2010年01月26日
自社ブランド・・・
先日、あるメルマガを読んでいますと、うち(メルマガ発行会社)もいつかは自社ブランドで商品を出したい旨の記述がありました。
たしかに、自社の名前や自社のブランド名が付いた商品が市場に出回るとなると感慨無量でしょうね。
そこをひとつの目標とするのも悪くありません。
一方、先日のNHKスペシャルでは、液晶テレビのOEM製造を行っている会社が取り上げられていました。
その会社は、一日数万台のテレビを製造していますが、そのいずれも自社のブランド名は付けられていません。
黒子に徹することによって、その会社は巨額の利益を上げています。
単純にどちらがいい悪いをいうつもりはありません。
どちらもそれなりのメリット、デメリットがあります。
問題なのは、それらを検討することなく、あるいは検討しても最終的には感覚的に判断してしまって、自社の方向性を見誤ることです。
自社の利益を最大化するためには、自社ブランドにこだわる必要がない場合も少なくありません。
特にベンチャーの場合は、アイデアを売ることが一番の利益を最大化する方法で、自社の名前がでるかどうかは問題外ということもあり得ます。
また、そこまでは考えつくとしても、本当に「売って」終わってしまう会社も多いような気がします。
売ってしまえば、1回の商売で終わります。
いかに継続的に売上が立つ仕組みをつくるのかが、重要なのにそこまで考えが及ばない経営陣もいますが、残念と言わざるを得ないですね。
誰もが右肩上がりで成長はできないからこそ、知恵を総動員して、企業を成長させる方法を考え抜かないといけません。
その時に、感情的には惹かれるけれども、合理的な判断の際には邪魔なものって意外に多いものです。
「自社ブランド」という魅惑的な言葉も、そのひとつかも知れませんね。
たしかに、自社の名前や自社のブランド名が付いた商品が市場に出回るとなると感慨無量でしょうね。
そこをひとつの目標とするのも悪くありません。
一方、先日のNHKスペシャルでは、液晶テレビのOEM製造を行っている会社が取り上げられていました。
その会社は、一日数万台のテレビを製造していますが、そのいずれも自社のブランド名は付けられていません。
黒子に徹することによって、その会社は巨額の利益を上げています。
単純にどちらがいい悪いをいうつもりはありません。
どちらもそれなりのメリット、デメリットがあります。
問題なのは、それらを検討することなく、あるいは検討しても最終的には感覚的に判断してしまって、自社の方向性を見誤ることです。
自社の利益を最大化するためには、自社ブランドにこだわる必要がない場合も少なくありません。
特にベンチャーの場合は、アイデアを売ることが一番の利益を最大化する方法で、自社の名前がでるかどうかは問題外ということもあり得ます。
また、そこまでは考えつくとしても、本当に「売って」終わってしまう会社も多いような気がします。
売ってしまえば、1回の商売で終わります。
いかに継続的に売上が立つ仕組みをつくるのかが、重要なのにそこまで考えが及ばない経営陣もいますが、残念と言わざるを得ないですね。
誰もが右肩上がりで成長はできないからこそ、知恵を総動員して、企業を成長させる方法を考え抜かないといけません。
その時に、感情的には惹かれるけれども、合理的な判断の際には邪魔なものって意外に多いものです。
「自社ブランド」という魅惑的な言葉も、そのひとつかも知れませんね。
2010年01月15日
パラドックス13
久しぶりに本の紹介です。
この年末年始は、本を読んでやるぞ!と意気込んでいたのですが、とある事情からそれもままならず、休み用に買い込んだ本がそのままになっています。
いわゆる「積ん読」ってやつですね。
こりゃいかんということで、まず手始めに、物理的に大きいハードカバーのこの本を読んでやりました。
最近、東野圭吾にハマッてまして、内容もよく見ないまま買いましたが、面白かったです。
理屈的にそんなことがあるのかどうかは分かりませんが、地球に何らかの影響がでる「13秒」の間に何かがあった人達に起こった出来事が綴られています。
最後にひっくり返すパターンではないので、結末は予想できるのですが、この本の主題はもう少し別のところにあります。
結構、深い話でした。
映画にできそうな本ですね。
よかったら読んでみて下さい。
