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2007年09月26日

国家情報戦略





この連休を利用して、ベトナムに行ってきました!

その機中で読んだのが、この本。

佐藤優、恐るべしですよね。

彼のやる気のあるうちに、日本もきちんとインテリジェンス機関を作り、なおかつ彼に重要なポストを与えて仕事をしてもらうべきです。

日本にしっかりしたインテリジェンス機関があれば、帰ってこれるべき人はもう帰ってきているはず(もう5年も経ってますね)だし、食べ続けるべき食べ物も食べ続けられたはずだし、と色んな「・・・はずだし」が、解決あるいは妥協点に向かっていくはずなんですね。


本当のインテリジェンスとは何か。も自ら学ばないまま、闇雲にスパイ防止法や情報機関設立に反対、あるいは嫌悪する人にこそ、ぜひ読んで欲しい一冊です。  

Posted by たばやん at 10:52Comments(1)本の紹介

2007年09月13日

「家業」と「企業」




今日の午前中は、事業承継の勉強会がありました。
この本は、その時のテキストとして指定されていたものです。

よくまとまっていると思いますので、事業承継にお悩みの方は、読んでみてもいいかもしれません。


事業をやってきた経営者とその家族が、事業の主体を株式会社と名目上しながらも、実体は、個人資産を利用してきていた場合、事業承継という問題の解決が困難になりがちです。

家業を誰が継ぐのかという話と、企業として存続しうるのかという話は本来、全く次元の異なる話であるはずですが、日本の中小企業、零細企業では、その辺の意識がまったくないまま、今まで来てしまったというイメージですかね。

ここに、複数の相続人と、相続税が絡んでくるので、ますますややこしい話になるのです。


しかし、いずれ避けては通れない話ですから、経営者としては、まだ余裕のある時に、手を打っておくべきです。
経営者の高齢化を受けて、この手の話が最近、話題になっているのは、そういう事情があるのです。


事業承継を最も上手くやる方法は、最初に相談する相手を間違えないことです。
誰に聞くかで、どういう方法になるかも変わってきますし、結果も大分違います。

大きな視点で、しっかり企業と、経営者個人の両方がうまくいく方法を探せる人に相談しないと、こんなはずじゃなかった・・・となりがちですので、注意してください。

事業承継の問題は、経営・税務・法務・人事と様々な視点から見ておかないと、トータルとしていい解決にはなり得ない、逆に我々からすると、すごくやりがいのある仕事であります。


ところで、事業承継では、相続税が大きなネックになることが多いです。

この相続税、どう考えても、おかしいですよね。
被相続人が相続対象となる財産を築くまでに、それなりの税金は払っているはずです。

所得税とか、不動産取得税等々、必ず財産の一部を召し上げられているはずで、残ったものが相続財産なのです。
それを、次の世代に引き継ぐだけで、最大50%近くも国が持って行くのは、明らかに二重課税ですよね。

相続税については、従前から議論があるところですが、私はやっぱり理不尽ではないかと思います。

事業承継の問題については、国も政策的に動き出していますが、相続税を安くするだけで、大分問題は簡単になり、助かるはずですが、国はそこには全く触れる予定はなさそうです。

根本的なところを変えないとダメだという問題が、ここにもあるということでしょうか。  

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2007年08月18日

リサ・ランドール




5次元の世界、想像つきますか?

全く、分かりませんよね。

でも、本当は、5次元以上らしいっすよ(笑)
物理理論は、超ひも理論ぐらいから、全くついて行けなくなりましたが、最近、この方が話題になっているようなので、まずとっかかりやすそうなこの本から、読んでみました。

どうやら、5次元以上の世界がありそうです。(笑)


詳しい話は、「ワープする宇宙」

の方を読んでみないと、よく分かりませんが。


この本の中で、彼女の恩師から「成功したければ、質問しなさい」と言われたことが、今の状況を作ってくれたというような趣旨の発言があります。


質問することができる。という力、意識は、どの分野であっても、やっぱり重要かつ共通な資質なのでしょうね。

最初は、間抜けな質問でも、質問しようとすること、そのものがそれに対する理解を深める何よりの教授となり、より深い理解、知識となっていくのでしょう。

質問しないで、分かったふりですますこと、多くないですか?

私も、1日、1つ質問するようにします!

