2009年04月24日
セカンドオピニオン
前にもブログで書いたような気もしますが、大事なことですので、再度。
弁護士とお医者さんは似ています。
お医者さんは、人間の体を診ますが、弁護士は、事件(事実)を診ます。
全く違うようですが、どちらも生モノであり、見方によって、症状も全然異なることが共通です。
弁護士には、お医者さんよりもっと大事な視点が必要で、お医者さんは、患者さんが何も言わなくても、脈を取ったり、心拍数を数えたり、レントゲン等の各種検査をすれば、診断ができない訳じゃありません。
しかし、弁護士には、自分で話さないと事実が伝わらないのです。
証拠となる書類だけみても、なかなか事実を診るのは難しいです。
お医者さんの世界では、セカンドオピニオンの重要性がかなり定着しています。
命を左右しかねない重要な手術を行うときは、必ずセカンドオピニオンを勧められますよね。
手術をしないという選択肢もありうるし、手術するとしても、どのような手法を取るべきかという点で、お医者さんそれぞれの判断が異なりうるからです。
複数の意見、診断を経て、自分が納得できる状態で、手術を受けるなり、投薬治療するなりして、自分の病気と向き合っていくことが最良の判断結果となるからでしょう。
これは、裁判の世界でも同じこと。裁判に勝とうが負けようが、命まで取られることはほとんどないですが、人生を左右してしまう、あるいは人生や会社の命運を握るという事件になることは、少なくありません。
重大な内容についての支援を第三者にお願いするという点では、お医者さんも弁護士も同じだと言えます。
なのに、弁護士の世界では、まだまだセカンドオピニオンが浸透していません。
弁護士もあまり勧めていないようですし、お客さんの方も、他の弁護士に聞きに行くのは悪いことと思っている方が多いようです。
また、裁判は、誰がやっても結果はほとんど同じという意識もあるのかもしれません。
しかし、仮に裁判の結果自体は、だれがやっても同じだとしても、裁判までするかどうかの判断や対応は弁護士それぞれです。どのような経緯をたどって、解決まで導くか、その手法は、おそらくひとりひとりで違うでしょう。
とすれば、自分が頼むべき弁護士が、一番目に出会った弁護士であると言っていいのか、よく考えるべきでしょうね。
会うべくして会ったということもないわけではないでしょうが、複数の選択肢を検討した結果、この人と決めた方が、後悔しないのではないでしょうか。
いろいろな弁護士をみると、私の言うことが本当に分かってもらえると思います。
自分に一番合った弁護士を見つけると、結果がどうであれ、後悔はしないと思います。
何をもって、一番合った弁護士といえるかですが、とにもかくにも、感覚ですかね。
結論に、ガクッときた方、非論理的で、ごめんなさい(笑)
しかし、いくら優秀でも打ち合わせをしていて、気が重くなったり、滅入ったりしては元も子もないでしょう。
なんとなく、よく分からないけども、信頼できるとか、安心できるとか思える人。
打ち合わせにおいても、自分の聞きたいことや、言いたいことが遠慮なく言える人。
そういう人なら、大丈夫ではないでしょうか。
誰に頼んでも同じですよ。と一言で片づける弁護士は、やめておいた方がいいです。
何については、誰がやっても同じです。ときちんと説明してくれる人は安心です。
イメージとしては、洋服屋さんとか、料理店と同じ感覚で選ぶのがいいような気がします。
なんとなく落ち着く店ってあるでしょう?
そういう弁護士が見つかると心強いですね。
弁護士とお医者さんは似ています。
お医者さんは、人間の体を診ますが、弁護士は、事件(事実)を診ます。
全く違うようですが、どちらも生モノであり、見方によって、症状も全然異なることが共通です。
弁護士には、お医者さんよりもっと大事な視点が必要で、お医者さんは、患者さんが何も言わなくても、脈を取ったり、心拍数を数えたり、レントゲン等の各種検査をすれば、診断ができない訳じゃありません。
しかし、弁護士には、自分で話さないと事実が伝わらないのです。
証拠となる書類だけみても、なかなか事実を診るのは難しいです。
お医者さんの世界では、セカンドオピニオンの重要性がかなり定着しています。
命を左右しかねない重要な手術を行うときは、必ずセカンドオピニオンを勧められますよね。
手術をしないという選択肢もありうるし、手術するとしても、どのような手法を取るべきかという点で、お医者さんそれぞれの判断が異なりうるからです。
複数の意見、診断を経て、自分が納得できる状態で、手術を受けるなり、投薬治療するなりして、自分の病気と向き合っていくことが最良の判断結果となるからでしょう。
これは、裁判の世界でも同じこと。裁判に勝とうが負けようが、命まで取られることはほとんどないですが、人生を左右してしまう、あるいは人生や会社の命運を握るという事件になることは、少なくありません。
重大な内容についての支援を第三者にお願いするという点では、お医者さんも弁護士も同じだと言えます。
なのに、弁護士の世界では、まだまだセカンドオピニオンが浸透していません。
弁護士もあまり勧めていないようですし、お客さんの方も、他の弁護士に聞きに行くのは悪いことと思っている方が多いようです。
また、裁判は、誰がやっても結果はほとんど同じという意識もあるのかもしれません。
しかし、仮に裁判の結果自体は、だれがやっても同じだとしても、裁判までするかどうかの判断や対応は弁護士それぞれです。どのような経緯をたどって、解決まで導くか、その手法は、おそらくひとりひとりで違うでしょう。
とすれば、自分が頼むべき弁護士が、一番目に出会った弁護士であると言っていいのか、よく考えるべきでしょうね。
会うべくして会ったということもないわけではないでしょうが、複数の選択肢を検討した結果、この人と決めた方が、後悔しないのではないでしょうか。
いろいろな弁護士をみると、私の言うことが本当に分かってもらえると思います。
自分に一番合った弁護士を見つけると、結果がどうであれ、後悔はしないと思います。
何をもって、一番合った弁護士といえるかですが、とにもかくにも、感覚ですかね。
結論に、ガクッときた方、非論理的で、ごめんなさい(笑)
しかし、いくら優秀でも打ち合わせをしていて、気が重くなったり、滅入ったりしては元も子もないでしょう。
なんとなく、よく分からないけども、信頼できるとか、安心できるとか思える人。
打ち合わせにおいても、自分の聞きたいことや、言いたいことが遠慮なく言える人。
そういう人なら、大丈夫ではないでしょうか。
誰に頼んでも同じですよ。と一言で片づける弁護士は、やめておいた方がいいです。
何については、誰がやっても同じです。ときちんと説明してくれる人は安心です。
イメージとしては、洋服屋さんとか、料理店と同じ感覚で選ぶのがいいような気がします。
なんとなく落ち着く店ってあるでしょう?
そういう弁護士が見つかると心強いですね。