2009年09月24日
大人からの進化術
連休は、いかがお過ごしだったでしょうか。
私は、半分休み半分仕事。みたいな感じでした。
高速の渋滞は、やっぱりひどかったですね。
渋滞や行列が大嫌いな私には、理解できないTV中継の画面でした(笑)。
さて、そんな休み明けにぴったりな(?)本のご紹介です。
今回は、すごく身近なQBS関係者の声を集めた本です。
QBSを目指そうとしている方、ビジネススクールに興味のある方は、ぜひ一度読んでみて下さい。
以前、このブログでも私がラジオ出演した時のことを書きましたが、基本的にその時のラジオ番組の1コーナーである「BBIQモーニングビジネススクール」の内容をまとめた本となっています。
ですので、私は出ていません。
残念!
第2巻が出る頃までには、ちゃんとBBIQの方にも呼んでもらえるようになっておきたいですね(笑)。
2009年09月18日
情けない・・・
酒井法子氏の事件がずっとマスコミを賑わしている中、なんとも情けないニュースです。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090810-234008/news/20090918-OYT1T00743.htm
弁護士会の副会長ということは、それなりの経験を積んだ弁護士です。
朝、自宅で現行犯逮捕ということであれば、警察にある程度の内偵情報が集まった上での逮捕だったのでしょう。少なくとも初めて買った・使ったという話ではないはずです。
弁護士は、刑事事件で覚せい剤事件を担当することも少なくなく、薬物の恐ろしさは身にしみて分かっているはずですし、その危険性を社会に周知していく役割も期待されているはずです。
にもかかわらず・・ということになるのは本人も十分分かっていたはず。
どういう理由があって、覚せい剤に手を染めたのか分かりませんが、その理由が何であれ、情けない話だと思います。
もっとも、誰もが思っている以上に、薬物汚染は広がっているということも言えるんでしょうね。
どうすれば、いいんでしょうか・・・。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090810-234008/news/20090918-OYT1T00743.htm
弁護士会の副会長ということは、それなりの経験を積んだ弁護士です。
朝、自宅で現行犯逮捕ということであれば、警察にある程度の内偵情報が集まった上での逮捕だったのでしょう。少なくとも初めて買った・使ったという話ではないはずです。
弁護士は、刑事事件で覚せい剤事件を担当することも少なくなく、薬物の恐ろしさは身にしみて分かっているはずですし、その危険性を社会に周知していく役割も期待されているはずです。
にもかかわらず・・ということになるのは本人も十分分かっていたはず。
どういう理由があって、覚せい剤に手を染めたのか分かりませんが、その理由が何であれ、情けない話だと思います。
もっとも、誰もが思っている以上に、薬物汚染は広がっているということも言えるんでしょうね。
どうすれば、いいんでしょうか・・・。
2009年09月16日
ものもらい
日曜の夜から、左目がごろごろするなあという感じを覚えるとともに、下のまぶたが腫れてきまして、ん?という感じがしたので、とりあえず家にある目薬をたらふく差して、寝たのですが、昨日の朝もますます腫れたまま。
これは、ちょっとまずいと思って、事務所に着いてから、別の目薬をこれまたたらふく差すと、数時間後、痛みと腫れが大部治まりました。
やれやれと思ったのですが、うちのカミ様が、念のため病院に行け!とおっしゃったので(笑)、念のため眼科に。
ものもらいが出来かけている(治りかけている?)そうな。
痛いのはここでしょ?と押されたところが、ビンゴ!そこです!先生すごいですね!って、めっちゃ痛いんですけど(笑)。
なぜ確認する必要があるのか・・・。
まあまあ結局、大したことがなくて、よかったです。
健康が何よりですね。
ところで、知人に、ものもらいができたというと、小さい子みたいやね。と言われましたが、小さい子がなる病気なんでしょうかね?