  

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2007年08月17日

看守眼




休みの間、久しぶりに小説を読んでみました。
横山秀夫氏の本は、「震度0」以来ですが、結構好きな作家さんです。


文庫本のこの本は、「看守眼」他、6編の短編から成っています。

短編の方が、疾走感というか、緊迫感がでて、横山らしさを感じられるように思います。

今回も警察や裁判に絡んだ内容が多いので、興味深かったです。

割と、さっと読めましたので、時間がない時には、ぴったりだと思います。
  

Posted by たばやん at 08:10Comments(0)本の紹介

2007年08月09日

竜馬がゆく




気が付けば、夏休み真っ盛り。もうすぐお盆ですね。

皆さんは、夏休みの想い出は何かありますか?

私は、実家が商売をしていたので、夏休みに限らず、冬休みや春休みは、たいがいその手伝いで終わっていました。

特に家族でどこに行くということもなく、毎日、「笑っていいとも」が見たいのに、昼前には、店に呼ばれていたのを想い出します。

今となっては、いい経験だったと思いますけどね。


で、昼間働くと、さすがに日当がでます。

小3か4(どっちか忘れてしまいました)の夏休みは、その1日500円の日当を2日ためて、「竜馬がゆく」の文庫本を買いにいくのが楽しみでした。

1冊読むのは、1日で終わってしまうので、空いた一日がとても歯がゆかったのを覚えています。
その頃は、難しい漢字も多く、あまり理解していなかったと思いますが、それから人生の分岐点を前にすると、何度も読み返しています。

読むたびに、自分の行き先を教えてくれることがあるんですよね。
今は、実家に置きっぱなしなので、随分手にしていません。

今度、帰ったら、持って帰ってきて、読んでみようと思っています。


夏の暑い道路を歩いていると、あの頃、同じように暑かった本屋さんまでの道のりをわくわくしながら歩いていた自分を思い出します。
夏休みの想い出ですね。
  

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2007年07月24日

敵対的買収




今日は、柳川の裁判所に行っていました。

その往復の車中で、読み終えた本です。

内容的には、M&Aを軽くおさらい、あるいは大体の勘所を掴みたいという人向けですね。
細かい話や、読み物的な話はあまりありません。

同じことを2回書いている箇所が多くて(意図的だと思いますが)、なんだか損した気分になりました(笑)。


しかし、M&A、人ごとではなくなってきましたね。

日頃から、きちんと意識しておかないと、いざというとき、右往左往することになります。
従業員であっても、ひとごとではないですよね。

  

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2007年07月24日

これから食えなくなる魚




皆さんは、お魚好きですか?

私は、焼き魚の骨を取るのがすごく下手で、たま~に実家に帰ると、今でも親から、「あんたは魚を食べるのが相変わらず下手やね~」と叱られます(笑)。

確かに、刺身とかお寿司ばかりで、焼き魚、煮魚で魚丸ごと食べる機会は昔から少なかったですし、そのため、骨の取り方も全く上達していないです。


そんな私に似た日本人が増えてきたのでしょう、地魚の人気がなく、マグロ、サーモン、エビの人気が高まって、全国どこのスーパーにいっても、それらの刺身ばかりという本書の指摘は、現実を正確に捉えています。


世界中が魚を食べるようになった(これは、物流の発達が寄与しているところが大きいと思いますが、日本人の食文化が広がった面も少なからずあるといいですね)現在では、有限の魚資源を巡って、各国の仁義なき戦いが行われています。


我々にとっては、鯨についで、今ウナギですが、今後はこれがマグロ、サーモンと広がっていきそうな状況です。

そんな中、筆者は、日本の政策について警鐘を鳴らしています。

同じような状況は、農業でも起っているはずです。

今、参議院選では、年金問題が大きく取り上げられていますが、食べるものがなくなったら、年金どころの話ではありません。


世界をにらみつつ、長期的な戦略を持って、食糧政策を立案し、実行しないと年金以上に待ったなしの状況になっています。
しかし、従前からマスコミの関心は薄く、選挙の争点にはなりにくいようですね。


このままで、本当に大丈夫なのでしょうか・・・
  

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2007年07月18日

会社分割




しばらく、本の紹介ができずにいましたので、今日は久しぶりに。

会社分割は、今、会社法で一番ホットなテーマといっても良いかも知れません。
三角合併解禁!という言葉が、日経新聞をにぎわしています。


この本は、会社分割の実務というか、企業を生き残らせるために弁護士等の専門家がどう考えていくのかという思考過程が、書かれているといえるような本です。


差し当たり、仕事の案件の必要上、買ってみたのですが、読み物としても非常に面白く、企業に関与している方は、一度読んでみることをお勧めします。
(ちなみに、その案件はこの本を買った翌日、ポシャってしまいました。トホホ(笑))


