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2010年04月28日

和な感じを

新しいこのブログのタイトルは、和魂洋才としたのですが、何故「和」なのか?について、ご説明しておきたいと思います。


基本的に、わたくし、日本という国が嫌いではありません。



特に、今、龍馬伝もやっていますが、戦国時代や幕末のあの時期を駆け抜けている日本人は、魅力的で誇りに思います。


ですから、日本という国に対する誇りを持ち、それを守りたいと思います。


一方で、最近の日本の社会の非合理性あるいは不効率性というべきところ、それは換言すれば仲間意識、島国根性とも言い換えていいのかも知れませんが、一昔前までは「よいところ」、長所だったところが、まるでオセロのように、悪いところ、短所になってきている傾向が見えてきています。


それは、単に食事が欧風になったとか、戦争に負けて、アメリカに憧れたからだ。だとかいう理由ではなく、何かが複合的に揃った結果、導かれてきている結果なようにも思えるのです。



つまり、守るべき日本らしさが消えつつある、またはそれがマイナスの効果が出つつあるという感じがしています。


そして、翻って、自分のことを鑑みるに、合理的かつ効率性の高い思考をよしとする方法論(それをMBAというかはさておき)を身につけ、その手法を駆使して、クライアントと自社をどんどん成功に導こうとスタートしたばかり。


もっとも、費用対効果という一面からは絶対に不正解なことも分かった上で、損得抜きでやることもありますし、江戸っ子の心意気を粋に感じて、一肌脱ぐということもあります。(まったく江戸に住んだことはないですが・・・)



そうすると、どちらか片一方の価値観にまるっきりシフトするには、やっぱり何か心苦しい。



日本人の心、侘び・寂び・粋をもって、でも手法は諸外国からいいものを導入して、競争に勝ち進む。
特に、粋(意気)の部分は大事にしたい。




そういうのが理想かなという思いに至ってきました。


まあ、大概の人は、同じような気持ちや考えに既になっているでしょうから、この考えに特に新規性も、独創性もないんですけどね。


ファンダメンタル、オーソドックスという感じですか。(なぜかしら、使えない英語を使いたがりますね(笑))。




ということで(?)、和の魂をもって、洋の技術を取り入れた、日本らしい新しい弁護士さんになりたいと思っているのです。


まとめが強引ですが、そういう心意気でやっとります!  

Posted by たばやん at 19:50Comments(2)経営

2010年04月23日

経営指針書

3月末にドタバタで、福岡県中小企業家同友会の福友支部に入会しました。


期末の駆け込み需要のような入会になりましたが、4月からは同友会の行事にも参加しています。


同友会といっても、何をするところかよく分からなかったのですが、何度か参加させて頂いて分かったことは、経営指針書の作成をベースに経営者がお互いに切磋琢磨して経営を発展させていこうというのが、会の趣旨のようです。


経営指針書とは、耳慣れない言葉ですが、会社案内と事業計画書と決算書を足して3で割ったような感じですかね。


会社に関わる全ての人に知っておいてもらいたい事項をまとめたものというイメージでもいいかもしれません。



経営者が自身の頭の中に描いている未来像は他人からは全く分かりません。

経営者が常日頃、言葉で言っていても、大局的な説明は受けていないので、従業員からすると断片的な情報でしかなかったりします。


それでは、経営者の思いや方針はうまく伝わらないですよね。


そこで、経営指針書という形で、一度、文章に落として、それからみんなで共有していきましょうということのようです。


いいことだと思いました。


会社は、法人という一つの乗り物、器です。

当初、作った人は行き先を決めているかも知れませんが、運転手が変われば、行き先が変わるかもしれません。


このバスはどこにいこうとしているのか、それを明示するのが、経営指針書なんだろうと思います。


乗客(従業員)として、乗り込むとき、あるいは買い主(出資者、債権者)として、バスを査定するとき、とりあえずこれを読んで、乗るか乗らんか、買うか買わんか決めてつかぁさい!といえるだけのものを作っておけば、みんな安心して、選択することができますよね。

中小企業こそ、作っておくべきフォーマットのひとつでしょう。

だからこそ同友会というものが、長年継続して維持されているんだろうと思います。


うちも早く、作らないといけないと思っています。  

Posted by たばやん at 06:16Comments(3)経営

2010年04月22日

固定観念との戦い

人は誰でも、今まで生きてきて見たり聞いたり、学んだりして経験値として蓄積したものを持っています。


それを、時に常識といったり、暗黙知といったり、ノウハウといったり、経験値と言ったり。


世の中では、結構、貴重なものとして取り扱われています。
過去の経験を覚えているだけで、お金がもらえてる人もいますよね。

今まで経験してきたことを信じることは、行動の裏付けとして安心極まりないので、昨日もできたんだから、今日もできるだろうとわざわざ思わなくても、いつもできることは当然できるものとして、我々は無意識的に行動しています。



(過去の経験に沿うと、今の)自分の考えは間違いなく正しいと断言する人も少なくありません。


私からすると、よほどの自信家か、無邪気な人かのどっちかだとしか思えませんが。



でも、それは本当に必然、正しい、あるいは「常識」なのでしょうか?


何事も、あまりに当たり前のようになっていても、実は、明日も同じようにできるとは限らないのではないでしょうか。それを信じるだけの保証をしてくれているのは、たまたまできていた過去の経験だけなのでは?



