2007年03月27日
桜の人
先日のインドの本と比較して読むと面白かった、この本。
日・中・米のスタイルを分析しています。
インドはどうという書き方よりも、この本のように比較対象を明示して書く方が、研究という面では優れてくるというのがよく分かりました。
(もちろん、インドの本がダメということではありません。)
一番よいと思ったのは、筆者(キャメル・ヤマモトさん)が自分の分析があくまでステレオタイプな分析だときちんと認識されていることです。
ステレオタイプな分析といえば、血液型や星座で性格を分析するものが思い浮かびますが、この本で書かれているのもその程度を出るものではないということを分かって書いているから、すばらしいのです。
血液型分析って結構当りますよね。
この本の分析も結構当ると思います。
ただ、血液型がB型だから、この人は絶対あまのじゃくだ!と最初から決めつけて、接することもあまりありませんよね(私の周りのB型は、ほとんどあまのじゃくですが。私も含めて(笑))。
その辺の使い分けができることを前提に、読める人にとっては、とても役に立つ本だと思います。
面白いですよ!
Posted by たばやん at 00:13│Comments(0)
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