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2007年01月31日

すごいぞ!!ロボキャッチャー!!!

昨日、紹介したメカトラックスの新製品、ロボキャッチャーを見てきました!

実際に、触らせてもらいましたが、これは面白い!!!

一大ブームになりそうな予感です。
ブースに来てくれた人の感触もよかったようで、メカトラ永里さんの眼鏡も、いつもよりキラーンと輝いていたような気がします。

これから商品化まで詰めないといけない作業は盛りだくさんのようですが、期待して待つ価値ありです。

ゲーセンに並びだしたら、皆さんもぜひ一度やってみてください。

私は、かなりテンションが上がってしまいました(笑)  

Posted by たばやん at 18:44Comments(0)ベンチャー

2007年01月30日

メカトラックス

という会社が、画期的(!?)なアミューズメント機器を開発したという話は、以前書いたように思いますが、その実機が、ついに今日、明日と実際にみることができるようです。

http://www.ist.or.jp/ven/fvm/big_tenji.html

アクロス福岡の地下でやっています。
今日の夕方のTVニュースでも取り上げられたようです。
(私は見逃してしまいましたが)

皆さん、一見の価値ありですよ!
私も明日、時間をつくって、見に行きたいと思っています。  

Posted by たばやん at 20:10Comments(0)ベンチャー

2007年01月29日

THE GOAL

本の紹介です。


TOC(制約条件理論)について、書かれた本です。
TOCとは、いかに全体最適を考えるかという理屈を示したものです。
サプライチェーンを考える時には、避けて通れない理論です。

と、まあ小難しい感じがしますが、内容は、いたって平易。
物語として読んでも全く違和感なく、面白いです。

平易すぎて、この本の伝えるメッセージの大きさに多くの人が気付いてないのでは?と思う程です。

全体最適を考える上で、大事なのは、一番遅いところ(人、機械等々)に合わせてシステムを構築しないと、ロスがでるということ。
これは、物流だけでなく、全ての経済活動に当てはまります。

例えば、営業部隊を率いる課長は、課のマネジメントとして全体の成績を上げようとして、成績上位の営業員のやり方を全員にまねさしたり、トップ3だけ優遇しようとしたりします。

しかし、課全体のポテンシャルを上げるのであれば、成績下位の営業マン達に注目しなければなりません。
彼らの仕事の効率を妨げているものが何なのか、それを除いてやれば、彼らの成績が上がるのであれば、それを除くことが、課長の仕事です。

部分最適と、全体最適の調和を上手くとることが、マネジメントの目的であり、結果でもありますが、そのヒントを与えてくれるのが、本書とこれに続く数冊の本といえるでしょう。

作者の、ゴールドラット博士はこの本を日本で発売すると、日本がますます発展すると危惧されていたそうですが、この本のメッセージを活用する日本人は、まだまだ少ないようです。  

Posted by たばやん at 19:22Comments(2)本の紹介

2007年01月29日

キーレスが・・・

今、古い英国車(10年落ち)に乗っているのですが、この車、10年前当時のハイテク装置、キーレスエントリーがついていました。

キーレスって、今はボタンすら押さなくていいんですよね~。(私の車はボタン式)
ものすごく便利ですよね。多分。

で、そのキーレスのリモコンを、先日手から滑り落として、たまたまあったコップの中に!
すぐさま拾い上げ、乾かしましたが、動作不能となってしまいました。

仕方がないので、ディーラーに問い合わせると、在庫なし。(そりゃそうでしょう、10年前の車です)
価格は、2万円+取付費用4000円!!

別に、キーレスはなくてもいいじゃないかと思って、ここ数日なしで過ごしてみたのですが、荷物の取り出しとかあると、やっぱり不便ですね。

ちょうど、背面のドアが開かなくなっていたので、合わせて修理することにしました。

車も10年働くと、色々なとこにガタがきてます。(キーレスは、私の単純ミスですが)
メンテナンスが必要ですね(人間も?)  