雰囲気だけでも分かっておくと、その時の対応はだいぶ違いますから。

その時っていつ?
そう大事な大事な、切羽詰まった時です。
あまり考えたくない時です。

でも、縁起はよくないですが、備えあれば憂いなし。です。

土壇場の切り抜け方は、会社法の改正で、様々な方法が考えられるようになりました。

アドバイスをもらう人を間違えると、潰さなくていい会社を潰してしまうこともあるかも知れませんね。

  

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2007年07月03日

新聞社 破綻したビジネスモデル



http://www.shinchosha.co.jp/book/610205/

新聞社の元役員が、現在の新聞社、TV局の抱える問題を提示している本です。

TV局の免許交付にあたって、田中角栄が絡んでいたとは全く知りませんでしたので、その辺のくだりは大変興味深く、読めました。

今度の地上波デジタル化の必要性等の議論が新聞やTVには、あまりでてこない理由も分かりやすく書かれています。
またTV局と新聞社の関係を抜本的に改善しない限り、市民のメディアリテラシーが向上しないということが分かります。


新聞離れをどうするのかという新聞社の命題に対して、筆者なりの解決法が提示されていますが、私には、具体的なイメージがあまり湧いてこないものでした。

新聞社が、生き残れるのか否かは、「新聞」という国内外のニュースを集めて、編集・加工するという形のビジネスモデルにおける付加価値の創造が、ネット環境でもその価値を評価され、対価を払ってもらえることができるのか?というところに尽きるのだろうと思いますが、「新聞」という旧来の形にこだわると、難しいのではないかと思います。

ネット時代にふさわしい、「ニュース」を提供できないといけないのでしょうね。
今のところ、どの新聞社もなかなか厳しい状況のようです。


全体的な論調が、退社にあたって、忸怩たる思いがあるような感じが伝わってきて、ちょっと時期を置いて、客観的に書いてほしかったなあと思いました。


マスコミ志望の方は、読んでみたらいいと思います。
  

Posted by たばやん at 00:05Comments(1)本の紹介

2007年06月25日

ご飯を大盛りにするオバチャンの店




題名に思わず惹かれて、買ってみましたが、いい本です。
最近では、一番よかった本になりました。

島田紳助という人となりもよく分かりますが、ビジネスの本質をしっかり捉えられており、それを分かりやすく説明できているところがすごいですね。


同氏の、自分のアイデアや発想を確認、検証したいという思いは私もよく分かります。
感覚的に同じものを持っているような気がしてなりません。

私もいつか、同じように冒険者を冒険の入口まで連れて行くようになりたいなと思います。



ぜひ一度、読んでみて下さい。
下手な経済学者の本よりも、よっぽどためになりますよ!


  

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2007年06月14日

i Phone




アップルのiPhone、I PODに、電話が付いただけかと思っていたのですが、どうもそれだけではないようです。

人とコンピュータ(ネットも含む)とを結ぶ、新しいインターフェースになるような期待性があるもののようですね。

まだiPhoneを手にとってみたことがないので、少し実感は湧きにくいのですが、筆者がいわんとするところは、分かりました。

とんでもない可能性を持った商品です。
ただ、これが市場の覇権を握った訳ではありません。

日本企業も巻き返しのチャンスはまだまだあるはずです。

昨日のクールビズの話ではないですが、既存の考えから少し離れて、色々なものを見てみると、画期的なインターフェースはまだあると思います。


アップル、嫌いじゃないですが、(というか、結構好きな企業です)日本企業にも頑張ってほしいと思う、大日本人な今日この頃です。
  

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2007年06月06日

フューチャリスト宣言




久しぶりの本の紹介です。

梅田さんの本は、ネットの未来を考える上でもはや欠かせないものとなってきた感があります。
今回も少し先を見せてくれています。

茂木健一郎さんは、最近どこに行きたいのかよく分からなくなってきているような気がしますが、気のせいでしょうか・・・(笑)


今回すごく共感したのは、お二人ともが実験をしているという認識であったということです。
ネット上で名前を出すということはとてもリスクのあることです。

私もリスクがあるとは思いつつ、弁護士像がネットの力で変わっていくことを信じて、自ら実験しています(笑)。

おそらく、いろんな人が色々な視点から、実験することでネットというインフラが成長していくのではないでしょうか。


まさにライト兄弟が、世界中で飛行実験を繰り返しているようです。
時たま、墜落事故も起きていますけど、それの繰り返しの中から、飛行機や自動車と同じような道具としての社会性を、ネット自身が身につけるのかもしれません。
  

Posted by たばやん at 09:09Comments(0)本の紹介

2007年05月18日

その記者会見間違ってます!




