2007年03月27日
ライブドア・負の訴訟連鎖へ
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フジテレビがライブドアに損害賠償請求を提起したそうです。
外野からみれば、どっちもどっちのような気もしますが、フジテレビの経営陣からすれば、やむを得ない措置なのでしょう。
すなわち、このまま放っておくと、自分達がフジテレビの株主から株主代表訴訟を提起されかねないという判断があったものと推測されるからです。
自分達の経営判断が間違っていなかったことを証明するためには、今回の訴訟で勝つことが何よりの証拠になりますから、フジテレビ経営陣にとって請求金額が実際にライブドアからもらえるか否かは、二の次の判断かもしれません。
しかし、請求内容が分からないので、何とも言えませんが、フジテレビも当然デューデリをしているはずですし、する機会はあったはずですから、粉飾を見逃した点はライブドア側から相当反駁されそうな気がします。
そうすると、本当に裁判までする必要があるのかという点も検討しなければなりません(もちろん、フジテレビでは検討した上での行動と思いますが)。
そうしないと、今度は自分達の面子のために無駄な裁判をしたとして、株主から訴訟提起されるリスクがでてきます。
フジテレビ経営陣からすると、進むも退くも難しい判断が求められているといったところでしょうか。
経営者は大変です。
ライブドアが上手くいっていれば、そもそもそんな心配はしなくてよかった訳ですから、これからの経営者は、相手方が粉飾や犯罪行為に手を染めてないか、その場合のリスクをどうヘッジするかまで考えていないといけないということですね。
とりあえず、裁判の行方を注目したいと思います。
フジテレビがライブドアに損害賠償請求を提起したそうです。
外野からみれば、どっちもどっちのような気もしますが、フジテレビの経営陣からすれば、やむを得ない措置なのでしょう。
すなわち、このまま放っておくと、自分達がフジテレビの株主から株主代表訴訟を提起されかねないという判断があったものと推測されるからです。
自分達の経営判断が間違っていなかったことを証明するためには、今回の訴訟で勝つことが何よりの証拠になりますから、フジテレビ経営陣にとって請求金額が実際にライブドアからもらえるか否かは、二の次の判断かもしれません。
しかし、請求内容が分からないので、何とも言えませんが、フジテレビも当然デューデリをしているはずですし、する機会はあったはずですから、粉飾を見逃した点はライブドア側から相当反駁されそうな気がします。
そうすると、本当に裁判までする必要があるのかという点も検討しなければなりません(もちろん、フジテレビでは検討した上での行動と思いますが)。
そうしないと、今度は自分達の面子のために無駄な裁判をしたとして、株主から訴訟提起されるリスクがでてきます。
フジテレビ経営陣からすると、進むも退くも難しい判断が求められているといったところでしょうか。
経営者は大変です。
ライブドアが上手くいっていれば、そもそもそんな心配はしなくてよかった訳ですから、これからの経営者は、相手方が粉飾や犯罪行為に手を染めてないか、その場合のリスクをどうヘッジするかまで考えていないといけないということですね。
とりあえず、裁判の行方を注目したいと思います。
Posted by たばやん at 14:26│Comments(0)
│経営