Posted by たばやん at 11:31Comments(0)一般

2007年01月27日

QBS2年生

の一年間の大きな目玉は、プロジェクト演習を行うことです。

プロジェクト演習とは、自分が研究したいテーマにそって、論文のようなものを作成する演習です。
九州大学ビジネススクールで学んだことの、集大成を仕上げるといっても過言ではないでしょう。

「論文のようなもの」なので、ガチガチの研究発表でなくともよく、新規ビジネスモデルの考案でも、自社の財務分析でも構いません。

もっとも、自分なりの切り口がだせないと、やる意味がないでしょうね。
ということで、来年2年生になる我々4期生も、担当教官の希望を出す時期となり、締切が今月中となっています。

同級生の話をちらほら聞くと、それぞれ悩みは深いようです。

私も、誰がよいのか思案中です。

でも深くは悩んでいません。

「なんくるないさ~」

いざとなれば、選り好みをせず、拾ってくれた先生について行きます(笑)

  

Posted by たばやん at 00:16Comments(1)一般

2007年01月26日

知財シンポジウム開催迫る!!!




いよいよ、来週木曜日、2月1日にエルガーラホールにて知的財産マネジメントシンポジウムが開催されます。

知財なんて、関係ないよと思っている方!
会社を経営したり、事業を行っているような方、会社に勤めている方で、全く関係ないといえる人は、ほとんどいません。

ある日、突然問題がふりかかってくるものです。
備えあれば憂いなし。

お時間を割く価値のあるものに仕上がっています!

申込は、
FAXにて
092-852-5889
まで
問い合わせ
事務局(株)日本ジーニス
TEL092-852-5757

です。

ぜひご参加下さい!!  

Posted by たばやん at 08:13Comments(0)法律

2007年01月25日

法教育って

お聞きになったことはありますか?

現在、日弁連では、市民のための法教育委員会というのが設置されており、各単位会(県別の弁護士会をイメージしてください)にも、法教育委員会が設置されているところが多いです。

福岡県弁護士会にも、法教育委員会があり、私も委員のはしくれを努めさせて頂いております。

法教育というのは、アメリカや欧米からきたもので、法律の知識そのものではなく、それ以前の「法」というものの本質の理解を促すものです。

アメリカをイメージして頂いたら分かりやすいと思いますが、あの国のように、基本的に各個人が、自分の意見をはっきり主張することが是とされている社会(法教育により、そうなっている感がないでもないです。もはや、にわとりが先か、卵が先かという議論のような感じですね)では、一定のルールに従っていないと、収拾がつかないことになるのは明白です。

法教育は、ルールとは何か、なぜルールが必要なのか、ということから始まって、社会を形成する法の理解を深め、その担い手として十分な議論のできる市民を養成することを主眼にしています。

日本でも、そのような法の本質的なところの理解がないまま、制度だけ導入した結果、色々な不都合が社会内に広がっているのではないかと思えるところもままあるように思います。
本音と建前という理屈の悪い部分だけが、強調されてきているように感じます。

法教育の浸透により、ルールに則って、個人の意見が自由に述べられる社会を目指して、弁護士会では法教育に取り組んでいます。
実際には、ゲストティーチャーという形で、学校の先生と一緒に授業を行ったりしています。

で、来月、私が九州内の某大学に法教育の講義(!)をしに行くことになりました。
教師の卵さん達に、法教育とは何ぞやというのを、文字通り講義しなければならないそうです。

講義自体には、あまり自信はありませんが、法教育の授業は、大変面白いです。
ほとんどの生徒が、数学や国語の授業では見せたことのない表情や発言になるそうです(担任の先生が言ってました)。

学生さん達も、将来、法教育に熱心な先生になってもらえたら嬉しいですね。
皆さんも「法教育」、ご興味があれば私まで御連絡下さい。

いつでも出前講座致します。  

Posted by たばやん at 17:08Comments(0)一般

2007年01月24日

著作権とJASRAC

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070123i401.htm

カラオケで一曲歌うと、著作権使用料として、作詞・作曲家にいくばくかのお金が支払われます。
その都度、我々が支払う訳ではありません(カラオケ店か、通信カラオケ会社が支払っているはずです)ので、あまり意識はしませんね。

一方、色々な歌手のCDを買ってきて、家でCDをかけながら、自分で歌っていてもJASRACから請求はきません。

なぜか?

