スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2008年06月09日

ミズノのジレンマ

スピード社の水着、レーザーレーサーが話題の水泳ですが、昨日、北島康介が世界新を出したことで、結果はでましたね。

水泳連盟が、日本企業の水着に限るという結論は、ありえないです。
そもそも連盟が、決める話じゃないでしょう。

あとは、個人契約の有無ということになりそうです。


北島とミズノは、着用の契約を結んでいるようですが、ミズノはどうするでしょうか。


契約したのに、肝心のオリンピックで着てもらえないとなると、契約金等、いままでの費用は、全くのムダになります。

一方、ミズノを着たから、負けたということになると、プロモーションツールとしては、全くの失敗。水着だけでなく、全てのミズノ商品にとって、逆効果になるでしょう。


どっちを選んでも、あまりうれしい話ではないようです。
まさに、ジレンマに陥ってしまいました。



レーザーレーサーで世界新を出したのですから、オリンピックでミズノを着ても、さらなる新記録をださないと、やはり水着の差か。と思っちゃいますよね。

ミズノの戦略としては、今回、北島にさらに世界新を出させる新しい水着が、用意できない以上、次のチャンスを待つべきです。


プロモーションは、結局、顧客への印象度の勝負です。
これだけ、レーザーレーサーの印象がいい中で、オリンピックをミズノにプラスのプロモーションに転換するのは、至難の業と思います。


ミズノ担当者は、残念無念でしょうね。


しかし、水着は、もはや道具になってきたようです。


たしか、カールルイスの魔法の靴と呼ばれたスパイクは、ミズノ製でしたね。
皮肉な話です。


オリンピックが終わったら、レーザーレーサーは、水着か、道具かの議論は、きちんと整理しておくべきでしょうね。  

Posted by たばやん at 23:30Comments(0)経営