ものもらいが出来たのは初めてだったので、よく分かりませんけども。
これは、ちょっとまずいと思って、事務所に着いてから、別の目薬をこれまたたらふく差すと、数時間後、痛みと腫れが大部治まりました。
やれやれと思ったのですが、うちのカミ様が、念のため病院に行け!とおっしゃったので(笑)、念のため眼科に。
ものもらいが出来かけている(治りかけている?)そうな。
痛いのはここでしょ?と押されたところが、ビンゴ!そこです!先生すごいですね!って、めっちゃ痛いんですけど(笑)。
なぜ確認する必要があるのか・・・。
まあまあ結局、大したことがなくて、よかったです。
健康が何よりですね。
ところで、知人に、ものもらいができたというと、小さい子みたいやね。と言われましたが、小さい子がなる病気なんでしょうかね?
ものもらいが出来たのは初めてだったので、よく分かりませんけども。
2009年09月15日
コンビニフランチャイズ110番
今日は、弁護士会の宣伝です。
以下、弁護士会HPよりの転載です。
(ここから)
福岡県弁護士会では、下記日時に「コンビニフランチャイズ問題110番」を実施します。相談料無料の電話相談会です。
お気軽にご相談ください。
記
相談実施日時:平成21年10月9日(金)午前10時〜午後4時
相談電話番号:092−724−2644(2回線)
<本110番の実施目的>
2009年6月22日,公正取引委員会が,コンビニエンスストア・フランチャイズ最大手のセブン・イレブンに対し,見切り販売との関係で,加盟店との間の優越的地位濫用を理由に,独占禁止法に基づく排除措置命令を発令したことは記憶に新しいところですが,全国に約4万5千軒あるといわれているコンビニエンスストアをはじめ,フランチャイズ関係においては,本部によって策定された加盟契約の内容に不平等な要素が織り込まれていることが少なくなく,加盟店と本部との間には,他にも様々な問題があるといわれています。
しかしながら,加盟店は,不利益的取扱いや契約終了・更新の拒絶等による制裁を恐れ,本部との間で紛争を起こすことを避けることも多いようであり,加盟店の声がなかなか外部に聞こえてきません。
そこで,当会におきましても,コンビニエンスストア等のフランチャイズ業界のより健全な運営を実現すべく,加盟店からの相談を受け,対処方法をアドバイスするとともに,フランチャイズ加盟契約における法律上の問題点や具体的な運用実態上の問題点を広く把握するための電話相談を実施する必要があると考えます。
(ここまで)
だそうです。
コンビニフランチャイズでお悩みの方、ぜひご検討下さい。
以下、弁護士会HPよりの転載です。
(ここから)
福岡県弁護士会では、下記日時に「コンビニフランチャイズ問題110番」を実施します。相談料無料の電話相談会です。
お気軽にご相談ください。
記
相談実施日時:平成21年10月9日(金)午前10時〜午後4時
相談電話番号:092−724−2644(2回線)
<本110番の実施目的>
2009年6月22日,公正取引委員会が,コンビニエンスストア・フランチャイズ最大手のセブン・イレブンに対し,見切り販売との関係で,加盟店との間の優越的地位濫用を理由に,独占禁止法に基づく排除措置命令を発令したことは記憶に新しいところですが,全国に約4万5千軒あるといわれているコンビニエンスストアをはじめ,フランチャイズ関係においては,本部によって策定された加盟契約の内容に不平等な要素が織り込まれていることが少なくなく,加盟店と本部との間には,他にも様々な問題があるといわれています。
しかしながら,加盟店は,不利益的取扱いや契約終了・更新の拒絶等による制裁を恐れ,本部との間で紛争を起こすことを避けることも多いようであり,加盟店の声がなかなか外部に聞こえてきません。
そこで,当会におきましても,コンビニエンスストア等のフランチャイズ業界のより健全な運営を実現すべく,加盟店からの相談を受け,対処方法をアドバイスするとともに,フランチャイズ加盟契約における法律上の問題点や具体的な運用実態上の問題点を広く把握するための電話相談を実施する必要があると考えます。
(ここまで)
だそうです。
コンビニフランチャイズでお悩みの方、ぜひご検討下さい。
2009年09月11日
明暗を分ける日
昨日は、新司法試験の合格発表日でした。
ニュース的にはこんな感じです。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090911ddm012040080000c.html
合格率が、どうであれ当の本人には、受かるか落ちるしかないわけで、2つにひとつの結果が出る日でした。
私の知人も数人、受験してたので、吉報を待っていましたが、受かった人もいれば、落ちた人もいました。
受かった人には、とにもかくにも「おめでとうございます。」ですね。
他に、何もいうことはありません。
落ちた人には、気持ちがよく分かりますので、掛ける言葉もないところですが、「胸を張って、結果を受け止めなさい」という趣旨の言葉をかけさせてもらいました。
