2007年04月26日

相続トラブル

が多くなっているそうです。

昨日のクローズアップ現代では、相続トラブルを取り上げていました。


昔は、相続額が多いと、もめることが多かったのですが、最近は金額が数千万円単位でも、まさに骨肉の争いになることは少なくありません。

各自の権利意識の高まりからか、法定相続分はきちんと主張する人も増えていますね。


自分が死んでからとはいえ、仲が良かった兄弟や親子が、険悪になるのを誰も望んではいないはず。
自分の意思を残せる遺言を選ぶ人が増えているのも、当然の成り行きなのかも知れません。


遺産相続でやっかいなのは、最初はお金の話だったのが、だんだん相手の性格とか態度とかが気に入らなかったりしていたので、そちらに紛争の中心が移ってしまうことです。


「兄さんは、昔からそうだった」、「母さんはそういうところがよくないね」等々、話がそちらにいっては、もはや法律ではどうしようもありません。


遺言があると、そのような無用な感情の対立も(きっと)少なくなるでしょう。


遺言が増えてくるとビジネスチャンスも増えるということで、
信託銀行では、遺言信託を商品の柱にしようと営業活動も活発なようです。


しかし、上記のトラブルが起こりうることまで考えると、銀行のいちサラリーマンに任せておけば安心とはなかなか言い難い気がします。


遺言・遺産相続は「心」の相続であったりしますから。


Posted by たばやん at 17:14│Comments(0)
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