先日のジェットコースター事故、後からポロポロとずさんな実態が報道されていますね。
こうなってくると、エキスポランド自身の問題だけでなく、遊園地業界全体の信用に関わってきます。

私自身は、もうジェットコースターに乗りたい年ではありませんが、誰かが乗りたいと言えば、やっぱりやめとけば?と言いたくなりますよね。


以前から私も強い関心を持っている分野、クライシスマネジメントでは、広報というのは極めて重要な役割を担っています。
危機を無事乗り越えられた後、信用が回復しなけば(逆にいうと、信用が回復しなければ、まだ危機は続いているのですが)、意味がありません。

その信用の回復の早さに、広報は大きく関わってきます。


筆者は、危機管理では著名な弁護士です。

会社経営者にとっては、読んでおいて損はない本です。  

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2007年05月17日

食い逃げされてもバイトは雇うな




話題の作者の新書、今度は、上下巻のようですね。
マーケティングをしっかりしてきているのが伺えます。

内容は、専門家やビジネスをやっている人であれば、目新しいところは特にありません。
数字の持つインパクトなどは、マーケティング、広告を考える上では必須の知識ですからね。

しかし、この筆者のすごいところは、その説明力です。
非常に分かりやすい表現と、文体で噛み砕いて説明できるのは、すばらしい武器になります。

筆者は公認会計士をされているようですが、いわゆる「士」業では、その持っている知識の差はほとんどありません。国家試験で有る程度担保された人間しか、なっていない訳ですから。

差がつくのは、その知識をいかに顧客に分かりやすく示せるか、そのプレゼン能力と、ノウハウ、経験の蓄積というところにかかってくるように思います。

経験は、年数を重ね、件数を重ねないとすぐに備わるものではありませんので、若いうちは、いかに分かりやすく説明、納得させる話ができるかどうかが重要になってきますね。


その重要性を、再認識させてもらえた一冊となりました。  

Posted by たばやん at 10:08Comments(2)本の紹介

2007年04月26日

両極






裁判官を話題にした本は、そんなになかったように思いますが、最近は、多いですね。

裁判傍聴もブームになっていますし、裁判官の個性が目立つようになってきたのかも知れません。

2冊の本を紹介しますが、それぞれ両極の考え、視点から裁判官の仕事を見ています。

ですので、2冊まとめて読むと、皆さんの中での裁判官のイメージがどう書き換えられるのか、面白い体験ができると思います。

裁判官は、憲法と法律に従って、その判断だけをすればいいのが原則なのか、「判決」の先にあるものを見据えて、判断を示すもので、単なる公務員であってはいけないという考え方が原則的なものといえるのか。

一方は、裁判官、もう一方は傍聴人という立場から、裁判官という仕事のあり方、捉え方を示しています。

そんなに難しいことは書いていません。

裁判官ってどんな人達なんだろうと思っていた方、ご一読下さい。


  

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2007年04月18日

レイクロック・成功はゴミ箱の中に




銃を使った、凄惨な事件が、日米で起こっています。
悲しいですね。


銃がアメリカの陰の部分だとすると、ドナルドは陽の部分、アメリカンドリームの象徴なのかもしれません。
マクドナルドの創設者、レイ・クロックの自伝です。

読み物として、おそらく大変だったところは相当カットされているような感じがしました。
表題のゴミ箱を探る話も、ほんのちょっとしかありません。

しかし、起業のためのエッセンスは詰まっています。

彼は、ドナルド兄弟との交渉を甘くみて、契約事項において、圧倒的不利なまま契約してしまい、後にそれが高くつく結果となったことを振り返って、契約は大事だと言っています。

一方で、契約書の条項でいくら細かく相手を縛っても、ビジネスまで縛ることはできないとも述べています。

この一見、矛盾するように思える結論に、起業に際して、経営者が法というものと対面するときの心構えともいうべき、大事なヒントが隠されているように思いました。


なんだろう?という方、ぜひ一読下さい。
読み物としても、単純に面白いです。
結構分厚いですけど・・・  

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2007年04月16日

後手という生き方




将棋は、全く出来ませんが、ゴール(プロになる)までの考え方が、今までの司法試験受験生と同じだなあと思って、読んでいました。

将棋のプロになるためには、奨励会というところに入って、ある年齢以内にある基準以上に行けなければ、退会させられる厳しいハードルがあります。

将棋の天才、神童と呼ばれた子供が集まってくるのですから、そのレベルは当然高く、誰もが退会せずにすむ訳ではありません。

退会後、将棋しか知らない自分の現実をどう受け止めればよいのかというのは、司法試験に挑戦し続けて、就職する機会を見失ってしまった司法浪人の状況と極めてよく似ています。