年に1度しか、ありませんので今年受かるかどうかで、客観的には、1年の差がつきます。
しかし、受かってしまえば、1年の差なんてあってないようなものと実感しています。
本来は、受かってからの方が相当大変なのは、どの資格でも同じだと思いますが、弁護士については、合格したことで満足してしまって、目標が止まってしまう人も少なくありません。
しかし、ただの弁護士であるだけで足りる時代ではなくなりました。
他と差別化できる何らかの価値がないと、市場では評価されなくなるでしょう。
そういう意味でも、1年の差なんて、すぐに追いつきます。
今年、残念だった方々には、敗因をしっかり分析してもらって、来年、必ずリベンジしてもらうことを期待しています。
ニュース的にはこんな感じです。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090911ddm012040080000c.html
合格率が、どうであれ当の本人には、受かるか落ちるしかないわけで、2つにひとつの結果が出る日でした。
私の知人も数人、受験してたので、吉報を待っていましたが、受かった人もいれば、落ちた人もいました。
受かった人には、とにもかくにも「おめでとうございます。」ですね。
他に、何もいうことはありません。
落ちた人には、気持ちがよく分かりますので、掛ける言葉もないところですが、「胸を張って、結果を受け止めなさい」という趣旨の言葉をかけさせてもらいました。
年に1度しか、ありませんので今年受かるかどうかで、客観的には、1年の差がつきます。
しかし、受かってしまえば、1年の差なんてあってないようなものと実感しています。
本来は、受かってからの方が相当大変なのは、どの資格でも同じだと思いますが、弁護士については、合格したことで満足してしまって、目標が止まってしまう人も少なくありません。
しかし、ただの弁護士であるだけで足りる時代ではなくなりました。
他と差別化できる何らかの価値がないと、市場では評価されなくなるでしょう。
そういう意味でも、1年の差なんて、すぐに追いつきます。
今年、残念だった方々には、敗因をしっかり分析してもらって、来年、必ずリベンジしてもらうことを期待しています。
2009年09月09日
起業の前に・・・
これだけ先行き不透明だと、会社に勤めるということ自体が大きなリスクだったりしますから、起業を考えることもぜひしてもらいたいことだと思っています。
とは言っても、じゃあ明日から起業だ!っと言ってできるものでもなく、事前の準備は大事です。
それは、仮に誰かの起業の手伝いであったり、フランチャイズに加盟するという感じであっても同じです。
ちょっと安易な起業で、すぐに八方塞がりになりかける方が最近、多いような気がします。
それも話を聞いてみると、なんでそんな確認もしてないの?というレベルのものが多いです。
失敗して学ぶことも多いですから、それはそれでいいのかも知れませんが、日本の今の現状を考えると、失敗はなるべくしない方がいいのであって、しなくてすむ失敗は絶対回避すべきです。
した方がいい失敗もあるんですけどね。(どっちやねん!というのが経営の難しくもあり、楽しいところでもありということで。)
これだけ情報がある中で、なぜ売れている店とそうでない店があるのか、その違いは何なのか、自分がしようとしている事業とは、どのような違いがあるのか等々、必死で考えてスタートする人と、そうでない人とでは、成功の確率は全く違うということは、よく分かってもらえると思います。
どうせやるんだったら、成功したいですよね。
大概誰に聞かれても、その問題はもう寝ずに考え抜いて、こうすることにしたと話せるくらいに必死に準備してから、始めても遅くないように思います。
そもそも、何をどう考えたらいい?というところからスタートの人は、協力します(笑)。
じっくりゆっくり、頑張りましょうね。
とは言っても、じゃあ明日から起業だ!っと言ってできるものでもなく、事前の準備は大事です。
それは、仮に誰かの起業の手伝いであったり、フランチャイズに加盟するという感じであっても同じです。
ちょっと安易な起業で、すぐに八方塞がりになりかける方が最近、多いような気がします。
それも話を聞いてみると、なんでそんな確認もしてないの?というレベルのものが多いです。
失敗して学ぶことも多いですから、それはそれでいいのかも知れませんが、日本の今の現状を考えると、失敗はなるべくしない方がいいのであって、しなくてすむ失敗は絶対回避すべきです。
した方がいい失敗もあるんですけどね。(どっちやねん!というのが経営の難しくもあり、楽しいところでもありということで。)
これだけ情報がある中で、なぜ売れている店とそうでない店があるのか、その違いは何なのか、自分がしようとしている事業とは、どのような違いがあるのか等々、必死で考えてスタートする人と、そうでない人とでは、成功の確率は全く違うということは、よく分かってもらえると思います。
どうせやるんだったら、成功したいですよね。
