に遭いたくないなら、前の日から、雨の降らない場所に移動しておけばよいわけで、それをしないで、雨が降ったのを天気のせいにするのは、リスク管理としては、甘いと言わざるを得ませんね。

結局、なんでも自己責任である。という考え方は、私は結構好きです。


司法試験も、難しいと言われてますが、受からないのを試験問題のせいにする人に限って、なかなか合格しなかったりします(笑)。

ロースクールに入ったものの、あまり上がらない合格率を聞いて、騙されたといっている方も、同じ穴のむじなでしょうか。
合格率が上がれば、自分も受かるのではないかという全く合理性のない理由を信じて、ロースクールに入るという選択肢を選んだのは、自分自身なのに。



そもそも、選択肢は、無数にあって、どれを選択するのかは、人それぞれの自由です。


自由なチョイスをした結果、その責任を問われるのはやはり自分自身。それしかないですよね。


働きたくなければ、働かなければいい。


勉強したければ、すればいいし、したくなければ、しなきゃいい。


年金をきちんとあげますよ。という国の方針を信じてしまったのも、自分自身ですよね。


その結果、どうなるのか、ちゃんと考えて、その選択をしたなら、それでいいはず、納得できるはずです。
しかし、その選択したのは自分なのに、その結果を受け入れない、受け入れられない人が増えているように思います。


そもそも選択することの意味やリスクとリターンを教えてもらってない、学んでない大人が多いのかも知れません。
でも、教えてもらってない。というのは、理由になりません。学ぼうと思わなかった自分の自己責任です(笑)。学ぼうと思えば、学ぶ機会(選択肢)はいくらでもあったはずです。



問題は、働きたいのに働けない。とか、勉強したいのにできない。という選択肢そのものを奪われている状況にある人が社会にいてはならないということです。


それは、本人の努力では、本当にどうにもならないものに限ります(なので、そうそう「選択肢そのものがない」という状況は、この国には、多くないはずです。選択肢はあるのに、それを選択しない、あるいはしたくない人は多いですが。)が、選択の余地がないのは、不公平・不平等です。競争原理や自由社会の前提を欠いています。




いずれにせよ、今後が、楽しみな授業になりそうです。

  

Posted by たばやん at 16:57Comments(0)経営

2008年04月17日

刑事事件報道にBPO意見

ニュースは、こちら


光市の事件の報道を巡って、BPO(放送倫理・番組向上機構)から意見が出されたようです。

そもそも報道・放送の内容について、第三者機関とはいえ、一方的にああだこうだというのは、報道の自由の観点からみて、どうなのか?という気もしないでもないですが、意見としては、至極まっとうなものだと思います。


報道・放送を作る側が、あまりに無知ないし不正確であることは、受け手側の国民にとっても、不幸であるといえるのは、間違いないと思います。


せめて、「被告」ではなく、「被告人」と呼称するようにするとか、無罪推定の原則は理解しておくとか、送り手側としての最低限の責任は果たしておくべきですし、それが足りないのであれば、分かっている人間は指摘するべきです。


これまで、それらの指摘がなかったことが大きな問題だともいえますね。

マスコミやジャーナリズムは、市民が育てるものです。

知る権利と、報道・表現の自由は表裏一体なものと考えます。
マスコミの質は、国民の社会的な成熟を示すバロメーターでもあります。



この国の社会的成熟度の質は高いのか、低いのか、今まさに問われているように思います。



マスコミの成熟度という意味では、フランスやイギリスのマスコミ、特に新聞(ル・モンドやエコノミスト等)が思い浮かびますが、彼の国でも高尚なものから低俗なものまで、それはそれは幅広いですよね。


日本は、その幅が極めて狭い。しかも、感情的ものや低俗なものの方への分布率が高いように思いますが、どうでしょうか?