2010年01月14日
債権者集会
会社や個人の方が破産を申し立てると、裁判所において、破産管財人が選任されることがあります。
破産管財人の主な仕事に、破産した会社等に残っている財産の換価があります。
例えば、保有していた不動産を処分したり、在庫商品を処分したりすることになります。
管財人には弁護士がなることが多いんですが、この換価業務は普通の商売、ビジネスに限りなく近いので、法律知識だけではなんともならないことがままあります。
在庫を売るといっても、できるだけ高く売らないといけない訳ですから、その業界の事情や仕組みを分かってないと、なかなか上手くいかないと言うことになります。
なので、弁護士の中でも向き不向き、好き嫌いが出てくる仕事になりますね。
で、その換価業務の状況を債権者の方に説明する機会が、債権者集会と呼ばれる手続になります。
今日は、大型倒産事件の債権者集会がありました。
債権者集会は、文字通り債権者、つまり破産したところにお金を貸したり、代金を払ってもらってない方々に集まってもらいます。
したがって、第1回目の集会の時などは、怒号が飛び交ったりすることもあって、緊迫することもあります。
今日は、2回目ということもあって、そういうこともなく落ち着いた集会でした。
管財人としては、やっぱり内心ほっとしますね(笑)
一時、破産も少なくなったように思いましたが、最近また厳しい企業が増えてきているような気がします。
それぞれで頑張るしかないんでしょうけども。
破産管財人の主な仕事に、破産した会社等に残っている財産の換価があります。
例えば、保有していた不動産を処分したり、在庫商品を処分したりすることになります。
管財人には弁護士がなることが多いんですが、この換価業務は普通の商売、ビジネスに限りなく近いので、法律知識だけではなんともならないことがままあります。
在庫を売るといっても、できるだけ高く売らないといけない訳ですから、その業界の事情や仕組みを分かってないと、なかなか上手くいかないと言うことになります。
なので、弁護士の中でも向き不向き、好き嫌いが出てくる仕事になりますね。
で、その換価業務の状況を債権者の方に説明する機会が、債権者集会と呼ばれる手続になります。
今日は、大型倒産事件の債権者集会がありました。
債権者集会は、文字通り債権者、つまり破産したところにお金を貸したり、代金を払ってもらってない方々に集まってもらいます。
したがって、第1回目の集会の時などは、怒号が飛び交ったりすることもあって、緊迫することもあります。
今日は、2回目ということもあって、そういうこともなく落ち着いた集会でした。
管財人としては、やっぱり内心ほっとしますね(笑)
一時、破産も少なくなったように思いましたが、最近また厳しい企業が増えてきているような気がします。
それぞれで頑張るしかないんでしょうけども。
2010年01月08日
明けましておめでとうございます。
気が付けば、11月から更新できないまま、年を越してしまいました。
2010年、本年もよろしくお願い申し上げます。
去年の反省と検証もままならないまま、バタバタと年を越してしまった感がありますが、今年は、自分自身としては公私ともに重要な年になると思われますので、いろいろと頑張っていきたいと思っております。
このブログの更新も、できるだけ多くしたいですね。
とりあえず、遅ればせながら、ツィッターをはじめました(笑)。
気にはなりながらも、よく分からなかったので、見て見ないふりをしてました(爆)。
しかし、これ以上、デジタルディバイドの波に飲み込まれてもいけません。
ベンチャー弁護士の名に恥じないように、時代に追いつきたいと思います・・・。
2010年、本年もよろしくお願い申し上げます。
去年の反省と検証もままならないまま、バタバタと年を越してしまった感がありますが、今年は、自分自身としては公私ともに重要な年になると思われますので、いろいろと頑張っていきたいと思っております。
このブログの更新も、できるだけ多くしたいですね。
とりあえず、遅ればせながら、ツィッターをはじめました(笑)。
気にはなりながらも、よく分からなかったので、見て見ないふりをしてました(爆)。
しかし、これ以上、デジタルディバイドの波に飲み込まれてもいけません。
ベンチャー弁護士の名に恥じないように、時代に追いつきたいと思います・・・。