2009年06月18日

エレベーターピッチの練習

某MLからの情報ですと、彼の地アメリカのビジネススクールなどでは、当たり前のようにエレベータピッチの手法をしっかり学ぶようです。

エレベータピッチとは、「エレベータに偶然乗り合わせた重役や社長に、自分を30秒程度の時間で売り込むこと」となどと説明されたりしますが、要は超短時間プレゼンのことといってよいでしょう。

自分を売り込むだけに限らず、会社の売り込みにも使えます。
営業職の人とかは、自然とこのスキルを身に付けている方も多いですね。

ベンチャーキャピタルなどの投資を受けようと思う起業家は、常に何種類かのエレベータピッチを用意していますし、それがない起業家は起業のチャンスさえ、つかめないとも言われています。


たしかに、30秒で分からない事業なんて、1時間聞いても興味が湧かないでしょうから、いかに自社のビジネスプランが魅力的かなどのエッセンスを抽出すれば、30秒から1分でおさまるはずですよね。

営業マンの説明も、最初の30秒で買う気になるかならないか決まったりしますよね。


大事なことは、そういうわずか30秒のものであっても、そこにやはりノウハウや技術があり、それら基本的なところをやっぱりみんな学んでいるんだということです。

日本では、独創的であることと、基礎や基本をないがしろにすることを一緒くたにしている人が少なくなくて、起業を目指している方のうち、結構な数の人が、話してみると、「う~ん・・・」と思ってしまう人だったりします。

何分たっても、何をしたいのかが分からないという人、案外多いです。
私は投資家ではありませんが、お金があっても、そういう人には賭けられないですね。



さまざまな分野(茶道、武道、スポーツ等々)で、異口同音に、基本から入って、基本に帰るという趣旨の極意が説明されていますが、ビジネスの分野でも、独創的・創造的なものを生み出そうとすれば、基礎や基本の知識にしっかり立ち返ることが大事だと思います。

30秒でまとめるためには、相当のビジネス基礎力が必要でしょう。


アメリカではそういう前提かどうか知りませんが、事実として、そのような基礎を常にしっかり学ぶチャンスがあるのでしょうね。

日本でも、起業家教育のあり方が、議論されていますが、そもそも何を基礎と考えるかという点からして、アメリカやインドとはだいぶかけ離れてしまっているような気がします。



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