右でも左でもどっちでもいいですが、感情的ではない、論理的なポリシーがあるかないかは、成熟度に大きな影響を与えるといえそうです。

「感情」と「事実」を切り分ける冷静さと知識が、送り手側にも、受け手側にも求められているといえるのではないでしょうか。  

Posted by たばやん at 00:12Comments(0)法律

2008年04月16日

福岡知財研究会

昨日は、福岡知財研究会の本年度最初の会合がありました。

福岡知財研究会とは、福岡にて活動している弁護士と弁理士との共同勉強会です。


けっこう、昔からあるようで(詳しくは知りません)、私も弁護士登録直後から入会しています。

弁護士と弁理士の勉強会ですから、内容は当然、知財。
特許、著作権、不正競争防止法等、産業財産権の分野に入るものを取り上げています。


今年度は、商標をおこなうこととしており、早速、テキストを題材に昨日も1時間ほど勉強しました。


この勉強会、結構、鋭いつっこみとか、議論になるので、発表担当になると、結構緊張します。
また、発表しなくても、ディスカッションが中心ですので、最低限の知識を持ってないと、肩身の狭い思いをします(笑)。


なので、毎年、段々出席者が減っていき、ひどいときは、発表者以外に数人しかいないという回もありました。

しかし、昨日は、年度初めということもあって、20名近い参加者が!


来月以降、人数が減っていかないように期待します。

かくいう私も、段々欠席していた派なので、今年は、だいたい(笑)出席できるように頑張ります!
  

Posted by たばやん at 14:42Comments(0)法律

2008年04月15日

リスクとリターン

ベンチャー企業を経営していて、頭が痛いのは、主に資金繰りと人材確保であるということは、このブログでも再三述べてきたとおりです。


そんな中、ベンチャーキャピタルから投資を受けるという選択肢は、ベンチャー企業経営者の頭の中に常にありうるものでしょう。
逆に、ベンチャーキャピタルから見向きもされないようであれば、まだまだ会社としては実力不足と思っていいかもしれません。


ご存じの通り、ベンチャーキャピタルやベンチャーファンドは、これは!と思うベンチャー企業に投資して、上場利益を得たり、株式譲渡益を得ることにより、自らの収益を上げようというものです。

会社に資金を「貸す」のではなくて、資金を「投資」して、大きな利益を得ようとするのが特徴です。

大きな利益が得られる可能性がある変わりに、投資ですから、会社が潰れれば、株式が無価値になる大きなリスクを負うことになります。
いわば、一か八かな面があることは否めません。

だからこそ、目利きが重要になり、「リスクテイカーである。」そこにこそ、ベンチャーキャピタルの社会的な存在価値があると思っていました。

思っていました。と過去形なのは、日本のVCでは、経営者の個人保証を求めることがあるという議論を最近、目にしたからです。


表明保証の信頼性担保のため、表明保証違反の際に、個人保証を求める条項を入れ込むことはまだ理解できます。


しかし、会社事業計画の未達の際にも、経営者に個人保証を求め、自己が出資した株式の簿価での買取を請求することがあるようです。

それでは、投資ではありません。単なる事業性資金の融資でしょう。しかも単なる融資より、たちが悪いと言わざるを得ません。


日本には、「リスク」と「リターン」をきちんと理解して、実行する土壌は生まれないのでしょうか(涙)。

最近のベンチャーキャピタルは、人材がそもそもそんなにいないため、銀行から流れてくることが多いです。


そのため、どうしても「融資」の発想で、「投資」をしたがるのかも知れません。

悪しき護送船団方式の影が、未だにちらついてなりませんね。



一刻も早く、リスクとリターンを適正に分配できる社会になってもらいたいと思います。

そのための市場が日本には、まだできていないというベンチャーキャピタルの声は分かるのですが、だからといって、それを経営者、起業家におっかぶせるのはやはり筋が通らない気がします。




  

Posted by たばやん at 11:51Comments(0)経営

2008年04月14日

タイガー、無念。

マスターズは、イメルマンの優勝で幕を閉じました。

毎年、最終日の中継は、延びるのですが(分かってるのだから、8時30分までにすればいいのに・・)、次の番組「はなまるマーケット」での冒頭のやっくんの(本当は)全くゴルフに興味ないのが分かるコメントが毎年、個人的にはツボです(笑)。



さて、グランドスラムを目指したタイガーウッズは、最終日チャージをかけてひっくり返す予定だったと思いますが、無念の2位です。
相手より、自分に負けた。という感じでしたね。

また来年、グランドスラムを目指して欲しいと思います。


新鋭イメルマンは、ビッグタイトルを手にして、今年の活躍が楽しみです。
去年の優勝者、ザックジョンソンも、マスターズ後、活躍してますからね。


今年は、日本勢が不調でした。

来年は、いよいよ石川遼が初挑戦ということになるのでしょうか・・・。


ちなみに、全米アマの2位等になれば、プロじゃなくてもマスターズに出場できるそうです。


私もマスターズ目指して、頑張ってみます(笑)。
  

Posted by たばやん at 17:37Comments(0)ゴルフ

2008年04月11日

地名=商品にすべきか?

