さまよう刃
映画化になったそうなので、たまたま妻が持っていた文庫を借りて、読んでみました。
内容をほとんど知らないまま読み始めたのですが、少年法に関わるものでした。
読後の感想は、「心中複雑」ですね。
仕事柄、よく考える、考えさせられる問題がメインになっていますので、いつもの東野ワールドに入り込むことがあまりできませんでした。
作品を作品として、楽しめなかったのは初めてかも知れません。
結末の是非も含めて、この作品に対して、弁護士としては、どういう回答を持っておくべきなのか、未だにちょっと分からない感じですね。
難しいです。
とりあえず、映画もみてみようかと思っています。
それで回答が持てるかどうかは、自信が全くありませんが。
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