著作権法では、著作権者に上演権・演奏権という権利を認めています。

上演・演奏権とは、公衆に著作物を直接見せたり、聞かせたりする権利で、著作権者に独占させています。

つまり、著作権のある著作物(映画や、楽曲、絵画、写真、小説等)は、著作権者しか公に公開させることはできないのです。

もっとも、営利を目的とせず、(かつ)観衆から料金等を徴収しない場合には、著作権者以外も著作物を上演・演奏することができます。

家でCDを演奏していても、JASRACから連絡がこないのは、上演とは言えない(営利目的がなく、観衆がいない)からであり、CD代金の中に、著作権料が既に入っているからです。
したがって、自分で歌う分には問題ありません。

しかし、家に友人を呼んで、CDをかけて一緒に歌えばどうでしょうか?
これは「公衆に対して」に該当しそうですね。それでも友人からお金をもらわなければ大丈夫でしょう。

カラオケ店のように料金をもらって、著作物を演奏すれば、上演・演奏権の侵害となってしまいます。(カラオケ店になれば、1人のお客であっても関係ありません。営利目的での演奏ですから)

このニュースの経営者の方は、演奏に対する対価はもらっていないから大丈夫だと思っていたのかも知れません。
しかし、明確に演奏(曲)に対する対価とはいえなくとも、例えば生演奏が提供するサービスの目玉だったり、BGMとして使うだけでも、店の雰囲気作りに役立っているとすれば、それは営利目的としての演奏、上演とみなされます。

したがって、明確に対価の徴収をしていなくても、著作権侵害となります。

法律はそうなっているので、JASRACの主張は法律上何らおかしいところはありません。

クラシック等、著作権が切れている(通常の期限は、著作者の死後50年)ものを使えば、JASRACから請求がくることはありませんでした。
この経営者も、クラシックだけにしておけばよかったのですが。


でも、著作権の権利期間が、一律死後50年というのが適当かどうかは、議論されるべきではないかと思います。

  

Posted by たばやん at 11:24Comments(0)法律

2007年01月22日

それでも僕はやっていない

http://www.soreboku.jp/index.html

痴漢の冤罪について描いた映画ですが、皆さんにぜひ見ていただきたい映画です。

冤罪は、簡単に起こります。
身近にある、あっておかしくない真実です。


もし自分や身近な人が同じ目にあっても、納得できるでしょうか。
今の日本では、これが事実です。
「真実」と「事実」は、かなり異なります。  

Posted by たばやん at 22:33Comments(3)法律

2007年01月19日

よかよか新年会

に行ってきました。

今、微妙な時期にある事件を持っているので、臨戦態勢をほどく訳にはいかず、アルコールは抜きでしたが、楽しかったです。

参加者の方がいろいろプレゼントを用意して頂いていたので、帰りは両手に頂き物を抱えて帰ることに!

詳細は、また明日以降書きますね。
(ほとんどほかのブロガーさんが書いてしまってそうな気がしますが(笑))

編集長さん、ふーみんさん、皆さんありがとうございました。
また次の機会があれば、参加したいと思います。

では仕事に戻ります~  

Posted by たばやん at 23:06Comments(4)一般

2007年01月19日

立退き交渉

土地や建物を貸したり、借りたりすると、立退きをお願いしたりされたりすることがあると思います。

通常の賃貸借であれば、借地借家法が適用され、ほとんどの場合が、賃借人に有利な交渉が行われます。

そもそも借地借家法は、「地震売買」、「売買は賃貸借を破る」という法格言があった頃、あまりに賃借人の権利が弱かった時代に作られたものです。

今でも、そういう弱い立場の賃借人もいます(生活のために部屋や家を借りている人はほとんどそうですね)が、ビジネスをしている者同士だと、そこまで賃借人に配慮する必要がないのでは?と思う状況で、賃借人が立退料等の法外な要求をすることもままあります。

立退く側、立退いてもらう側とも、適正な範囲で権利主張してもらいたいものですね。
そうしないと経済的に合理性を有さない世の中になり、日本という社会が安定的に発展しなくなります。
バブルの頃、地上げ屋の暗躍がみられましたが、最近、またそのような輩の動きが活発になってきたようです。

そのような現象をとらえて、景気回復という見方をされる方もいるかもしれませんが、お金がブラックマーケットに流れるような状況は、正常な法治国家ではありません。
またバブルの二の舞になるだけです。

判断に迷ったら、早めに専門家に相談してください。





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Posted by たばやん at 17:22Comments(0)法律

2007年01月19日

メガマック

マクドナルドの、メガマック販売好調のようです。
まだ食べたことはないのですが、ビックマックを2つ食べるような感じなのでしょうか?