フランスは、シャンパーニュ地方で作られた発泡性ワインをシャンパンといいますが、フランスでは、シャンパンという名称が使用できるのは、まさにそのシャンパーニュ地方で作られたシャンパンだけ。というのは有名な話です。

ところが、スイスにも、シャンパーニュという村があるらしく、それがトラブルの元になっているようです。

ニュースはこちら


そのスイスのシャンパーニュ村に本社があるメーカーが、「クッキー」の包装紙に、『(地元の)シャンパーニュの(昔からの)レシピを利用して作りました』というような宣伝文句を印刷していたのでしょう。


これを、スイスや他の国で売る分には、問題なかったのでしょうが、フランスで売るとなると、フランスではシャンパーニュ・シャンパンという言葉は、シャンパーニュ地方で作られたシャンパンだけにしか使えませんから、シャンパン業界からクレームがついて、裁判になったという経緯のようです。

ちなみに、カタカナでシャンパーニュとシャンパンは使い分けていますが、綴りは、「champagne」であり、どっちの読み方も同じ発音ではないかと推測します。フランス語には全く知識がありませんので、知ってる方は教えて下さい。



まあ、スイスのメーカーの本社があった場所が同一名であったことが不幸だったといえば、それまでなのですが、よくよく考えると、フランスのシャンパーニュ地方だって、みんながみんなシャンパンを作っている訳ではないはずです。


なかには、シャンパーニュ地方で、本当にクッキーを作っている人や企業もあるでしょう。
しかし、その人達は、「シャンパーニュのレシピを使いました」と言えないのですから、たまったものではありません。


「日本」酒や、「焼酎」、「ワイン」だと、問題なかったのですから、シャンパンもどうせなら「フランス」酒とすればよかったのに・・・
後の祭りですが(笑)。


以前の「さぬき」もそうですが、
「地名」を商標として認めてしまうと、なかなか難しい問題をはらんでいますね。
  

Posted by たばやん at 12:52Comments(0)法律

2008年04月11日

マスターズ開幕!

ゴルフをしない人には、なんの関係もない(笑)、一大イベント、マスターズがはじまりました。
今日のブログは、完全に個人的な趣味の話をします。



マスターズって何?、という人はこちら


マスターズは、男子ゴルフ4大メジャー大会の最初であり、最高の大会といえるものです。
ちなみに残りの3つは、全英オープン、全米オープン、全米プロゴルフ選手権です。

この4大大会を通年で、全て優勝すると、グランドスラムということになります。


皆さんもご存じのタイガーウッズは、2000年に全米オープンから3つ制し、2001年のマスターズも優勝しましたが、「通年」がひっかかり、グランドスラムとは認定されていません。そのかわり、「タイガースラム」と呼ばれています。

きちんと、「グランドスラム」を達成したのは、わずか4人。
ジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ゲーリー・プレーヤー、ジャック・ニクラウスだけです。

いずれも、稀代の名プレーヤー、伝説のスターです。


今年のタイガー・ウッズは、2000年に負けずとも劣らない調子のよさを見せています。

歴代のスーパースターに並べるのか、その最初の関門に今、立ち向かっているのです。

ワクワクしますね。(完全に趣味の世界です。笑)

予選初日の今日は、パープレーで19位タイ。
全然問題なしですね。


う~ん、楽しみです(笑)。  

Posted by たばやん at 10:12Comments(0)ゴルフ

2008年04月10日

基準は良心?

