2010年03月25日
サービスとは
久しぶりの更新です。
実は、四月より仕事のステージが変わりまして、このブログも模様替えする予定です。
近日中には、ご報告できるかと思います。
その関係で、設計・施工関係の打ち合わせをしています。
が、担当者のレベルに若干の問題が・・・。
自分がどのようなサービスを提供すべきなのか、よく理解できていないようです。
実は、こういう方が少なくありません。
というか、こういう人ばかりです。
サービス業である専門家はもちろん、営業マンであったり、料理人であったり、おそらくほぼ全ての職業に対して当てはまるのは、顧客の期待を超えるものを提供するということです。
お客さんの期待値を超えて初めて、割安感だったり、価値観を顧客が覚えて、こちらの求める対価を支払ってくれるのです。
ですので、顧客の期待値を正確に認識して、さらにそれを超えていく内容を提供できるスキルがなければ、ビジネスが続いていきません。
しかし、専門家に多いのですが、知識を売ればすむと思っている人がいます。
例えば、内装関係ですと、どのような素材があって、色のバリエーションがどういうものがあるのかというのは知識です。
我々弁護士でいえば、法律の規定や、判例の存在を知っていることが知識になりますね。
だけど、その知識を羅列して、提示したところでお客さんはちっとも納得しません。
それら知識を組み合わせて、創造的な回答を提供できるかどうかが大事なのです。
知識を得るだけなら、もうグーグルさんとHPで無料で知識を提供してくれている親切な人達がやってくれています(笑)。
内装の設計士さんだったら、顧客の期待を超えつつ、イメージ通りのものに仕上げるとか、弁護士だったら、法律を踏まえて、最適な解決策を提案するとか、料理人だったら、食べたことのない味を提供するとか・・・。
そうして初めて、プロとして対価をもらうことができると思うのです。
今回の私のケースだと、結局、それらの知識を聞いて、私が自分で組み合わせていくような形でイメージを具現化していきました。
彼には、私の知識が足りないところを、埋めてもらったにすぎませんでした。
これでは、次は絶対にないですよね。
事実、私は次どころか、今回そこに頼むかどうかすら分かりません・・・。
自分達が提供すべきものは何なのか、それをしっかりと認識することから、ビジネスは始まります。
実は、四月より仕事のステージが変わりまして、このブログも模様替えする予定です。
近日中には、ご報告できるかと思います。
その関係で、設計・施工関係の打ち合わせをしています。
が、担当者のレベルに若干の問題が・・・。
自分がどのようなサービスを提供すべきなのか、よく理解できていないようです。
実は、こういう方が少なくありません。
というか、こういう人ばかりです。
サービス業である専門家はもちろん、営業マンであったり、料理人であったり、おそらくほぼ全ての職業に対して当てはまるのは、顧客の期待を超えるものを提供するということです。
お客さんの期待値を超えて初めて、割安感だったり、価値観を顧客が覚えて、こちらの求める対価を支払ってくれるのです。
ですので、顧客の期待値を正確に認識して、さらにそれを超えていく内容を提供できるスキルがなければ、ビジネスが続いていきません。
しかし、専門家に多いのですが、知識を売ればすむと思っている人がいます。
例えば、内装関係ですと、どのような素材があって、色のバリエーションがどういうものがあるのかというのは知識です。
我々弁護士でいえば、法律の規定や、判例の存在を知っていることが知識になりますね。
だけど、その知識を羅列して、提示したところでお客さんはちっとも納得しません。
それら知識を組み合わせて、創造的な回答を提供できるかどうかが大事なのです。
知識を得るだけなら、もうグーグルさんとHPで無料で知識を提供してくれている親切な人達がやってくれています(笑)。
内装の設計士さんだったら、顧客の期待を超えつつ、イメージ通りのものに仕上げるとか、弁護士だったら、法律を踏まえて、最適な解決策を提案するとか、料理人だったら、食べたことのない味を提供するとか・・・。
そうして初めて、プロとして対価をもらうことができると思うのです。
今回の私のケースだと、結局、それらの知識を聞いて、私が自分で組み合わせていくような形でイメージを具現化していきました。
彼には、私の知識が足りないところを、埋めてもらったにすぎませんでした。