数量限定販売になるようですが、写真を見る限り、特別な材料は使われているようには思えません。
まさにビックマック2つあれば、作れそうですよね。




これは・・・


まあ、よしとして(きっと包装紙とかがないんですよ!)・・・
マクドナルドで思い出すのは、スーパーサイズミーという映画です。
マクドナルドで、スーパーサイズ(アメリカには、メガマックのようなのが前からあったようです)のセットを食べ続けたらどうなるかというドキュメンタリー映画でしたね。

日本も、メガマックの成功で、同じような道をたどるようになるのでしょうか。
すでにメタボリ気味の私は気をつけないといけません。




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Posted by たばやん at 00:02Comments(0)一般

2007年01月18日

プラネットアースと「不都合な真実」

こないだの日曜日は、華麗なる一族の裏で、NHKスペシャル「プラネットアース」が放送されていました。

華麗なる一族を見ていたので、プラネットアースは録画して、ゆっくり見ようと思っています。
前回の放送では、北極と南極での動物たちの生活を描いていたプラネットアースですが、北極では、ホッキョクグマが早く溶け出す氷の影響で、絶滅の危機にあると伝えていました。

これも、2、3日前ですが、アルゴア氏が筑紫哲也News23に出ていて、ホッキョクグマの話題も触れられていました。

(写真は直接news23とは関係ありません)

最近フューチャーされだした、ホッキョクグマ。
あと数年で、「人間のせいで、消えてしまった動物」の仲間に入れられてしまうのでしょうか・・・

環境問題を解決するためには、企業にコストをどう意識させられるかが大事なのでしょう。
今は、どんなに二酸化炭素を排出しても、目にはみえないし、お金もとられませんからね。
二酸化炭素の排出が、コストとして認識されないと、解決には向かわないように思います。


関係ないですが、ゴアさん、大統領選の時より、太りましたね・・・。





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Posted by たばやん at 13:10Comments(0)一般

2007年01月18日

めんどくさくなった?

先日、知財シンポの告知もかねて、若手経営者の方の会合に出席させて頂きました。
その中で、営業秘密の管理方法について話がでた時に、参加者の方からでた一言がタイトルです。

その通りなんです。
面倒くさい世の中になってしまいました。
一昔前までは、言葉は悪いですが、なあなあで済まされていたものが済まないようになっています。
会社の運営についても、一昔前の経営者より今の経営者の方が、数倍難しいと思います。

しかし、今までのままでいれば、今までのやり方であれば、面倒くさいだけですが、目先を変えれば、これほど経営によい条件が揃った時代もありません。

判例は日々蓄積し、ルールは明確化されています。
法律はどんどん改正され、使い手の自己責任で自由に設計できる範囲が広がっています。

今までは、グレーを白にする方法もはっきりしなかったし、グレーを黒にしない方法も明確にはルールになってなかったのです。

今は、グレーを白にする方法がたいてい開発されています。
そうなると、法律をしっかりと理解して、ビジネスモデルをブラッシュアップすれば、起業や経営のリスクはほぼ把握することができます。
リスクを計算できることが、どれ程有利なのか、経営される方は身に染みているはずです。

面倒くさいことを乗り越えると、計算のできる経営が待っています。
常にチャレンジをする経営者にとっては、いい世の中であると私は思います。

スモールビジネスも、しっかりと練って準備すれば、大企業とも対等に戦えます。
資金を、法とアイデアでカバーすることができるのです。







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Posted by たばやん at 08:16Comments(0)経営

2007年01月17日

グッド・ウィル・ハンティング

私の好きな映画の紹介もたまにしていきたいと思います。

最初は、自分の中のよかった映画ランキング第一位のこれです。



もう10年近く前の映画になりますが、つい先日TVで放送していたのをみて、相変わらず号泣してしまいました(笑)

ラストシーンでのベンアフレックの表情に、どうしてもかないません。
親友って素晴らしいなと思わせる名演技でした。

あらすじは、あまり言うと見ていない人に悪いので書きませんが、それぞれに「自分」の「使命」を問う物語です。
マットデイモンが主人公ですが、私はベンアフレックの生き方に惹かれます。
彼もあのまま埋もれたままではない気がします。
彼のその後の人生を描いた映画をみてみたいですね。


この映画は、学生の時に、自分には何ができるのだろうと真剣に考えさせられた初めての経験だったように思います。
胸ぐらをつかまれて、揺さぶられたような余韻があった映画です。

