2009年05月27日
手ごわい頭脳
久し振りに本の紹介です。
著者は、アメリカの弁護士で、現在、同志社大学のロースクールの教授をされている方だそうです。
裁判員制度に関してのコメントが新聞でよく載っていますね。
陪審員との相違等の観点でのコメントをよくみます。
内容については、非常に分かりやすい文章で、皆さんが思っている「弁護士」業務のイメージを、氷解させてくれるのではないでしょうか。
著者の捉えている弁護士の仕事のイメージは、私もとても共感できました。
もっとも、古典的な日本の弁護士のイメージから脱却できない人は、かなり違和感があるかもしれません。
法律とは、何だろうか?と思っている方も、一度読んでみると、深いヒントが多数含まれているかも知れません。
すぐ読めて、内容的にも面白い本でした。
機会があれば、読んでみて下さい。