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2010年04月23日

経営指針書

3月末にドタバタで、福岡県中小企業家同友会の福友支部に入会しました。


期末の駆け込み需要のような入会になりましたが、4月からは同友会の行事にも参加しています。


同友会といっても、何をするところかよく分からなかったのですが、何度か参加させて頂いて分かったことは、経営指針書の作成をベースに経営者がお互いに切磋琢磨して経営を発展させていこうというのが、会の趣旨のようです。


経営指針書とは、耳慣れない言葉ですが、会社案内と事業計画書と決算書を足して3で割ったような感じですかね。


会社に関わる全ての人に知っておいてもらいたい事項をまとめたものというイメージでもいいかもしれません。



経営者が自身の頭の中に描いている未来像は他人からは全く分かりません。

経営者が常日頃、言葉で言っていても、大局的な説明は受けていないので、従業員からすると断片的な情報でしかなかったりします。


それでは、経営者の思いや方針はうまく伝わらないですよね。


そこで、経営指針書という形で、一度、文章に落として、それからみんなで共有していきましょうということのようです。


いいことだと思いました。


会社は、法人という一つの乗り物、器です。

当初、作った人は行き先を決めているかも知れませんが、運転手が変われば、行き先が変わるかもしれません。


このバスはどこにいこうとしているのか、それを明示するのが、経営指針書なんだろうと思います。


乗客(従業員)として、乗り込むとき、あるいは買い主(出資者、債権者)として、バスを査定するとき、とりあえずこれを読んで、乗るか乗らんか、買うか買わんか決めてつかぁさい!といえるだけのものを作っておけば、みんな安心して、選択することができますよね。

中小企業こそ、作っておくべきフォーマットのひとつでしょう。

だからこそ同友会というものが、長年継続して維持されているんだろうと思います。


うちも早く、作らないといけないと思っています。  

Posted by たばやん at 06:16Comments(3)経営