大概誰に聞かれても、その問題はもう寝ずに考え抜いて、こうすることにしたと話せるくらいに必死に準備してから、始めても遅くないように思います。
そもそも、何をどう考えたらいい?というところからスタートの人は、協力します(笑)。
じっくりゆっくり、頑張りましょうね。
2009年09月06日
紛れもないトッププロに
石川遼プロ、圧倒的な強さで、今期3勝目です。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090906k0000e050032000c.html
お昼のTV中継を、途中まで見ていたのですが、群を抜くとはこのことかという感じでしたね。
先週の反省を見事に活かしたという感じもしました。
もう誰もハニカミ王子なんて言ってないですね・・・。
日本を引っ張るプロになりました。
本当にすごい。
その実力を身につけた努力が当然あるはずです。
年下だろうが関係なく、その努力を見習わないといけません。
確実に今、私が尊敬する人物の1人です。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090906k0000e050032000c.html
お昼のTV中継を、途中まで見ていたのですが、群を抜くとはこのことかという感じでしたね。
先週の反省を見事に活かしたという感じもしました。
もう誰もハニカミ王子なんて言ってないですね・・・。
日本を引っ張るプロになりました。
本当にすごい。
その実力を身につけた努力が当然あるはずです。
年下だろうが関係なく、その努力を見習わないといけません。
確実に今、私が尊敬する人物の1人です。
2009年09月04日
ネットの効能
インターネットのおかげで、誰でも意見を表明し、見解を解説することができるようになりました。
だれもがジャーナリストになることができるようになったといえるでしょう。
このブログも、そのはしくれであることは間違いありません。
そんな中、これこそがインターネットによる効能なんだなというような記事がありましたのでご紹介します。
全部を引用することはできませんので、ぜひ本文に飛んで下さい。
http://www.asahi.com/sports/column/TKY200909030177.html
矢野東プロに関するコラムなのですが、コラムを掲載した、その後の矢野プロのブログでのやり取りを受けての話となっています。
ある記事について、当事者が感想を持ったとしても、その記者に当該感想が伝わるということは従来、一般的ではありませんでした。
今回も普通であれば、そのまま記者の知るところにはなっていなかったでしょう。
アメリカ在住の記者さんでしたから。
それが、矢野プロがブログというツールで、当該記事の感想を書いたことで、海を越えて、記者の目に触れることになります。
そして、そのリアクションとしてまたコラムで書くという、流れになったのです。
言い古されてはいますが、ネットがなければ、成立しなかった会話ですよね。
全く話は変わりますが、ここのトピックで大事だと思うのは、矢野プロが、コラムの批評を素直に聞き入れているところです。
一流プロと呼ばれる人は、この辺が違うんですね。たぶん。
記事に怒っていたら、何も生まれない話で終わってたはず。
聞く耳を持つということは自分のためになって、返ってくるんですね。
この2つに感心させられたコラムでした。
だれもがジャーナリストになることができるようになったといえるでしょう。
このブログも、そのはしくれであることは間違いありません。
そんな中、これこそがインターネットによる効能なんだなというような記事がありましたのでご紹介します。
全部を引用することはできませんので、ぜひ本文に飛んで下さい。
http://www.asahi.com/sports/column/TKY200909030177.html
矢野東プロに関するコラムなのですが、コラムを掲載した、その後の矢野プロのブログでのやり取りを受けての話となっています。
ある記事について、当事者が感想を持ったとしても、その記者に当該感想が伝わるということは従来、一般的ではありませんでした。
今回も普通であれば、そのまま記者の知るところにはなっていなかったでしょう。
アメリカ在住の記者さんでしたから。
それが、矢野プロがブログというツールで、当該記事の感想を書いたことで、海を越えて、記者の目に触れることになります。
そして、そのリアクションとしてまたコラムで書くという、流れになったのです。
言い古されてはいますが、ネットがなければ、成立しなかった会話ですよね。
全く話は変わりますが、ここのトピックで大事だと思うのは、矢野プロが、コラムの批評を素直に聞き入れているところです。
一流プロと呼ばれる人は、この辺が違うんですね。たぶん。
記事に怒っていたら、何も生まれない話で終わってたはず。
聞く耳を持つということは自分のためになって、返ってくるんですね。
この2つに感心させられたコラムでした。
2009年09月01日
裁判員制度は、違憲?