これでは、次は絶対にないですよね。
事実、私は次どころか、今回そこに頼むかどうかすら分かりません・・・。
自分達が提供すべきものは何なのか、それをしっかりと認識することから、ビジネスは始まります。
2010年03月16日
知財戦略コンサルティングシンポジウム2010
先日の土曜日、東京は、六本木ヒルズまで、シンポジウムを拝聴しにいってきました。
知財戦略コンサルティングシンポジウム2010と題したものです。
これは、各地方経産局の肝いりの事業であった、知財戦略コンサルティング事業について、各地での結果報告を基調としたものでした。
内容的には、どの企業さんの結果も興味深く、わざわざ東京まで行った甲斐がありました。
とはいえ、課題も明確に分かりましたね。
今回のコンサルティング事業では、各企業に弁理士、弁護士、中小企業診断士等の専門家を5~6名派遣して、半年間くらいかけて知財戦略の立案、実行を行っています。
これは、結局、経産局の予算措置があってこそ実行できるものと言わざるを得ません。
そこそこの企業が、社外の専門家を5人も6人も雇っていては、戦略のまえに会社が潰れかねません・・・。
1人の専門家に複数の専門的視点をもたせることと、企業の負担を軽減することのバランスを上手くとる方法を考えないと、とてもじゃないですが、どの企業さんもぜひ真似て下さいなんて、言えないでしょうね。
多くの中小企業の実態からすれば、専門家を雇うとしても、せいぜい1人です。
その人でおよそ全てのことを決めていってくれないと、あまり役には立たないでしょうね。
そういう意味では、実験としては意味があったと思いますが、事業としての広がりについては、疑問符を付けざるを得ませんね。
横断的知識とノウハウを有した専門家の養成、または専門家同士の有機的ネットワークの構築の方が、先決のような気がします。
実は、その候補一番手にいるのが、我々弁護士だと思うのですが、残念ながら多くの弁護士はそのことに気付いていないようで、今回のシンポジウムに参加した弁護士は、少なかったのではないでしょうか。
もったいないですね。
ちょっと手前みそですが、私もそのような経営に関する横断的知識とノウハウを企業さんに提供すべく準備してきましたが、いよいよ4月より、具体的に活動の幅を広げることができそうです。
そこでは、新しい弁護士のモデルを作ることができるように頑張りたいと思います。
知財戦略コンサルティングシンポジウム2010と題したものです。
これは、各地方経産局の肝いりの事業であった、知財戦略コンサルティング事業について、各地での結果報告を基調としたものでした。
内容的には、どの企業さんの結果も興味深く、わざわざ東京まで行った甲斐がありました。
とはいえ、課題も明確に分かりましたね。
今回のコンサルティング事業では、各企業に弁理士、弁護士、中小企業診断士等の専門家を5~6名派遣して、半年間くらいかけて知財戦略の立案、実行を行っています。
これは、結局、経産局の予算措置があってこそ実行できるものと言わざるを得ません。
そこそこの企業が、社外の専門家を5人も6人も雇っていては、戦略のまえに会社が潰れかねません・・・。
1人の専門家に複数の専門的視点をもたせることと、企業の負担を軽減することのバランスを上手くとる方法を考えないと、とてもじゃないですが、どの企業さんもぜひ真似て下さいなんて、言えないでしょうね。
多くの中小企業の実態からすれば、専門家を雇うとしても、せいぜい1人です。
その人でおよそ全てのことを決めていってくれないと、あまり役には立たないでしょうね。
そういう意味では、実験としては意味があったと思いますが、事業としての広がりについては、疑問符を付けざるを得ませんね。
横断的知識とノウハウを有した専門家の養成、または専門家同士の有機的ネットワークの構築の方が、先決のような気がします。
実は、その候補一番手にいるのが、我々弁護士だと思うのですが、残念ながら多くの弁護士はそのことに気付いていないようで、今回のシンポジウムに参加した弁護士は、少なかったのではないでしょうか。
もったいないですね。
ちょっと手前みそですが、私もそのような経営に関する横断的知識とノウハウを企業さんに提供すべく準備してきましたが、いよいよ4月より、具体的に活動の幅を広げることができそうです。
そこでは、新しい弁護士のモデルを作ることができるように頑張りたいと思います。