自分の使命を考えるようにさせてくれた大事な映画になりました。

まだ見ていない方は、この週末の一本にいかがでしょうか。
感想をコメントしてもらえるとうれしいです。






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Posted by たばやん at 22:56Comments(2)映画

2007年01月17日

テクノロジストの条件

久しぶりに本の紹介をします。


新刊ではないのですが、P・F・ドラッガーの名著です。
日本のために、書いてくれたのではないかというくらい、我々にとって大事なことが書かれています。

ドラッカーは、自身をマネジメントの大家でもなんでもなく、ただの観察者だと言っています。
しかし、観察も彼のように突き詰めると、未来が見えてくるのかもしれません。

知識社会(ネクストソサエティ)は、もうすでに来た未来です。(意味がよく分かりませんね(笑))
その中で、どう生きていけばいいのか。
一度、読んでみてください。
必読の書です。


私は既に数回読み返しています。





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Posted by たばやん at 13:15Comments(1)本の紹介

2007年01月17日

華麗なる一族

http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070116-143021.html

少し軽い話で恐縮ですが。
キムタク主演のドラマ「華麗なる一族」が、視聴率30%を越えなかったようです。

キムタクだけでなく、豪華俳優陣が揃った、山崎豊子原作のドラマです。
これはキムタク人気が衰えてきたとみるべきか、他の理由があるのか。

実は、従来から言われている以上に、TV離れが進んでいるのではないでしょうか?
PCや携帯でのネットのアクセス状況が、同時間帯どれくらいなのか分かれば、はっきりすると思いますが、従来暇な時間には、TVを見て過ごしていた層が、ネットで好きなことを思い思いにしているのではないかと思われます。

気になるTV番組は、HDDレコーダーに録画しておけば、CMを飛ばして好きなときに見ることができますからね。

さすがのキムタクも、その人達をライブの時間帯に、TVに戻せなかったのではないかなと思っています。
それらの層は、単にその時間に必ずTVを見なければならないと思っていないだけで、キムタク自体に興味がない訳ではないはずです。
したがって、映画化される「HERO」はおそらく大ヒットするでしょう。

TVの世界も、真剣に考えないと、今のままのビジネスモデルでは成立しない時期が予想以上に早くくるかも知れませんね。
コンテンツをどう売るのか。
番組の合間に、広告を見てもらうという従来のビジネスモデルを妨げる家電やシステムがある以上、別の方法を生み出さないといけません。

ドラマ自体は、結構面白かったですよ。
冒頭の猪と、途中の鯉には若干閉口しましたが(笑)




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Posted by たばやん at 07:02Comments(0)一般

2007年01月16日

クライシスマネジメントその3

記者発表の仕方は難しいのですが、ポイントを押さえて考えていけば、上手くいきます。

集まった記者達は、情報に飢えています。何が原因か、なぜそうなったのか、これからどうするのか、責任はどうとるのか、色々なことを知りたがっています。

それぞれに締切もあり、悠長なことは言っていられません。周りは全て競争相手です。

そのような相手に、これから何を話すのかを考えれば、答えはおのずから分かります。
経営者は、顧客に向けて、情報を整理して、事実と、対策を区別し、分かりやすく説明しなければなりません。
その間に、記者はいるのです。消費者に正しい情報を伝えるためには、記者に正しい情報を伝えなければなりません。

多くの記者会見は、その場で口頭のみで情報を伝えようとします。質問を受けたくないからか、事前のペーパーの配布はあまりしないか、簡単な内容のみのペーパーしか渡しません。

このやり方は、結果的に自社に不利益しかもたらしません。
人間は基本的に、二つのことはできません。記者も、経営者が発表する事実を聞き取りながら、不明な点や矛盾点を考えることはできないのです。
そうすると、後から後から、質問が増え、収拾がつかないようになります。

記者会見では、事前に(会見の少なくとも30分前に)発表内容を詳細に記したペーパーを配布し、記者の情報整理の時間を与えておくべきです。

その上で、会見にて改めて口頭で補足しながら、説明します。
その説明が正確で、現時点での最新の情報であることが記者に分かる。
そうすると、その後の質疑応答が極めてスムーズになるのです。