ニュースは、こちら
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090901dde041040032000c.html
いつか必ず誰かするだろうなと思っていた裁判が起こされたようです。
ニュースによると、裁判員制度の具体的にどのような点が違憲と主張されているのかはよく分かりません(記事では、連日開廷が憲法31条違反だとしています)が、違憲・合憲を争うのは、法治国家である以上、とても大事なことです。
しっかり争ってもらいたいと思います。
被告人がそう思っているのであれば。
ときどき、弁護士の個人的思いだけでやっており、当事者をそっちのけにしているのでは?と感じずにはいられない弁護活動もあるように思います。
その根拠としては、当事者が法的な問題としてあまり理解していないときは、弁護士がそれを汲み取って代わりに主張してもいい、すべきだという理屈なのかも知れませんが、私は、あまり賛同できません。
今回は、そういうものではなく、被告人自身が本当に、裁判員制度の矛盾や不合理性を感じ、違憲だと主張したいと思っている、それを弁護人が法的に整理して代理しているだけだということであれば、いいのですが。
だって、仮に最高裁まで争って、違憲であれ、合憲であれ一番割を食うのは被告人本人です。
それでも自分が望んで、争って、結果、勾留期間が延びるのなら、それはそれで仕方ないことだと思いますが、仮に本人は、本心としては早く罪を償いたいと願っていたとすれば、最高裁による判断までの間、待たされるのは承伏し難いことではないでしょうか。
違憲かも知れないと考えることと、それを実際に争うことは別のこと。
争うか否かも含めて、決めるのはすべからく本人であるべきだと私は思っています。
実際は、どうなんでしょうね。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090901dde041040032000c.html
いつか必ず誰かするだろうなと思っていた裁判が起こされたようです。
ニュースによると、裁判員制度の具体的にどのような点が違憲と主張されているのかはよく分かりません(記事では、連日開廷が憲法31条違反だとしています)が、違憲・合憲を争うのは、法治国家である以上、とても大事なことです。
しっかり争ってもらいたいと思います。
被告人がそう思っているのであれば。
ときどき、弁護士の個人的思いだけでやっており、当事者をそっちのけにしているのでは?と感じずにはいられない弁護活動もあるように思います。
その根拠としては、当事者が法的な問題としてあまり理解していないときは、弁護士がそれを汲み取って代わりに主張してもいい、すべきだという理屈なのかも知れませんが、私は、あまり賛同できません。
今回は、そういうものではなく、被告人自身が本当に、裁判員制度の矛盾や不合理性を感じ、違憲だと主張したいと思っている、それを弁護人が法的に整理して代理しているだけだということであれば、いいのですが。
だって、仮に最高裁まで争って、違憲であれ、合憲であれ一番割を食うのは被告人本人です。
それでも自分が望んで、争って、結果、勾留期間が延びるのなら、それはそれで仕方ないことだと思いますが、仮に本人は、本心としては早く罪を償いたいと願っていたとすれば、最高裁による判断までの間、待たされるのは承伏し難いことではないでしょうか。
違憲かも知れないと考えることと、それを実際に争うことは別のこと。
争うか否かも含めて、決めるのはすべからく本人であるべきだと私は思っています。
実際は、どうなんでしょうね。