ベトナムの話です。

ニュースはこちら


ベトナムで生産されるヘルメットの半数に、何らかの品質及びその表示に関する問題があるということのようです。

ベトナムのあの交通量、特にバイクの多さを経験すると、ヘルメットの品質はまさに命に関わると思うのですが、びっくりしますね。

興味深いのは、品質の基準について、『品質検査と品質保証表示は各生産施設の「良心」に任されて行われているという。』という点です。

どの程度の品質を要求するかというのは、その商品の価格や用途によって決まってくるものですが、最終的に誰がそれを決めるべきなのか?という根源的な問題があります。

ブランド品で、数十万円もするものであれば、これくらいの品質でないと買わないという顧客からの基準があるでしょうし、価格にかかわらず、商品の用途として、いくら安くてもこれだけの品質を確保しておいてもらわないと困るという社会的な要請からの基準もありえます。

日本や欧米では、その社会的要請を法令等で、定めることが多いですし、法令等よりも厳しい基準を業界団体として定めることもある訳です。

もっとも、あまりに過度の品質を要求すると、結局余分なコストとなり、消費者である顧客がそれを負担することになります。

そこのバランスが難しいのです。


ベトナムでは、それを業者の「良心」に任せるという思い切った決断をしているということになります。

ここでいう、「良心」とは、価格と品質(表示を含む)を正比例させなさい。ということでしょう。

安いものはそれなりの品質、高いものは相当の品質。
これを業者が良心に従って、保証すれば、顧客は、価格という目安だけで自己の希望する品質の商品を選択することができます。

その方が、顧客、業者、行政といった商品に関わる者のトータルコストとして、合理的、安上がりだという判断なのだと思います。

業者も国民であるはずですから、ベトナムという国は、同じ国民を信じる、あるいは信じられる、もしくは信じようとする(だんだん、信頼性が劣りますが)お国柄といえますね。


ある種、うらやましい面もあります。
  

Posted by たばやん at 11:35Comments(0)経営

2008年04月09日

笑いの現場―ひょうきん族前夜からM-1まで




最近、新書ブームなのか、新書がどんどん出ていますね。

一つのテーマをさらっと読めるところが受けているのでしょうか。
本自体の売上は下がっているようですから、読者の傾向が変わりつつあるのかも知れません。


さて、今日は、その新書で最近買った本です。

コント赤信号の結成秘話や、ラサール石井さんが、「ラサール石井」となった経緯など、本人でなければ分からない話は単純に面白いです。


しかし、一番興味深いのは、他の芸人の分析ですね。
プロが同業者をどう評価するのか、その時の視点はどういうものなのか、というのはジャンルを問わず、参考になります。

今回も、へえ~と思いながら、読み終えることができました。

他人を評価するというのは、評価するこちら側になんらかの基準がないとできません。
したがって、評価した結果、その人の持つ、その基準が正しいのか、適切であるかも同時に評価されてしまいます。

つまり評論というのは、相手を評価しながら自分の評価もしてもらうということになりますね。

某ヨーロッパの料理評価本に絡んで、だいぶ自分の評価も下げてしまった有名評論家がいますが、まさにその典型といえるでしょう。

そういう意味で、相手をよく知るには、自分の評価を聞いてみるというのは効果的な手法だといえます。

社員に、社長としての自分の評価を聞いてみる。
部下に、上司としての自分の評価を聞いてみる。
同僚に、同僚としての自分の評価を聞いてみる。


ちょっと、ドキドキしますね(笑)。

いつか、勇気を持って、お試し下さい。  

Posted by たばやん at 13:48Comments(0)本の紹介

2008年04月09日

なにがなんだか・・・

以前、本の紹介でも取り上げた田中森一氏、別件で逮捕されたようです。

ニュースは、こちら


石橋産業事件の方は、刑が確定し、収監されていたところですが、今度は別の事件で、捜査・取調を受けることになります。

新聞やニュースの報道だけでは、なんとも言えないのですが、今回はどうなのでしょうか。


本人が、『収監前の取材に対し「5千万円は弁護士報酬で、残る4千万円は相談者を紹介してくれた知人2人への紹介料だ」と説明した。』という点がすごく気になります。


5千万円もの弁護士報酬って、何なんでしょうか・・・
「反転」を読む限りでは、彼にとっては、よくある金額のようですが、ちょっと私の理解は超えてしまいます。

ちなみに、弁護士が依頼者を紹介してくれた人に紹介料名目等で金銭等を払うことは、弁護士職務基本規程において禁止されています。
また、依頼者に直接、紹介者に対する謝礼等を支払わせることも、問題がある行為といえます。