どちらも自分がなりたい夢を一時でもあきらめることが難しいのは、簡単に想像できますから、さっさとあきらめなさいとは簡単には言えませんよね。


将棋の世界では、著者の瀬川プロがなれたように、年齢制限なく実力でプロになる道が開けているようです。

翻って、司法界をみてみると、現行の司法試験は早晩なくなり、ロースクールに行かなければ司法試験すら受けられなくなってしまっています。

ローにいかないと行けないということは、人生を大学卒業時に決めてしまいなさいというのと同じことです。

学生時代の選択では、道を間違えたけど、実はこっちの道(法曹)の方が合っていた人を、有無を言わさず拒絶する今の方法では、瀬川プロのような多様な人材を確保することができないと言わざるを得ません。

将棋連盟を見習って、法曹界ももう少し考え直した方がよいのかも知れませんね。
  

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2007年04月03日

考えないヒント




放送作家の小山 薫堂さんの本です。
小山氏は、もはや放送作家の域を超えていて、色々なことをされています。

以前から、男性ファッション雑誌にもよく記事を書かれていたのを読んでいましたので、本書も買ってみました。


小山氏は、色々なサービスや商品、あるいは人そのものについて、いつも、自分ならこう売るのに、こう接するのに、こう話すのに~と「常に自分ならこうする」と考えてしまうそうです。


私もほとんど同じ習性(?)だったので、びっくりしました。

この考え(というか、無意識で考えてしまうので、考えるという言葉でよいのどうか・・・)は、人によっては、全くもってないようで、話しをするとすごく感心されることがありますね。


気付かんとかいな?と思っていましたが、気付かないようです(笑)。
でも、自分なら、こうすると思っていても、実際自分の番になれば、全然できなかったりするんですよね。


なかなか面白い本でした。  

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2007年03月31日

すごい人の頭ん中




現在活躍中の、起業家11人のインタビュー集ですが、読んでみると11人ほとんどが結局、同じことをそれぞれの言葉で言っていることに驚きます。

成功の秘訣は、そんなに多くないようです。


私がこの本から読み取った成功のために必要なことは、
① 行動すること
   行動する前から、ああだこうだ考えても、それだけではダメだということです。
   (考えるなということではありません)

② 失敗から学ぶこと
   それぞれ全員が大なり小なり、当初自分の考えていた結果とは異なる結果になる経験を積んでいます。大事なのは、そこから学び取って、次に活かすこと。
   これができないと、行動しても意味がないようです。

③ 好きなことをやること
   言葉は違いますが、全員がこの重要性を説いています。
   「好きこそものの上手なれ」なのは、間違いないようです。

④ 成功するまで続けること
   これが一番難しいですが、一番必要なことのようです。
   続けることが出来るためには、それが好きでないといけないし、同じ失敗を繰り返さないと思って、新しい方法で行動する必要がありますから、続けることができる=①から③までを身につけたという方程式になるのかも知れません。

 あと面白いと思ったのは、成功の定義です。

 ここまで読んでくれた方は、自分の中にある成功の定義を各自であてはめて読んでもらっていたと思います。

 成功を、イコール事業が大きくなることとした人や、大金持ちになることとした人等、イメージは人それぞれでしょう。

 起業家11人もそれぞれ自分の中での「成功」の定義は異なっているようです。

 自分の中で何をもって、成功と呼ぶかをまずしっかり考えることが、何よりも重要なのかも知れませんね。  

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2007年03月27日

桜の人




先日のインドの本と比較して読むと面白かった、この本。

日・中・米のスタイルを分析しています。


インドはどうという書き方よりも、この本のように比較対象を明示して書く方が、研究という面では優れてくるというのがよく分かりました。
(もちろん、インドの本がダメということではありません。)

一番よいと思ったのは、筆者(キャメル・ヤマモトさん)が自分の分析があくまでステレオタイプな分析だときちんと認識されていることです。

ステレオタイプな分析といえば、血液型や星座で性格を分析するものが思い浮かびますが、この本で書かれているのもその程度を出るものではないということを分かって書いているから、すばらしいのです。

血液型分析って結構当りますよね。
この本の分析も結構当ると思います。


ただ、血液型がB型だから、この人は絶対あまのじゃくだ!と最初から決めつけて、接することもあまりありませんよね(私の周りのB型は、ほとんどあまのじゃくですが。私も含めて(笑))。


その辺の使い分けができることを前提に、読める人にとっては、とても役に立つ本だと思います。
面白いですよ!  

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