例えば、明日、突然、自転車に乗れなくなっていたり、電子メールが届かなくなっていたり、自社の商品が売れなくなっていたり・・・。



それぞれに何らかの原因はあるでしょうから、いつかまたできるようになるかもしれません。
しかし、いずれにせよ、昨日できたからといって、今日もできるという保証は誰もしていないのです。



私は、常識を常識として捉えすぎることが、固定観念だと思っています。


しかし、常識は変わりうるもの、法律も変わりうるもの。です。


固定観念にとらわれて、みるべきものを見ず(見えず?)、その結果、変革のチャンスを逃している企業や個人の方が相変わらず多いように思います。


そして、我々は、「弁護士」という既存のイメージ、固定観念とこれから戦っていくチャレンジをはじめたところです。


この固定観念は極めて頑強かつ広範に浸透しており、いつでもどこでも顔を出してきます(笑)。
いよっ、ミスター常識!と合いの手を入れたいくらいです・・・。


敷居が高い、話が難しい、気むずかしい、費用が高いなどなど。

今まで、どんだけ顧客を無視した商売をしてきとんねんとツッコミを入れずにはいられませんよね。

おかげで、我々の当面の経営課題は、いかに過去の遺物(既存の弁護士イメージ)を打破し、刷新し、我々の提供できるサービスを正確に認知してもらえるかという点に絞られています。


話を戻しますと、(経験に裏付けられていても)自分の考えや正しいと思っていることは、もはや正しくはないかもしれない。


常に自分や社会の常識を疑うことが、経営者にとっては大事だと思います。



といいながら、私は、それ(常識を疑うこと)すら、本当に正しいのかを疑っています。


堂々巡りになりそうですが、それくらい固定観念は取り除きにくいものです。


そもそも思考の枠を設定した方が考えはまとまりやすい。

例えば数学の世界で、最初からゼロや虚数の概念を持っていたら、ここまで発展していなかったかも知れません。


ですから、観念を固定することは、時として、有効であることは間違いないのです。(と、断言していいかどうかを疑いましょう(笑))



常識からいかに離れられるか、それが独創性を磨く最初のステップなんでしょうね。  

Posted by たばやん at 07:32Comments(0)経営

2010年04月21日

「北斗」の由来

新しく設立した事務所は、「経営法律事務所 北斗」と名付けました。


頭に「経営」をもってきたのは、QBSで学んだ経営知識を最大限生かし、経営コンサルティングをメイン業務とすることを掲げたためです。
もちろん、QBSに行っただけで、経営ができるほど、経営は甘くありません。

ただ、中小どころか零細企業の経営なら、私は、実はもう30年近くやってきています。

私の実家は、日本一のうどん激戦区、さぬきうどんの香川で小さいながらも、うどん屋をやっています。


今まで30年近く、つぶれることなく継続できているのは、両親の力だけではありません。

子供ながらに、明日をもしれぬ危機感を抱きながら、経営改善の方法を考えて、新メニューを投入したり、オペレーションを改善してきたりした、私の試行錯誤の結果も含まれています。


消費税導入、税率の引き上げ、水不足、毎年なんぞかんぞあったのに、よくもったなというのが、正直な実感です。


恐ろしいくらい、新しいうどん屋ができては、つぶれていく状況をつぶさに見てきました。


夏休みは毎日毎日、やってくるお客さんの動向を、観察する癖がついてしまいました。
おかげで、夏休みの絵日記は、店の手伝いしか書くことがなかったですが(笑)。


小学1年生から看板娘ならぬ、看板息子として(笑)、零細企業、スモールビジネスの厳しさ、一方で、楽しさを骨身にしみこませてきました。


私がいつも笑顔なのは、脳天気な性格だからだけではないのかも知れませんよ。

しかも、幸いなことに飲食という水商売には、商売・ビジネスの基本が全て含まれていました。

したがって、私の経験値は、どんな業種、業態であっても、少なからず応用することができています。

そんなバックボーンもあっての、経営サポート、コンサルティングをメインに据えることにしたのです。


今後は、「名は体を表す」の通り、中小企業の経営を法律のみならず、全ての面でサポートできる法律事務所になっていければと思っております。


では、なぜ北斗か?


名前については、相当悩みました。

コピーライターの仕事は、本当に大変でしょうね。
あたれば、相当おもしろいとは思いますが。


で、悩んだ末に、ケンシロウのように世界を変えていこう!と思ったのです。北斗の拳からとりました。



というのは、後付けで、北極星からきています。



大航海時代、大西洋で、アメリカ大陸を目指した船団が北極星を頼りに航海を進めたように、今の経営者の皆さんが、我々を頼りに、あるいは羅針盤として、各自の経営を進めていってもらいたいという思いから、「北斗」とつけました。


経営にまよったら、北斗を探せばいい。
北斗が常に正しい道を指し示してくれる。


ライオンキングの1シーン(「お前の中に生きている」の曲が流れるシーンです。分かりませんね(爆))ような、そんな言葉が頂けるようになりたいなという願いを込めて名づけた次第です。


とはいえ、今は、まさに「北斗丸」自身が、出航したばかり。まだ港すら出ていません。


自らが航路に迷うことのないように、着実に進んでいきたいですね。  

Posted by たばやん at 13:48Comments(0)経営

2010年04月09日

タイトル、リニューアル!

平成22年4月1日より、「経営法律事務所 北斗」を開設することになりました。

そこで、本ブログのタイトルも一新し(といっても、ほとんど変わってませんが)、福岡ベンチャー弁護士の『和魂洋才』ということでいきたいと思います。


なにゆえ、『和魂洋才』かということなんですが、龍馬伝もブームになってますので・・・というのは冗談で、日本の、日本人の経営思想のいいところは残しながら、グローバルな視点をもって、新たな経営手法も積極的にどんどん取り入れていくべきだという考えを表したいい言葉だと思いましたので、独立に際して、自分の座右の銘にしようと思った次第です。


このブログでは、従前にもまして、経営と法律という2つの視点から、私が日頃、考えていることや、思っていること、などを伝えていければなと思っています。


今後とも、よろしくお願いします。  

Posted by たばやん at 12:32Comments(0)一般