もう、なにがなんだか分からなくなっていたのでしょうか・・・。


残念です。
  

Posted by たばやん at 00:08Comments(0)法律

2008年04月08日

裁判員裁判、来年5月21日に施行

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裁判員制度に関する法律の施行日が、来年5月21日と決まったそうです。

つまり、来年5月21日以降、裁判員裁判の対象になる事件は、裁判員が入って手続きを進めることになります。
実際に裁判員裁判の公判、つまり法廷での審理が始まるには、約2ヶ月後の7月下旬頃からになると思います。

仮に5月21日に、殺人事件が起こった(起訴された)とすると、裁判員の選定手続きと、公判前整理手続きが並行して進められ、選定手続きでは、呼出状が裁判員候補者に送られるところから始まります。

それらの事前手続きが終了するのに、大体2ヶ月前後かかる予定ですから、最初の裁判員裁判は、7月下旬頃になるということです。

最初の裁判員裁判は、相当の注目を浴びるでしょうね。


いよいよ現実味を帯びてきたようです。
  

Posted by たばやん at 13:26Comments(0)法律

2008年04月08日

6年連続世界一

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北京オリンピック目前の中国ですが、6年も前から、商標登録数では、世界一をひた走っていたようです。

人口を考えれば、それだけの経済規模になるはずで、当たり前といえば当たり前ですが、やっぱり危機感を抱くのはなぜでしょうか。


中国という超大国になりつつある(すでになっている?)国と、どう付き合っていくべきか、国レベルではもちろんですが、一企業レベルでもよく考えて、戦略を立てておかないといけない状況になっていますね。


いざ、中国に進出しようとしても、既に自社の商号や商品名が、現地の誰かの商標として登録されていてもおかしくないですからね。


以前取り上げた、台湾の「さぬき」の商標、どうなるのでしょうか。
気になります。

  

Posted by たばやん at 11:20Comments(0)法律

2008年04月08日

裁判中毒―傍聴歴25年の驚愕秘録




以前から、裁判傍聴に関する本が人気になってますが、この本もそういう分野に入れられるのかも知れません。

もっとも、読後の感想としては、今までの本とはちょっと違うかなという感じがしました。

単に裁判所で見た、聞いたことを書くだけでなく、筆者の視点が形成されていく過程までもが書かれているような気がして、私としては大変興味深く読めたのです。


特に、冤罪が生まれる土壌となるような危険性、危うさを感覚的に理解されたようなところは、まさに見続けることによって、理解出来るという点で、非常に参考になりました。


裁判員制度になったときに、筆者のように冤罪が生まれる土壌があるという感覚的な理解を市民の皆さんにはぜひしておいてもらいたいところですが、毎日のように裁判を傍聴しておいてくれとは言えませんもんね。

そういう意味では、皆さんに読んでおいてもらいたい、追体験をしておいてもらいたい本です。  

Posted by たばやん at 00:16Comments(0)本の紹介

2008年04月07日

QBS6期生、入学。

こないだの土曜日は、QBS6期生の入学式がありました。

その後の懇親会に参加しました。

その中で、6期生の各人による自己紹介があったのですが、今年の皆さんは、みんな自己紹介プレゼンが上手で、びっくりしました。

メンバー的な特色は、官公庁関係が目立ったのと、マスコミ関係が増えたことでしょうか。
留学生と女性が減ったように思いましたが、懇親会に来られなかったからかも知れません。

いずれにしても、過去の期に負けず劣らずの面白い期になりそうな予感です。


個人的にも、知り合いの方が入学されており、びっくりしました(笑)。

残念なのは、入学時のこのイベントに、卒業生等の参加が少ないことですね。
6期生だけの出会いにするのは、ちょっと、もったいないです。

多様な人材のるつぼは、より多くの人材を呼び寄せ、より活性化することができます。

卒業してしまったら終わりではなく、新しい人材との縁をつなぐことにより、「QBS」全体の人材や人脈が形成されていくのだと思います。

例えば、1期生や2期生の方等、過去全ての卒業生が集まるのが、毎年の入学式後の「懇親会」としてしまってもいいのかなと思っています。



いずれにせよ、4期生として、今年1年、5,6期生の皆さんと一緒に頑張らないといけません(汗)。

がんばります・・・。  

Posted by たばやん at 16:13Comments(0)一般