2010年10月14日

西洋医学・・・。

最近、交通事故の相談を受けました。


事故後、どうもよくならないので、大きな病院にいったら、事故直後に来てくれたら、なんとかなったかもしれないが、今ではもう治療は困難だと言われてしまって、どうしたらいいかという相談でした。


その方は、事故当日、久しぶりの友人と会食する約束があったので、痛みがあったが、救急車に乗らず、そのまま現場から離れてしまったそうです。
無理せず、救急車に乗っていれば、今頃、状況は全く変わっていたかもしれません。
後悔、先に立たず。ですが、今となっては、どうしようもないですね。


首や背骨は、事故直後はなんともなくても、数日後、影響がでてくることが多いです。
ましてや、事故直後から、何らかの痛みや違和感があれば、ほぼ間違いなく大きなダメージを受けていることが想定されます。


皆さんが思っている程、首も背骨も強くありません・・・。
というか、事故の衝撃は、そんなに弱くありませんよという言い方が正しいのでしょうか。


結構、事故後、すぐに病院にかからない人が多いのですが、それはその後の自分を苦しめることになるだけのことが多いので、痛みが特になくても、病院には行っておいた方がいいと思います。


とくに、むちうちとかで長期間、かかる場合には、2,3日診察までに時間をおいてしまうと、保険やさんとの交渉が難しくなる傾向にありますので。


結局、今回の相談者の方は、やむを得ず、症状固定ということにして、あとは後遺症の等級の認定に努力を払うことになりました。


ところで、外科的治療で治癒困難と言われても、いわゆる鍼や整体などの東洋医学系の治療で、治ったという人もいます。


しかし、一般的には、東洋医学による治療は、任意保険でいうところの「治療」とは認められていません。(医師の指示があれば、別ですが)


治療という言葉の定義の問題ともいえるのですが、なんともおかしな話です。


被害者の方からすれば、治してくれるのであれば、どちらも治療なんですけどね。


外科を受診中に、鍼や整体にいくと、これまた保険やさんと揉める元になりがちです。
彼らの中では、医師の判断でないとダメなのです。


ですので、保険による賠償の話が終わってから、東洋医学系に頼るのが、今のところは合理的な方法のようです。




もちろん、誰でも東洋医学で治る訳ではありませんので、念のため。


全く、別の話ですが、今日来られたクライアントさんが、整骨院を経営されていたので、相談後、ちょっと体を診てもらいました。


数分後、ずっと痛かった背中の痛みが消えました(笑)


効く人には、効くようですね、骨のゆがみを矯正するのは。


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Posted by たばやん at 00:18│Comments(0)法律
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