記者会見でのポイントは、情報の出し方といえるでしょう。  

Posted by たばやん at 18:55Comments(2)経営

2007年01月16日

クライシスマネジメントその2

問題が発覚した時、経営者がどう行動すべきかの手法を示すのが、クライシスマネジメントだと理解しています。

よく言われるリスクマネジメントは、平時の「備え」を説いているのに対し、クライシスマネジメントは、まさに「有事」、現場での経営者の対応を説いています。

問題が発生したとの第一報を聞いて、経営者は、まずそれが、「有事」レベルか、「平時」を越えるまでには至らないものかを判断しなければなりません。

そこを見誤ると、後の処理は全て間違うということになります。
不二家の場合、食品メーカーで材料の品質に関わる問題、しかも故意の可能性があるという時点で、明らかに「有事」です。
一従業員のしたことか、組織ぐるみかが不明でも、それは有事性を左右する要件ではないです。

有事と判断した場合、経営者は、正確な情報収集ができる態勢にならなければなりません。
ここで多くの経営者が、間違うのは、管理職に情報収集を命じて、自分は本社に残ってしまうことです。管理職に情報収集を命じるのは、愚の骨頂と言っても過言ではありません。特に問題発生の担当部署の管理職だと目もあてられません。
上がってくる情報に、必ずバイアスがかかるからです。

不二家の場合も、社長の持っている情報にバイアスが掛っていたことが、時間が経つにつれ明らかになっています。

有事の場合、経営者は組織をフラットにして、直接情報を入手しなければなりません。
そのためには、社長室で待っていては駄目なのです。
現場に直行しなければなりません。その上で、当事者から個別にヒアリングをして、状況と事実を把握しなければなりません。
これは、経営者自ら立ち会わなければなりません。

直接の経験が、後の自分の発言に、信用力をもたらすのですから。

そうすると、経営者は問題発生から、大体24時間くらいは休む暇がないかも知れません。
雪印の社長が、寝ていないと言ったのは、あながち嘘ではないでしょう。
雪印の社長が、間違えたのは、寝ずに話を聞いた人間が、重役ばかりだったという点です。

現場の人間から、直接話を聞いていれば、対応は当初から全く変わっていたはずです。

「有事」発生から、直ちに自ら情報を収集し、全容を把握する。クライシスマネジメントは、これに尽きます。全容が把握できなければ、時間をかけるしかありません。
範囲を想定できなければ、対策を打てないからです。

もっともここで言っている全容とは、些細な事実関係の存否までは含みません。
その辺の判断は、冷静な判断ができる、会社外部の専門家(弁護士や、リスクマネジメント専門家等)等と打ち合わせながら、行います。

全容が把握できると、そこから原因を抽出し、対策を講じます。
そして、それらを整理して、プレス発表という形になります。







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Posted by たばやん at 11:42Comments(0)経営

2007年01月16日

不二家とクライシスマネジメント

TVをみていると、不二家の社長の記者会見の模様が流されています。

あの会見、どう思いますか?

会社の危機を迎えた時の記者会見の仕方は大変難しいのですが、ポイントは誰に向かってメッセージをだすか、だしていると考えているかという点を、会見者がきちんと捉えることです。

不二家の社是は、お客様に愛される不二家になろうというものらしいですが、不二家自身はお客様を愛していたのでしょうか。
少なくとも、今日の社長の会見からは、その辺は感じられなかったように思います。
そして、今回の問題も、突き詰めればそこにつきるように思います。

TVは言葉だけでなく、顔の表情や態度から多くのことを伝えてしまいます。
今更、ケネディの例を出すまでもないですね。さらに最近は、ネットでいつでも、いつまでも情報として残るようになりました。
したがって、記者会見に臨む時は、相当の準備をしなければなりません。
ここでの準備というのは、会見を無難にやり過ごすためのものではありません。
伝えたい相手に、伝えなければならないことを整理し、発表するための資料を準備するのです。

今回の相手は、消費者でした。
不特定多数の消費者に、もう一度不二家を信用してもらうためにはどうしたらよいか、どんな情報を提供し、どう説明を果たすべきか。

そのような観点からの考慮や準備がかなり足りていなかったように思います。
会見の場で、担当者や広報に聞かなければならない社長は、明らかに消費者への準備を怠ったといえます。
当事者意識が足りないように思えました。

もっとも、クライシスマネジメントは、特別なものではありません。
常日頃のリスクマネジメントや、コンプライアンスに対する認識がそのまま反映されます。
問題を起こした会社の会見が、おしなべて非常にまずいのは、当然といえば当然のことなのかもしれません。





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Posted by たばやん at 00:05Comments(2)経営