福岡タワー、オカンとぼくと、時々オトン

たばやん

2007年05月22日 22:26

今朝は、弁護士の有志で行われている早朝勉強会がありました。

早朝といっても、そんなに早い訳ではなく(弁護士は、昔から朝は遅いようです)、午前8時30分から1時間程度の勉強会です。

今日はたまたま急ぎの打ち合わせの必要がありまして、8時からその会場で別の弁護士と打ち合わせをしておりました。

あらかた打ち合わせも終わった頃に、携帯に着信が!

番号を見ると、実家です。
実家からの電話は、ほとんどありません。
たまにかかってくる電話の内容は、たいてい、ろくな話ではありません。

自然に、「やばい、こんな時間に電話とは、オトンかオカンが倒れたか!?」と思い、緊張して電話に出てみると、うちのオカンです。

「どうしたん、朝から」と緊張して聞くと、
「今日誕生日やろう。忙しそうなけん、朝なら出るかと思って~(ちなみに、讃岐弁丸出しです。)」と、のんびりした声が・・・

今までの私なら、「今打ち合わせ中じゃが、そんなんで電話すな。」と怒りだすのが常でしたが、私ももう今日から32歳。

大人になりました(笑)。

「こんな時間に電話来たら、オトンが死んだかと思ってびっくりするやん(私はもう正当な讃岐弁が喋れません。中途半端な関西風博多弁です。)」と穏やかに返すことができました。

わざわざ誕生日に隙を狙って、電話してくるオカン。実はありがたいことなんですよね。

両親も兄弟もいない少年に事件を通して会うこともある、この仕事を始めてからは、親や兄弟がいることだけで本当に感謝すべきことなんだなあと実感しています。

「親の心、子しらず」で、今までさんざん好き勝手してきましたが、素直に両親に感謝できるようになった誕生日となりました。



本家の東京タワー、小説もTVも映画もしっかりとは見てないんですが、こんなたわいのない話を上手くまとめた感じなのでしょうか。

ちなみにうちの家族は、まさに「時々オトン」(が問題起こす)という感じでした(笑)。

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